第三話

第三話 カシマの里


導入 王の召喚

PC達一行は王代カイン=セド=ペリエから呼び出しを受ける。4ヶ月にも及ぶ綿密な調査の結果、リカーテ=キラが魔族だったのではないかという疑惑があるらしい。また、その魔族が雷絶霊石を狙っていたことから、その加工方法や特性に関する調査のためにマク王国末期にフェイランドに亡命してきたカシマ人の末裔が住む王族直轄領、カシマの里に調査に行くように司令を受ける。

 王代「リカーテは魔族かもしれないという調査結果がある。
 奴が動向を気にしていた雷絶霊石というものがどういったものか、
 有効な活用法について早急に調査をせねばならない。
 前回リカーテと接触したクィントにはカシマの里へ行って調査をしてもらいたい。
 勇爵村の諸君にも調査の協力をお願いしたい」

第一幕 カシマの里

カシマの里についてはこちら
里に到着すると、里長フランシス=カシマより簡単な里の紹介を受けたあとに宿屋にて一泊する。
里に向かう前に、前回もらっていた雷絶霊石のインゴットは5つに分割してもらって、調査に使えるようになっている。
カシマの里は思ったよりも広く、一日あたり、一人一箇所の調査が精一杯であることが分かる。
里長からの説明を聞いた限り

・里長(の家)
・濃厚地帯
・鍛冶場
・カシマノヤシロ
・宿屋
・温泉
・学問所
・書庫
・古戦場

あたりが調査の対象になりそうだと見当をつける。

1.1 調査1日目

さっそく一日目の調査を開始する一行。ビル、トゥウの二人は地元の人から情報を得るために温泉に向かう。
カシマの里ではかつてカシマ戦役とよばれる魔族との戦いがあり、当時の様子を示した文献が書庫にありそうだということ、そして雷絶霊石で出来た刀が奉納されているであろうことを教えてもらう
学問所に向かったナビィだったが、そこにいたゼン師範は雷絶霊石については何も知らなかった模様。というよりも魔族との戦のために里の主要な人間はみな出払っており、情報を持ってそうな人間は少なそうであることが分かる。
里長のもとに向かったクィントもヤシロに奉納された刀についての情報をもらい、里長のはからいで実物を見せてもらえるように取り計らってもらうことを約束する

ビル&トゥウ:温泉
 ビル: エスタ・ラウ出身の旅人と会話。魔族との戦について古文書があるのでは。
 トゥウ: 里人と会話。ヤシロに刀があるのでは
ナビィ:学問所
ゼン師範: 雷絶霊石なんぞ知らん。
クイント:村長宅
 刀:ヤシロにあるので神主に話をしておく
 リカーテ: リカーテについては知らないが魔族についての情報なら書庫にある。
 ただ古カシマ語がわからないと読めないし読める人も出払ってしまっている。

1.2 調査2日目

前日の調査からヤシロにある雷絶霊石のカタナの実物を確認しに行こうかという話となり、全員でヤシロに向かう。
ヤシロの管理をしている管理主に案内されて折れた刀を拝見する。
カタナの銘は波太刀”ハバタチ”。過去のカシマ戦役で実際に使われたカタナであることが分かる。
調査の結果、たしかに雷絶霊石で出来ているらしいこと、現在は魔力や霊力を宿していないことが分かる。
このカタナはさらに昔にあったという方な天穂切”アマホギリ”というカタナを模倣して作られているらしいことも分かるが、
どちらのカタナについてもその詳細は調べることが出来なかった。
カタナについて他に里の中で詳しい人がいないか調査をすると、鍛冶屋の息子であるカイトという青年が良く来ているらしい。
彼はハバタチを作った刀鍛冶の子孫だということも教えてもらえる

全員: ヤシロ 
管主登場。
ヤシロの中で折れた刀を見せてくれる。銘は波太刀(はばたち)。
シバから移り住むより昔前に作られた。
冶金の結果は雷絶霊石ぽい。折れた理由は過去の戦で使われたとか。
詳しくは書庫か鍛冶場で。
波太刀は天穂(あまほぎり)のコピー。天穂切はシバ王国にあるかもしれない、という話
ビルとクイントが見た感じ 実用品の刀&実際になにかを攻撃したっぽい痕>波太刀
魔法はかかっていない。神主も喜んでいる。
波太刀の刀鍛冶の子孫のカイト君がよく見に来る。

