ダッシュ01号・超皇帝(スーパーエンペラー)


【基本データ】

  • ノーマル
●全長127mm ●全幅86mm ●全高47mm
●Item No:18028
●本体価格600円 ●1990年6月27日発売
  • スペシャルキット
●全長127mm ●全幅86mm ●全高47mm(スーパーエンペラーボディ時) 
●Item No:94667  
●本体価格1,100円 ●2008年8月30日(土)発売

【本体内容】

シャーシは黒のTYPE-3
ギヤ比は6.4:1と5:1の2種類がセット。
ホイールはホットショットと同規格だが、デザインが漫画版に準じている(小学館の「ミニ四駆[最新版]全カタログ」ではなぜかホットショットタイプのホイールになっている)。
但し漫画版やアニメではオレンジ色だったのに対し、キットでは白。
タイヤはスリックタイヤ。
ステッカーも原作やアニメとデザインが違う・・・

後にD.D.のボディとセットになったダッシュ01号・超皇帝(スーパーエンペラー)スペシャルキットが発売されている。
こちらは、シャーシの素材がポリカABSに変更されている。

【漫画、アニメでの活躍】

主人公 四駆郎の三代目愛車。
当初は所有者が決まっておらず、ニューマシンを欲していた四駆郎が皇 快男児に勝負を挑み、手に入れた。
↑のため、当初は皇が駆っていた(この時はまだボディに色が無かった)。
ちなみに勝負の場所は合宿先で偶然見つけた旧日本海軍のドッグ内にあった大和級(と思しき)戦艦の上w
でもあそこまで完成された大和級があるとかおかしいと思うんだよね、歴史的に考えて。
弾薬庫になぜか戦車あるし(旧日本軍は陸と海で仲が悪かった:
ただし日本海軍も特二式内火艇を開発するまでは陸上作戦用に陸軍戦車を運用していたので、
それまで発見されなかった秘匿基地と言う事を考えれば、何らかの特殊作戦用に温存していた可能性もある)
まぁミリオタ気味のザウルス先生の趣味丸出しの話なわけだwww
(ダッシュ軍団やダッシュボーイ天のマシンのネーミングやデザインなども兵器からとったものが多い)

特徴として自動変速機構「スーパーVシステム」を搭載。
Vシステム、とはVベルトを使用していることからきている。
つまり、スーパーVシステムは今で言うCVTの一種であると思われる(単行本ではVマチックと呼ばれている)
ベルト式無段変速機は、従来のあらかじめ用意された数種類の変速比(ギアの組み合わせ)を切り替えて選択する多段変速機と異なり、
連続的に無段階で変速比を変更できる構造をもつ変速機である。
本来は回転数と出力に一定関係があるエンジンからエンジン回転数によらず効率よく希望の出力を取り出すための機構とされる。
変速時(ギヤチェンジ)の際のショック(変速ショックと呼ばれる)がなく、スムーズな走りができ、燃費も向上するとされている。
しかし、ギヤの組み合わせではなく、摩擦により動力を伝達する方式であるため歯車式の変速機より駆動力のロスが多いというデメリットも存在する。
アニメ版では普通の歯車式変速っぽかったが、あの狭いなかにどうやってクラッチや多数のギヤを収納していたのか謎。
ちなみにアニメ版と原作版ではマーキングデザインが全然違う。まァあの四駆郎カラーは手書き作画じゃ面倒か。

全国大会準決勝では四駆郎がエンペラーを使用したため、代わって白鯨亭のムサシが駆っていた。
シャーシのみ、後に源太の恐竜(ワイルドザウルス)のレース仕様マシンとして受け継がれる。

コロコロ アニキにて武井 宏氏が描く続編「ハイパーダッシュ! 四駆郎」5話にもホライゾンから始まる系統樹の中に描かれている。

【VIP内での評価】


【公式ページ】


【備考】

ミニ四駆PROにて新設計ボディ版スーパーエンペラー(MSシャーシ)が発売された。
また、このTYPE-3版のボディを流用し、シャーシをS2に変更したスーパーエンペラー プレミアムも登場した。



最終更新:2017年03月24日 20:04