ヒルダ:ストーンパワー

The real warrior is here!!
真の戦士は、ここに居る!!

スキル 冷却 消費MP 効果
ブレスオブワイルド
(パッシブ)
アンブッシュにいるとHP回復速度がアップしシールドを生成する。シールドはアンブッシュから出て5秒間継続しHP上限の10%を吸収する。(アンブッシュにいる間はシールドが自然消滅することはない)この効果は10秒毎に一度発動する。
自身のHPが30%以下になると、回復効果がアップする。この効果は120秒毎に一度発動する。
コンバット
11.0 3秒間自身の移動速度+30%。次の通常攻撃時に200/230/260/290/320/350(+100%合計物理攻撃力)物理ダメージと減速効果を与える。対象の背後の敵に120/138/156/174/192/210(+60%合計物理攻撃力)物理ダメージを与える。
ハンティングアート
11.0 対象に最大3回の追撃を放つ。2回目の攻撃は周囲の敵にダメージを与え、3回目の攻撃は対象とその周囲に極僅かな撃退効果を与える。毎回120/150/180/210/240/270(+90%合計物理攻撃力)物理ダメージを与える。
ワイルドパワー
35.0 対象に飛びかかり700/800/900(+200%追加物理攻撃力)の物理ダメージと極短時間のスタン効果を与える。周囲の敵には60%の物理ダメージを与える。
ヒルダがキルまたはアシストする度にパワーワイルドのスタックが溜まっていき、1スタック毎にワイルドパワーのダメージが+40/+60/+80、合計10スタック溜めることが出来る。スタックが最大になるとダメージ+80/+120/+160、物理貫通40%を得る。

目次



考察

移動速度アップや連発スキル、超火力スキルとバランスの良いスキルセットのファイター/タンクヒーロー
パッシブを活かすことでジャングルでのファームが非常に安定し、アンブッシュをうまく活用することで殴り合いに競り勝つ事もできる。
泥臭く相手を追い回しアンブッシュを利用した回避・殴り合いを発生させ、超高火力のスキル3を狙った相手に当てて有利を作っていこう。

長所
  • スキル1の移動速度アップによる追い性能及び逃げ性能の高さ
  • スタックがMAXになった時のスキル3の驚異的な火力
  • パッシブによりジャングルの周回が非常に安定する
  • 同じくパッシブにより、アンブッシュ内の殴り合いが強い
  • ウォークラフトに出てきそうなかっこよさ

短所
  • 序盤の火力が低い為、ソロキルを狙うのが難しい
  • 同じく序盤の火力の問題で、ジャングルの周回が早いとは言えない
  • スタックを溜めなければスキル3が非常に弱いため、序盤からローミングに力を入れる必要がある
  • 追い性能が高いため、一人で突っ込みすぎないように味方との距離を常にマップで把握しておく必要がある



スキル説明・解説

パッシブ ブレスオブワイルド
ヒルダの粘り強さの全てはこのパッシブに起因すると言っても過言ではないだろう。
アンブッシュ内での回復速度が非常に高く、シールドも発生するため、ジャングルファームが安定し1vs1での殴り合いは有利を取れる場合が多い。
しかし、結局は防御力・ヘルスがあって活きるパッシブなので最低限の防具は積んでおきたい。
スキル1 コンバット
ヒルダの機動力、ガンク性能、逃げ性能を引き出す源とも言えるスキル。
地味な減速効果のお陰で追い打ちがしやすくなり、味方のキャリーを生かすための殿を務めることもできるようになる。
3秒間の発動によって長距離を走り回ることができるので、敵集団に追われている時はアンブッシュでタゲ切りをしながら逃げるように心がけると生き残ることができるかもしれない。
スキル2 ハンティングアート
低火力だが、発動後数秒の間にタップすると再度発動し、最大3回の発動ができる。
発動の合間に通常攻撃をしっかりと挟むことで地味に火力を上げることができるため、スキル2→通常攻撃→スキル2→通常攻撃…というタイミングを覚えよう。
1回ずつの発動がスキル発動という扱いを受けるため、トールハンマーエンドレスバトルと言ったパッシブ効果とも相性が良い。(MP上昇が無駄にはなるが。)
これらのパッシブの効果をうまく活用することで火力が低い序盤~中盤でもある程度の火力を確保できるだろう。
3回目の発動時には極短距離の撃退効果があるため、ティグラルロイングールドのスキル3を中断させることもできる。あまりそのような場面は無いが、覚えておいて損はないだろう。
スキル3 ワイルドパワー
ヒルダの高火力を支えるスキルであり、このスキルのスタックをいかに溜めるかが、序盤~中盤の動きの要になるだろう。
スタックが溜まる毎に威力が増していくため、序盤から積極的にローミング及びガンクを仕掛け、キルまたはアシストを重ねていくかが重要だ。
ただし、キルやアシストに目がくらみ、成功率の低いガンクを敢行し返り討ちにあってしまうようなことになると本末転倒なので注意したい。
終盤でしっかりとスタックを溜めている状態であれば、このスキルだけで防具を積んでいないメイジ、アサシン、ハンターに致命的なダメージを与えることができる。
スキル1で走り込み、スキル3を撃ち、減速効果を与える、という動きで味方も合流しやすくなるので、集団戦でのキースキルになるのは間違いない。
『スタック』という書き方をしているが、スキル3が未習得の時にキルやアシストを取ってもスタックが溜まるので安心して欲しい。
余談だが、ロードや亀、ジャングルモンスターにも使うことができるので、ロードを早く終わらせたいときなどに使っても良いだろう。