1.3 調査3日目

全員で鍛冶場に向かう。
カイト家の鍛冶場に向かうものの、そこにカイトの姿はなかった。
代わりに応対したソウタという男はカイトの父親であると自己紹介する。
彼はカタナの製作には興味がなかったため、刀鍛冶であった先代と対立して現在の鉄砲の弾丸作成の仕事を始めたらしい。
そのため、当時はあったであろうカタナの製法については何一つ継承していないという。
それに対して、カイトは先々代になついていたとのこと。
カイトの行方を確認するも、昨日から姿を見ていない上に、立ち寄りそうな場所の心当たりもないらしい。
ここで得られる情報は他になさそうだと帰ろうとする一行に対してソウタは霊石のインゴットの欠片が欲しいという。
調査に使えるかもしれないと、欠片を渡すことに一行は同意する

そして次の日、クィントの姿がなくなっていることに一行は気づくことになる

全員: 鍛冶場 
ソウタ・カナジ(39): 刀に興味がない。刀鍛冶だった父に反発して独立。父はすでに他界。
インゴット渡して調べてもらう。
カイトくん(19)は昨日から見てない。
カイトくんはじいちゃんの子
その日の夜
知覚判定を強いられるPCたち。 -> 成功度の低いクィントが吊るされる。
朝起きると、クィントがいない

1.4 調査4日目

クィンとがいないことに気がつく一行。相談の結果、それぞれ分かれて調査を継続することに。
トゥウとナビエはこれまでの調査に加えて、カイトおよび失踪事件の心当たりが無いか、里の人間に聞いて回ることに。
古カシマ語を読むことのできるビルが書庫の調査に向かうことに。
トゥウは里長と会話をするがカイトおよび失踪事件について特に分からず。
また、里長がインゴットの欠片を欲していることが分かるが、肝心のインゴットを持ったクィントが疾走しているため対応できず。
書庫に向かったビルは目ぼしい読み物をいくつかピックアップするものの読み込むには時間がかかりそうだと判明する。
初日は魔族についての文献を調査する。
魔族と呼ばれる存在はさらにその配下として配下の人間である魔神やモンスターである魔獣を使役していることが分かる。
カシマの里の北西側にある古戦場でかつておきた魔族との戦い、カシマ戦役。その戦いで魔族の使役されていた大型魔獣バグザブネーという名で知られていること。そして勇者の血を引くものは魔族の金色の瞳を判別できるらしい。
鍛冶屋に向かったナビエだが、トゥウと同様にカイトや失踪事件についての詳しいことは分からなかった。鍛冶屋のソウタは昨日預かったインゴットを弾丸に加工したが、やはり鉱石に宿っていた魔力は失われていた。弾丸はナビエが預かることに。

一方その頃、クィントは何処ともしれぬ暗闇の中で気がつく。自分が吊るされていること、アイテムの類が奪われていることに気がつく。その彼にどこかからか伸びてきた触手のようなものが迫ってくる。必死にソレを押し止めるクィント……。

その晩、トゥウがさらわれてしまう。

トゥウ        →里長
クィントがいなくなったが最近失踪事件とかなかったか
-> カイトくんいなくなったね。父親と喧嘩してたね。
...ちなみに、インゴットを持っているようだね..分割して渡せると聞いているが...
-> なんで
 -> 興味があって
   -> 嘘発見
     -> ニヤニヤしているが嘘ではなさそう「ベッドで旅をしたい」
ビル        →書庫
ビル
   書庫の書物(全部、古カシマ語)
・カシマ戦役
・カタナ
・カシマの里の歴史
・魔族について
 魔族 .. 金色の瞳をしているらしいがそれがわかるのは勇者の血を引く者
 魔人 .. 魔族配下の人間
 魔獣.. 魔族配下の獣
 第二次魔王討伐戦の時 魔王の斥候部隊が各地で暗躍
  そのうちの一人がフェイランドに来ていてカシマ戦役で戦って討ち取られた。
    その際大型の魔獣バグザブネーが召喚されとても強い。ツライ。魔族は金色の目をしているらしい。
    ただし、目の色を判別できるのは勇者の血を引く者のみ。
ナビエ     → 鍛冶場
インゴットが5発の弾丸に。失敗作との由。
カイトくんはまだ帰らず。
クィント    → 行方知れず
   ツルに吊されている
   クィント「くっころ」ツルをがんばって押さえて体力-2 
   胸元に潜り込んでくるツル。先端がてらてら光っている。
@宿 勇者の片割れ(ウォーレン)の瞳が金色になってた
   せいかくも入れ替わってた
   宿屋で情報共有
知覚判定を強いられるPCたち。 -> 成功度の低いトゥウが吊るされる。

