企業能力

企業作成ルール 能力編
概要
企業PCのデータは妖魔夜行のデータセットで作成する
企業は350CPを自由に使用し、50CPを企業業種ごとの固定セットを選択して取得する

プレイヤーは1シーンに1回、PCのデータの代わりに企業のデータで対応することが出来ます。
例)反応判定をするさいに、PCの代わりに企業の反応修正を使って判定する

350CP使用手順
妖魔のルールブックにそって、以下の手順での作成を推奨する
注:妖怪基本セットのような基本セットはありません
 代わりに50CP追加分で業種セットを取ります
企業能力は妖力に相当するビジネスモデルと妖術に相当する特許技術の2つに分類される

ビジネスモデル


1,第一印象
企業の反応修正を決めておくことで、PCの代わりに反応修正を適用することが出来ます。
あなたのコトを相手は知らなくても企業のことは知っているかもしれません
反応修正 ±1ごとに(5CP) 対象を絞ることで限定をつけてかまいません。
例)特定業種の人間のみ、女性のみなど
2,基本能力値
各能力値は人間PCと同じように作成します。ただし、以下の能力値の取得には個別のルールを参照して下さい
2-1,追加体力(影響力の増加)
妖魔夜行の追加体力表を適用して下さい
また、妖魔夜行どおりの制限が適用されます。再掲しておくと
  • 上限は資金力x5orHPの低い方
  • 50以上の影響力を持つ場合、「3,企業規模」に掲載された巨大化を取得して下さい
    • 50以上の影響力の20ごとに巨大化1Lvが必要です
2-2,追加HP
0.5CPごとに追加HPを取得できます。
追加HPの上限を生命力の10倍までに制限します(独自ルール)
2-3,追加疲労点(1点/3CP)
ルールブックの通りに処理します
3,企業規模
ルールブックの巨大化、希薄な巨大化は取得できません。
この項目は企業の規模の大きさを意味します。
3-1,巨大(1Lv/3CP)
大きな企業はそれだけの影響力を持つことが出来ます。
必要CPはルールブックの通り3CP/Lです。
巨大な企業はそれだけ目立つ存在です。
巨大な企業に対して調査を行う場合、巨大のレベルだけ有利な修正を得ることが出来ます
3-2、縮小(ルールブック参照)
妖魔夜行での永久に縮小しか選択できません
この企業は非常に少数精鋭のメンバーで構成されています。
新進気鋭のIT企業や投資家集団がこの能力を持っているかもしれません。
ルールブックの通り、この能力を持っている企業は影響力が小さくなります。
(後述する妖術-特許技術-を使えば大企業にも十分なダメージを与えることが出来ますが)
また縮小の能力を持っている企業の調査は難解です
縮小の能力レベルだけ調査に不利な修正を受けます
4,企業形態(妖魔夜行での〇〇の体に相当します/詳細はルールブック参照)
企業がどのように構成されているかがこの項目になります。
例えば古くからある伝統的なエリート企業は個々の従業員が高いプライドを持つことで、
相手企業からの攻撃を受けても、動揺せずに動くことが出来るかもしれません(石の体に相当)
ここでは、いくつか考えられる形態の例を示します。
プレイヤーが思いついたものがあれば、提案して下さい。
基本的には妖魔夜行のルールブックにある妖力から選択して下さい。後は想像力とゴリ押しです。

4-1,エリート企業
厳しい試験かあるいは伝統ある家柄、有名大学の出身など、エリート達が数多く所属する企業です。
彼らは自らの能力と所属する企業に絶対の自信を持っています。そのため、多少の風評被害や
不測の事態にも落ち着いて対応することが出来ます。
石の体(鋼の体、プラスチックの体でも可)相当の能力になり、高い受動防御と防護点を得ることが出来ます。

4-2,群体企業
同じような部署が各地に複数存在する企業です。
(商社や量販店のような類いの企業)
各地の部署がそれぞれ独自に動いているため、通常の影響力を行使した他企業からの攻撃に対しても
全体への影響を最小に抑えることが出来ます(ゲーム的には無効)
ただし、風評被害に対して対処しづらく、影響が非常に大きいです。
(後述するダメージ属性が企業イメージの場合にダメージが倍になります)
ルールブックの空気の体に相当します

