続き → スライム♀×人間♂
人間♂×スライム♀ ◆IyobC7.QNk様
人通りのない林道を青い髪の少女と俺は歩いていた。
隣にいるのは少々たれ目であるが顔立ちの整った美少女である。
スラリと伸びた手足に胸元には大きめの膨らみが布を押し上げ存在を主張している。
背中に垂らした艶やかな髪はまるで一つの塊のように背中から更に流れ地面に届きそうに伸びてきつつあった。
「おい! 髪の毛が崩れてる」
そこで隣を歩いている少女にツッコむ。
「え? ああ、はいっ」
少女が慌てて返事をすると垂れていた髪が元の長さに戻る。
「なあ、やっぱりお前等が人間に擬態するのは無理があるきがするんだが」
「いえいえ、大丈夫です。最初は基本外郭を維持するのも難しかったンですよ。充分進歩してます」
「髪の毛は基本じゃないのか」
「この“け”の部分の塊は動きが複雑で難しいンです。あなたみたいに短いのを乗せるだけじゃ駄目ですか」
恨みがましく俺を見る少女にきっぱりと言い放つ。
「だめ。人間の女の子は皆、伸ばしてるモンなの」
「牝の特性なンですか……私も受動性スライムですから頑張ります」
鼻息荒く誓う美少女の形をしたスライムの隣で、こっそり小さくため息を吐く。
「そろそろ町だからフード被っておけよ」
「はいっ!」
元気の良い声と共に少女の髪がうねり形を変えようとしていた。
「フードは荷物にはいってるから髪はそのまま。変形させない!」
「はい!」
声にビクリと髪を震わせてスライム少女は背中の荷物を探る。
「背中の荷物を髪で探らない!」
更なる叱責にスライム少女は頭を下げた。
「すみません。荷の袋が背面に有りましたから、つい」
「全く……。髪はそのままの形で利用しないように」
「分かりました、気を付けます。それにしても布を身体に巻き付けるのにはまだ馴れませン」
スライムは基本的に全裸だから仕方ない事である。
しかし、だからと言って下手に服まで造らせると時間経過で皮膚部分と服が同化して気色の悪いことになる。
表情を曇らせ渋々フードを被るスライム少女。
初めて逢ったときはツルンとした人形その物だった事を思えばかなり器用になったものだ。
隣にいるのは少々たれ目であるが顔立ちの整った美少女である。
スラリと伸びた手足に胸元には大きめの膨らみが布を押し上げ存在を主張している。
背中に垂らした艶やかな髪はまるで一つの塊のように背中から更に流れ地面に届きそうに伸びてきつつあった。
「おい! 髪の毛が崩れてる」
そこで隣を歩いている少女にツッコむ。
「え? ああ、はいっ」
少女が慌てて返事をすると垂れていた髪が元の長さに戻る。
「なあ、やっぱりお前等が人間に擬態するのは無理があるきがするんだが」
「いえいえ、大丈夫です。最初は基本外郭を維持するのも難しかったンですよ。充分進歩してます」
「髪の毛は基本じゃないのか」
「この“け”の部分の塊は動きが複雑で難しいンです。あなたみたいに短いのを乗せるだけじゃ駄目ですか」
恨みがましく俺を見る少女にきっぱりと言い放つ。
「だめ。人間の女の子は皆、伸ばしてるモンなの」
「牝の特性なンですか……私も受動性スライムですから頑張ります」
鼻息荒く誓う美少女の形をしたスライムの隣で、こっそり小さくため息を吐く。
「そろそろ町だからフード被っておけよ」
「はいっ!」
元気の良い声と共に少女の髪がうねり形を変えようとしていた。
「フードは荷物にはいってるから髪はそのまま。変形させない!」
「はい!」
声にビクリと髪を震わせてスライム少女は背中の荷物を探る。
「背中の荷物を髪で探らない!」
更なる叱責にスライム少女は頭を下げた。
「すみません。荷の袋が背面に有りましたから、つい」
「全く……。髪はそのままの形で利用しないように」
「分かりました、気を付けます。それにしても布を身体に巻き付けるのにはまだ馴れませン」
スライムは基本的に全裸だから仕方ない事である。
しかし、だからと言って下手に服まで造らせると時間経過で皮膚部分と服が同化して気色の悪いことになる。
表情を曇らせ渋々フードを被るスライム少女。
初めて逢ったときはツルンとした人形その物だった事を思えばかなり器用になったものだ。
食事を済ませ宿の部屋に入ると同時にスライム少女は何の問題もなく服を脱ぎ散らかした。
正に陶磁器のように滑らかな肌が露になる。
「こら、草々に脱ぐな。人が来たらどうすんだよ」
「大丈夫です、族長は人間の番なら常時裸でも構わないって言ってました」
胸を張って答えるスライム少女。
「それは偏見だ。俺が変態になる」
「ええっ! 年中発情してるんじゃないんですか?」
わざとらしい程に目を丸くしてスライム少女は聞き返す。
本当につがってやろうか、入れる場所もないが。
「少なくとも俺はしてない」
「単に相手が居ないンじゃなくて、ですか」
言いにくい事をズバッと言い放つ。
「ノーコメントだ。経験はある」
「経験? ああ、複数の個体による増殖行為の事ですね。私たちの場合は互いが分からなくなるまで混ざって、そのまま暫く生活するのから直ぐ分裂するのまで様々ですが、人間は行為にどのくらいかかりますか」
「普通は大体二三時間位だな。……スライムは単性増殖じゃないのか?」
「それだと同じ自分ができる訳ですから新しい個体と呼べないし集合体の勘違いの原因になるンですよね、
