IR (Investor Relations)
企業が投資家に対して財務内容や業績などの企業情報を公開して自社への投資を呼びかける広報活動。投資家向け広報。
CSR (Corporate Social Responsibility)
企業の社会的責任。企業が利益だけ追求するのではなく、組織活動が社会へ与える影響に責任を持ち、あらゆるステークホルダーからの要求に対して適切な意思決定をすること。慈善事業(寄付など)ではない。
企業理念
企業や組織の目的や存在意義について、短くまとめたもの。経営活動の基本となる行動指針、価値観と使命。経営理念の内容は行動規範的なもの、経営の成功のための鍵や経営姿勢を示すもの、企業の存在意義を示すものなどいろいろな形で表現される。
経営目標
企業理念を実現させるための目的。数値化されるもの・されないものがある。数値化されないものとして、例えば意識改革、XX運動の徹底、多能工化などある。特に社員のやる気の啓蒙、研修、作業者の能率向上など人の意識、能力に関わるものがある。
経済学では、単一目標論と多目的目標論、鋭利経済説(アンゾフ)と制度維持説(ドラッガー)が詳述されている。
減価償却
企業会計に関する購入費用の認識と計算の方法の一つ。長期間にわたって使用される固定資産の取得(設備投資)に要した支出を、その資産が使用できる期間にわたって費用配分する手続き。
有価証券報告書
金融商品取引法で規定されている、事業年度ごとに作成する企業内容の外部への開示資料。略して有報(ゆうほう)と呼ばれることもある。
内容は以下の通り。
- 企業情報
- 企業の概況
- 事業の状況
- 設備の状況
- 提出会社の状況
- 経理の状況
- 提出会社の株式事務の概要
- 提出会社の参考情報
- 提出会社の株式事務の概要
- 監査報告書
決算報告書
正式には、「事業報告及び計算書類」といい、「決算報告書」という正式名称の書類はない。一般的に会社法に定める事業報告および計算書類を指すもの。違いは根拠法令。一般的に、有価証券報告書の方が情報量は多い。
- 有価証券報告書
- 根拠法令:金融商品取引法
- 作成義務:50人以上に公募した会社
- 決算報告書(事業報告及び計算書類)
RoHS
RoHS(ローズ、ロハス、ロース)は電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令である。2003年2月にWEEE指令と共に公布、2006年7月に施行された。
RoHS指令は環境汚染物質の拡散に対する有効な対応策であると評価がある一方、有効性への疑問や施行に対する問題点が挙げられているのも事実である。
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最終更新:2011年12月06日 14:37