1.5 調査5日目

昨日と同じようにトゥウがいないことに気がつく。
ビルはもう一度書庫に向かい、カシマ戦役について調べるが、とくに目立った情報を得られず。
ナビエが古戦場に向かうと、そこには植物のツルのようなもので高所に吊るされたクィント、トゥウ、カイトの姿だった。
彼らを助けようと、近づくナビエの前にリカーテが現れる。彼はナビエを牽制して、彼らの開放と引き換えに、雷絶霊石のインゴットや勇爵村にいるウォーレンの身柄を差し出すように言う。
ナビエは判断を一時保留して宿に戻ることにする

その晩、クィント、トゥウの二人はリカーテと会話をする。
魔族と人間の関係や、勇爵村の土地になにか秘密があるのか、気になることはあるものの、要領は得ず。

その日の夜にビルがさらわれる

朝起きると、トゥウがいない
ビル        →書庫
       1012年ごろ、フェイランドの軍隊が魔族と戦った
ナビエ     →古戦場
       かかしのようなもの?
       クイントとトゥウとカイトが2m以上上にツルでツルされている
       ナビィが近づくと三人とのナビィの間にリカーテが現れる
 トゥウ        →行方知れず
 クィント    →行方知れず
リカーテの条件:
・無条件で一人解放
・残りのインゴットぜんぶでもう一人解放
・ウォーレンを渡せばもう一人解放
一回帰るナビィ
トゥウとクイントは2点ずつ疲労
クイント「目的はなんなんだ」
リカーテ「目的は言えないがきみたちをこうしていることに意味がある」
リカーテ「大事なんだよ、人間はね・・・フフ」
トゥウ「あなたは勇爵村には来れない?」
リカーテ「そう」
トゥウ「なんで?」
リカーテ「わたしが魔族だから、かな・・・」
トゥウ「なにかわかったらメモしておきます」
リカーテ「よろしく」

1.6 調査6日目


翌日にナビエがもう一度、古戦場に向かうと昨日の三人とビルが吊るされていた。
答えを保留するナビエに業を煮やしたリカーテはツルに命じて4人に明確に危害を与えようとする。
ナビエは無条件開放の条件でクィントを、クィントはインゴットの残りと引き換えにトゥウを開放する。
開放されたトゥウは手持ちのナイフでツルに攻撃を試みると、あっさりとツルからビルを開放することが出来た。ビルも呼び出した格闘家の助けを借りてカイトを助けることに成功する。

続いて、リカーテが呼び出しておいた魔物と戦闘になるが、リカーテは手に入れたインゴットを持って早々に逃亡する。魔物も一行の活躍により危なげなく退治される。

終幕 帰還命令

王代よりの帰還命令を受けて一行は王都に帰還する。
調査内容を王代に説明すると、雷絶霊石をシバ王国より輸入する算段をたてるという

宿屋に帰って回復
   GM「なにかひとつ書庫で調べられる」
   ビル:カタナを調べる⇒片刃の曲刀である/刀の歴史(剣への移行により廃れた)//
威力は高いが折れやすい/波太刀はカシマ戦役のときに魔族との戦いで折れた/波太刀は尺の長い刀
魔族の力を無効化して斬ることができた
捕まっていたときのリカーテとの会話を共有
里長に勇爵村をプッシュ
王代
「雷絶霊石はシバ王国と交易して手に入れよう」

アフターセッション

CP: 3点取得
真なる力2/LV1入手: 効果は次回までにGMより通達

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最終更新:2021年04月25日 07:43
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