【名前】コルドロード
【モチーフ】大釜、大蝦蟇
【危険度】D
【全長】3メートル(尾を含めると7メートル)
【体重】6トン
【主な能力】煮沸硫酸ミスト散布
【モチーフ】大釜、大蝦蟇
【危険度】D
【全長】3メートル(尾を含めると7メートル)
【体重】6トン
【主な能力】煮沸硫酸ミスト散布
一対の翼を持つ丸々としたヒキガエル型の龍。背部が隆起し、釜のように中央が窪む。翼はこの背釜を左右から閉ざす蓋として発達している。先端に開口部がある尾を持ち、これをゾウの鼻のように用いて背釜内の液体を出し入れする。背釜は本種の意思で下部を加熱することができ、普段は棲息地であるカメルーン北西部の亜滅地に自然湧出する濃硫酸を蓄え、熱している他、繁殖期になると水に入れ替え、内部で卵を孵して幼生を養育する。これらは本種の生態的地位が低いため、外敵への抵抗や幼生の保護に貢献しているものとされる。
繁殖期が過ぎて幼生が変態し、自立できる頃になると、バジリスクが繁殖期を迎え、サハラ砂漠を縦断して本種を襲撃する。これは、バジリスクの幼体が本種をほぼ専食するためである。この襲撃によって本種は個体数を大きく減らすが、生態行動として外敵から縄張りを守護するために硫酸の霧を散布する本種の個体数が増えすぎると広範囲に酸性雨の被害が及ぶことが予想されるため、古来よりこのようにして環境の均衡を保ってきたものと思われる。
戦闘能力はさほど高くない。尾の先端から液状、霧状の熱濃硫酸を放出するが、肝心の尾の可動域が狭く、前方に向かないため、硫酸の放出中は相手の位置を確認することができず、回避は容易。吸霊能力も持たない。
繁殖期が過ぎて幼生が変態し、自立できる頃になると、バジリスクが繁殖期を迎え、サハラ砂漠を縦断して本種を襲撃する。これは、バジリスクの幼体が本種をほぼ専食するためである。この襲撃によって本種は個体数を大きく減らすが、生態行動として外敵から縄張りを守護するために硫酸の霧を散布する本種の個体数が増えすぎると広範囲に酸性雨の被害が及ぶことが予想されるため、古来よりこのようにして環境の均衡を保ってきたものと思われる。
戦闘能力はさほど高くない。尾の先端から液状、霧状の熱濃硫酸を放出するが、肝心の尾の可動域が狭く、前方に向かないため、硫酸の放出中は相手の位置を確認することができず、回避は容易。吸霊能力も持たない。