ライブが終わり、白瀬狐と月見里月見は色とりどりの応援のライトに照らされる。
「つきみんとー!」
「白瀬狐の」
「ライブに来てくれてありがとうー!」「ありがと」
「白瀬狐の」
「ライブに来てくれてありがとうー!」「ありがと」
明るいけど優しさを感じる声のほうが月見里月見、通称つきみんで、淡々としてるクールな方が白瀬狐。ライブを終えたことで、つきみんの髪色は白くなり、ウサギ耳がついており。白瀬狐も、元々の白髮に、狐耳がつく。
この二人は研究員の影浦静を通じ仲良くなり、神話体に民話や伝承出身であり、あまり属していないこともあり、仲良くなり時折共同ライブ&共闘を行う仲だ。
そして今回のライブは、近くで龍が暴れており、その前段階として、ライブをし神降ろしを行うことだ。
「じゃあみんなーつきみん達は龍の討伐にいってくるけどついてこないでね。危険だからもしも、みんなが怪我すると困っちゃうから」
その後二人は、ステージから飛び降りて、ものすごい速さで飛ぶように夜の街を駆けていった。
「きつねー爆弾は」
「ある、大丈夫」
「今回の作戦はーしずか姐の言ってた杵で爆弾ぶっ飛ばして当てるでいいんだよねー?」
「ある、大丈夫」
「今回の作戦はーしずか姐の言ってた杵で爆弾ぶっ飛ばして当てるでいいんだよねー?」
そんな作戦会議っぽい話をしつつ駆けていくこと数分後。
中を浮く、D級相当の龍がいた。白瀬狐と、つきみんは、空を見上げる。
「あれだねー」
「爆弾、出す。当てるのはおねがい。」
「もっちろん!つきみんがやっちゃうよー!」
「爆弾、出す。当てるのはおねがい。」
「もっちろん!つきみんがやっちゃうよー!」
白瀬狐は、お手製爆弾を懐から取り出す。白狐の、権能は、産業全般。彼女が少しでも作成に携わることでその道具に、龍特攻もつけることもできる。他にもある程度の物理改変、威力上げ、下げ等もできる。そして、つきみんは、それに思い切り杵を当てて天に龍をめがけて飛ばした。龍は当てられたことに怒り、口を開け、こちらへ向かってくるけれど、
「次出す」
「まっかせてー!」
「はい、つぎ」
「まっかせてー!」
「まっかせてー!」
「はい、つぎ」
「まっかせてー!」
連続で向かってくるよりも前に飛ばされる爆弾の旋風や、飲み込んだ爆弾が起爆して、ついには、龍は墜落した。少々周りの建物も、爆破されかけ、ガラスが割れたりているが………研究所の予算から落ちる範囲だろう。
「倒せたねー!」
「そう、解体しないと」
「だねー!やっちゃおう!」
「そう、解体しないと」
「だねー!やっちゃおう!」
そうして、倒せた龍の、解体を始めるのだった。