ビルド考察

1.2.13アップデートにより、ヒルダのシールドがアンブッシュ内では消滅しなくなったので防御性能が格段に上昇。
強化されたメイジ達に対してもレーン戦で引けを取ることが少なくなった。

とは言ったものの、やはり強力な攻撃に耐える為には防具をしっかりと積む必要がある。

相性の良いアイテムの一覧は以下の通り。
(ビルド例だけ見たい人はこちら


武器

連発が可能なスキルセットと相性の良い武器パッシブを持つ。武器を1つ積むオフタンクビルドならば最有力候補だろう。
スキル3でモリっと回復できるよう、スキル3を撃つ相手はメイジ、ハンターなど防具を積まないヒーローに絞ると良い。

スキル→通常攻撃→スキル→…と刻むことができるので武器パッシブを活かすこtができる。
地味な物理吸収もギリギリの所でありがたみが分かるかもしれない。武器を複数積むならば候補の1つ。

アップデートにより、物理攻撃力+170というとんでもない性能になった脳筋ブレイド。
ヒルダのスキル3は、スキル説明の数値の他に(現在の武器攻撃力)×2の物理ダメージが追加される。
これを積むだけで340のダメージが追加されるので火力が一気に上昇する。武器を複数積むならば候補の1つ。



防具

タンクという役割を持つので相性の良い防具の一つ。
HP上昇と物理防御アップ、敵の攻撃を下げるパッシブとかなり相性が良い。
また、『+30HP回復』という地味な回復力アップがヒルダのパッシブとシナジーを持っている。
迷ったら積んでいい物理防具の一つ。


相手にハンター、ロジャーフレイヤ趙雲など、通常攻撃主体のヒーローが多い時はこれを選ぶと良い。
性能はシンプルで、防御アップとカウンターのパッシブのみ。
物理防御力+90は驚異的な数値で、デモンズアドベントとこれを積み、パッシブを活かしながら動くことで、物理火力のヒーローに対しては驚くほど固くなる。


何と言っても防具パッシブが優秀で、スキルを連発しやすいヒルダとは非常に相性が良い。
スキル1に減速、スキル3にスタン、スキル2に撃退効果を持つヒルダがトールハンマーを持つと減速をかけ続けながら一生張り付いてくるおばおねえさんと化す。
上記2つの防具と比べると些か防御性能が劣るが、しっかり張り付いて追いかけるような動きが得意な人はこれを積むと良いだろう。


ヒルダのパッシブと防具パッシブのシールドによってアンブッシュ内ではHPゲージの1/3程がシールドゲージになる。(強い)
シールドだけではなく防御数値も優秀で、『+20HP回復効果』という地味に嬉しいステータスも。
魔法防具を積む際の最有力候補となるだろう。


ヴァルキリーブレスよりも防御性能は劣るが、パッシブのHP回復効果がヒルダのパッシブと相性が良く、アンブッシュ内での殴り合いが非常に強力なものになる。
冷却短縮10%や+35HP回復効果と、地味に優秀なステータスが揃っている。
2つ目の魔法防具としての候補その1。


防御的なパッシブは持ち合わせていないがとにかく安いのが特徴。
安さの割には+920HPと+50魔法防御と非常に優秀なステータスで値段あたりの防御性能では他の追従を許さないほど。
持続ダメージを与えるパッシブも、相手に粘り強く張り付くような動きをするヒルダとは相性が良い。
2つ目の魔法防具としての候補その2。


