変換/Convert
変換([タイプ]) ── [コスト] (あなたはこのカードを、[タイプ]として、
その変換コストで
プレイしてもよい。そうした場合、それは他の
カード・タイプを失う。)
変換([色]) ── [コスト] (あなたはこのカードを、[色]のカードとして、
その変換コストでプレイしてもよい。そうした場合、それは他の色を失う。)
クリーチャー ビースト・スペクター
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トランプル
変換(
オーラ・
エンチャント) ── 1緑 (あなたはこのカードを、オーラ・エンチャントとして、その変換コストでプレイしてもよい。そうした場合、それはクリーチャーではない。)
粗暴な熊の霊魂は、それがオーラであるかぎり、エンチャント(クリーチャー)と、「エンチャントされているクリーチャーはトランプルを持つ。」を持つ。
変換を持つカードは、変換コストを支払うことで、主にカード・タイプを変更してプレイすることができる。
クリーチャー破壊などに対する除去耐性が強くなる他、粗暴な熊の霊魂のように一人二役の
分割カードのような働きをするカードもある。
注意点としては、
実際にプリントアウトして遊ぶときは、分かりやすいよう
反転?カードのように上下逆で出すことを推奨。
第33版以降では
コンヴァニア財団を代表するキーワード能力となり、人気が爆発した。
関連
ルーリング
変換は、その能力を持つカードをプレイすることのできるあらゆる領域で機能する常在型能力であり、変換([性質]) [コスト]/Convert for [quality] [cost]と書かれる。
この性質は通常は
色や
カード・タイプであるが、どのような特性値であってもよい。
- 変換([性質]) [コスト]は、「あなたはこのカードを、このカードのマナ・コストを払うのではなく[コスト]を支払うことで、[性質]であるカードとしてプレイしてよい。そうした場合、それはこの能力により書き換えられた性質に対応する他の性質を失う。」を意味する。
- 変換能力による特性の書き換えは通常、場を離れるかスタック上から場以外の領域に置かれるまで有効である。
- 変換能力で指定されている性質に対応しない特性は保持し続ける。
- 変換を持つカードをプレイすることのできるタイミングは、変換能力を使ってプレイする場合は、それを変換した場合のカード・タイプに依存する。
- 例:34版の「錬金術師の助言」(1493.html)は、通常はあなたがソーサリーをプレイしてよいときにのみプレイすることができるが、変換能力を使ってプレイする場合は、あなたがインスタントをプレイしてよいときならばいつでもプレイできる。
- 変換能力を使ってプレイする場合は、総合ルールrule 409.1b、rule 409.1f-h の代替コストを支払うことに関するルールに従う。
- 変換を持つカードの中には、それが(変換により指定されている)性質を持つかぎりプレイしたり効果を発揮したりすることのできる能力を持つものがある。それらは別の手段によってその性質を得た場合でも効果を発揮する。
- 変換能力を使ってプレイされたオブジェクトは、「変換されている/Converted」の位相を持つ。この位相は便宜的に「変換後」と表記してもよい(英訳は同じConverted)。
- パーマネントは、タップ/アンタップ、反転/非反転、表向き/裏向き、無変換/変換後 の各位相分野ごとに1つの値を持つ。通常、パーマネントはアンタップ、非反転、表向き、無変換の状態で場に出る。
- 呪文は無変換/変換後 のどちらかの値を持つ。この値はスタック上から場に移動したことによっては変化しない。通常、呪文は無変換の状態でスタックに乗る。
- オブジェクトを「無変換/Unconvertedの状態にする」効果は、(それが適用されるオブジェクトを無変換の状態にするとともに)その変換能力による特性の書き換えを無効にする。
- これによりオブジェクトが呪文から土地になった場合、それは依然としてオブジェクトとして扱われ、それが解決される場合、代わりに場に出す。これは総合ルールrule 200.8およびrule 217.6dの例外である。
- あなたが変換できるオブジェクトをコントロールしている場合、常にそのオブジェクトが変換されているかいないかをはっきりさせる義務がある。
- オブジェクトが変換されているかいないかを区別する一般的な方法には、変換されているオブジェクトにコインやダイスなどでマークを置くことなどがある。
(同版の159より。 ◆gRK4xan14w氏作成。)
最終更新:2008年11月29日 07:09