4-3,エネルギー企業
宇宙で活動するためにはエネルギー(電力)の存在は非常に重要です
エネルギーはそれ自体が他の企業や組織に対して影響力を持ち、
場合によっては通貨のようにやりとりすることが出来ます
エネルギー通貨の項目も参照して下さい
このエネルギーを生産する企業は資金力に対する攻撃に対して高い耐性を持ちます。
また、相手企業に対してエネルギー供給を絶つことが出来るため、より高い効果を得ることが出来ます
ルールブックの炎の体を想定しています

企業形態は必ずしも取得する必要はありません。
自分のイメージの企業がある場合に例を参考に取得してみて下さい

5,防御能力
妖魔夜行ルールブックP134「何があってもコレなら平気」の章に相当します。
企業データのため、以下の能力は取得できません(無意味なため)
息をしない/飲食不要/えら/酸素不要/真空耐性/水中行動/耐圧
次の能力は取得を禁止します
  • 高速蘇生:妖怪じゃないので……
  • 打撃吸収/反射:ゲーム的にちょっと……。
次の能力は取得可能ですが、制限をつけます
  • 無敵
叩き/切り/刺しの取得は不可とします。
頻度「まれ」のみ。別途企業戦ルールで説明するダメージ属性のいずれかを指定します。
企業技術で攻撃する場合を除き、ダメージ属性は都度、指定が可能であることに注意して下さい。
次の能力は修正を受けます
  • 再生
ターンの概念がないため、1シーン終了時点に下記の点数だけ回復に修正
シーン終了時回復量 10/25/50 (25/50/100CP)

6.調査能力
ルールブック視覚聴覚会話能力については企業が持つ調査能力として取得可能です。
取得条件はそこそこ納得いく説明が出来るコトです
例)自社企業の製品ならIDタグなどを調査することで物品の情報(使用者情報など)を読み取ることが出来る
という設定で無機物との会話(限定:自社製品であること(普通に存在する/3D振って10以下) など
プレイヤーの創意工夫にお任せします

7,攻撃方法
ルールブック「どうやって敵を殴りますか」の章は全部適用外とします。
攻撃回数増加は取得不可。
だって、ルール的に企業を戦闘特化に出来てしまうので、バランス取れないもん

8,移動関係
取得可能とします
人間PCに適用することで飛行したりして構いません。
ロールプレイ的には飛行は自家用ジェットをどこにでも届ける(存在する)とかそういった設定として下さい。
また、移動力増加(よけ増加)も取得可能です

9,その他
魔法の素質のみ取得不可とします。
それ以外の加速などは取得可能です。

10、弱点(活動制限)
-50CPまで取得可能とします。
  • ××がないと生きていけない(存在できない)
例えば宇宙港がある都市でないとその企業は活動できない(してない)
など、企業の活動に制限を得る場合に取得できます。
この弱点を持つ企業がそのシーンに登場できるかは事前に決定するか
ランダムに決定する場合は3Dで10以下のどちらかで決定します。
よって、頻度はときどきある以上で考えて下さい
技が使えないなども同様に考えて下さい

  • ××に弱い
ダメージ属性を指定して下さい。
通常攻撃のダメージ属性は都度選択可能のため、頻度は「普通にある」となります

特許技術


妖魔夜行のルールで言うところの妖術です。
  • 攻撃系
ダメージを与える技術は同じ企業との戦いにしか使うことが出来ません。
(PCに対して攻撃することは出来ない)
基本ルールに乗っ取り、叩きの1Dダメージごとに6CP必要です。また、射程は無効(無限大)です。切りや刺しに相当するように増強が可能です
ダメージ種別は適当に命名してください。

ダメージを与える以外でも、相手に害を及ぼすたぐいの技術は企業戦専用です。
ダメージを与えないもの、たとえば「化ける」などはPCに使うことが出来ます。
グレーゾーンの技術についてはGM相談とします

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最終更新:2020年07月12日 08:56
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