元々粘り強いヒルダが更に粘り強くなるため、敵の攻撃を自分に集中させ、その間に味方に攻撃してもらおう。
混戦で死んでしまうと離脱が難しいが、アンブッシュ内で倒れることができれば、パッシブの『HP30%以下でHP回復効果アップ』という効果を発動させることができるので、スキル1の移動速度上昇を利用すると意外と離脱できることもある。
基本的にタンクとして攻撃を受けることになるので可能な限り生き残って妨害をするのが役割だが、相手に複数の高火力ヒーローがいる場合は積むと良いだろう。
2つ目の魔法防具としての候補その3。


ブーツについて
基本的にブーツはタフブーツウォリアーブーツラピッドブーツサイレンスシューズウィザードシューズの中から選択することになる。
好みによって別れるので好きなものを選んでも良いが、それぞれを積むと良い場面を挙げていく。

相手にメイジが多い時やナナオーロラなど減速を頻繁にかけてくるヒーローがいる時。
ヒルダの機動力が損なわれる可能性が高いため、これを装備して少しでも動きやすくしよう。


相手にハンターなどの通常攻撃メインのヒーローが2人以上いる時。
3人以上いる場合はこれを装備しなければ防御力が足りなくなる可能性がある。


元々機動力の高いヒルダに積むことでレーン間を積極的に走り回る事ができるようになる。
スキル3の性能的にも序盤からアシストやキルを取りに行きたいので、序盤から強いヒーローが味方にいればそこのレーンに加勢に行き、キルを狙っていこう。


ヒルダのパッシブであるHP回復効果を更に上昇させる相性の良いブーツ。
アンブッシュ内で戦うように動くことができればこのブーツだけでもかなりの硬さを体現できる。


HP上昇効果と、アシストにより追加ゴールドを生むパッシブが優秀。
序盤からキルに関与していくような動きをしていく人と相性が良い。


ビルド例

ここではランキングやマッチングでAmyDollが使用しているビルドを紹介する。



相手の編成によって多少の入れ替えはあるが大方このビルドで使うことが多い。

あくまで参考までに。


立ち回り考察

ヒルダの最も活躍できる時間帯は中盤~終盤である。
つまり序盤のうちはレベルを上げたり装備を整えたりする時間帯なのである。

がしかし、スキル3の性質上、序盤から味方と一緒に動き、1つでも多くのキルまたはアシストを稼がなければ終盤でのダメージを出すことができない。

そこで、試合開始直後はしっかりファームに専念し、武器を一本完成(もしくはレギオンソードなどのステータス補正が強い中間装備を完成)させてからは各レーンに走り回り、キルまたはアシストをもぎ取っていくのが大事になってくる。
マップをしっかり見て、スキル1で走り回り、アンブッシュから飛び出し奇襲をかけ、味方と共に敵を倒すようにしよう。

味方のレーンに奇襲をかける時は自分が飛び出すタイミングで『攻撃(Want attack!)』のチャットを送ってあげよう。これをするだけで味方もタイミングを合わせやすくなるはずだ。

また、序盤で奇襲をしかけるレーンとしては、
  • 敵がレーンを押していて自タワーの近くまで迫ってきている
  • 序盤から強い味方(オーロラブルーノなど)や拘束・キャッチ能力が高い味方(趙雲ルビーなど)がレーンを張っている
  • ハラスが強い味方(ナナライラなど)がいて、すでに敵の体力が半分程度になっている

などの条件が好ましい。

逆に、敵の体力が下がっていなかったり、敵タワー付近で戦っていたり、序盤はそこまで強くない味方がいるレーンに奇襲をしかけても失敗に終わる可能性が高いので注意しよう。


中盤~終盤、装備が整い、スキル3のスタックが最大まで溜まったヒルダは凄まじい単発火力を出すことができる。もしスタックが最大まで溜まっていない場合は可能な限り集団戦に参加してキルやアシストを稼いでいこう。
しっかりと防具を積み終わったヒルダは瞬間で倒されてしまうことはまず無いので、集団戦前のジリジリとした睨み合いからタイミングを読んで飛び込んでいくと良いだろう。敵のハンターにスキル3を当てて致命傷を与えることで集団戦を有利に進めることができるはずだ。

ヒルダは追い性能が非常に高いヒーローである。それ故に、敵を追いすぎた結果囲まれてキルされてしまうということが起こりやすい。
マップや自分の体力を見ながら、追いかけていいタイミングと追いかけたらまずいタイミングを把握していこう。
逃げる相手をキルできないと判断した場合は素直に引くのも戦術である。スキル1やアンブッシュを利用した逃げ性能は非常に高いので、生き残ることを優先して動くようにしよう。


真の戦士を目指して。


著:AmyDoll44
最終更新:2018年04月04日 01:07