感覚の近い同じ動性スライム同士で固まっちゃったり。で、緊急時以外の個体分裂は族長が禁止したんです」
種族の恥だろうにスライム少女は内情をぺらぺらと喋る。
「俺たちとした場合どうなるんだ?」
「さあ? そう云った話は聞きませンね。私たちと人間が交わって新たな個体ができるかどうかは興味深い問題です」
何となく聞いただけだったのだが、意外と乗り気の返事が返る。
「試してみます?」
「新たな個体って言われると妙な感じだな」
否定しなかった俺のつぶやきを肯定として取ったらしいスライム少女が断定的に続ける。
「どちら流にしましょうか」
「とりあえず人間流にしてみますか。くれぐれも途中で溶けるなよ、再起不能になるからな」
「はい! で、具体的に何をどうするんですか?」
理解できたのかは判らないがスライム少女は瞳を輝かせながら元気良く質問する。
「じゃあ、先ずはその体に必要な物を幾つか造らないとな」
「それはどンなものですか?」
「あー、知らないのか。ちょっと待てよ、よしコレだ」
荷物の底から俺の秘蔵のエッチな本を取り出しスライム少女に手渡した。
「それと自分を比べて足りない部分を造れ」
指示しながら自分も服を脱ぐ。
「んー。上半身は未だしも、この下肢の付け根のは難しい形ですね……実際はどんなものですか」
「難しいなら最低限で俺のコレが入ればいい」
極力相手を意識しないようにつたえるが、言葉だけだと殆ど変態である。
「コレですね、ちょっと確認させてください」
言うが早いかスライム少女は指を変形させ、まだ臨戦態勢ではないソレを包み反対の手を
自身の股に指を這わせる。
「妙な形ですね、大きさと長さがこのくらいだから……うン。こんなものですか」
俺のはコレから変化するのだが敢えて教えない。
確認しろとばかりに見せつけるスライム少女の割れ目に指を這わせ内部を確認する。
「どれどれ。あ、色は薄いピンクで奥はもっと滑らせて、もう少し深めでよろしく」
「? 分かりました。色は唇くらいでいいですか」
「うんうん。それで胸のだけど小さめで刺激を受けたら尖る様にできるか?」
「刺激で尖るですね、出来ますよ。色はさっきと一緒でいいですか」
「オッケーオッケー」
少女の膨らみの頂点に淡い小さな突起が出現する。
「こんな感じで良いですかね」
「おおっ! すげぇ」
差し出された胸の弾力性を楽しもうとタッチした瞬間、手のひらに痛みが走る。
「っ! なんだ?」
「刺激を受けましたので先が尖りました」
わざとなのか天然なのかスライム少女は事も無げに返答する。
「トラップかよ、突き刺さってんじゃん。……うん。俺の言い方が悪かった」
「間違いましたか……残念です」
薄く滲んだ血を舐める。
そんな俺を見ながらスライム少女は明らかに悄気ていた。
しかし、すぐに何かに気が付く。
「あれ? あなたにも同じような物が付いてるじゃないですか。どんなものか触らせてください」
ヤバい。咄嗟に身を捩るがスライム少女の両手が胸部に吸い付いた。
「うぉっ! あひゃ。止めろよっ」
ヌルリとした感触に妙な声が洩れたがスライム少女は気にしない。
「ああ、摩ると尖るのではなく突起が出っ張るンですね。理解しました」
「あ、止めちゃうの……」
あっさり解放されて少々残念に呟くが、スライム少女は自身の改造に夢中で聞こえてはいない様だった。
「修正しました、これで同じように反応しますよ。これで準備完了ですね」
尻の穴がまだだけど今度でいいか。下手に突つくと逆に俺が突っ込まれかねない。
「まま、任せて任せて」
問うスライム少女をトンと軽く押して夜具に倒す。
そしてキスした俺に首を振り拒否を示した。
「うンっ? ダメですよ」
スライム少女は、聞き返す前に説明を始めた。
「これは栄養摂取用です。あなたの舌を消化しても良いなら続けて構いませンが」
色気の無い態度に少々萎えかけたが気を取り直し再び挑む。
ひやりとした身体は体重を掛けると少しの抵抗を持って受け止めた。
やはり人間と同じとはいかないがプニっとした感触に、これはこれでと思える。
スライム少女の造形は俺の好みに合わせてある。
何故か目の形だけは上手く出来ず垂れ目になってしまったが、そこ以外は本当によく出来ていた。
特にスライム少女が邪魔だと言い続けた体に対して大きめのおっぱいは垂れる事無く誘う様に揺れている。
俺の腕に触れたまま、じっとしている相手に気付く。
「どうした?」
間抜け面ですね、程度の罵倒を覚悟していたが返答は予想外のものだった。
「やっぱり人間は熱いです」
「多分、お前らが冷たいんだと思う」
「人間に言わせれば、そうなるンですかね」
何故か顔が悲しそうに曇ったが、次の瞬間には常と同じ調子に戻っていた。
「あ、体を揉まれたら人間的に何か反応した方がいいンですか?」
上目遣いにスライム少女が問う。
「あー、まあ。有るに越したことはないが、無理はしなくて良い」
「なンだか妙ですね」
「そうだろうな。俺の気分の問題だし」
「でも面白さはあります」
「ただの好奇心だろう」
「そうとも言います」
笑うとかわいい、当然か。などと考えていると
「……って、え? ちょ、ちょっと待ってください! 何ですかソレ! ソレの変化について私は聞いてませンよっ」
面白がっていたスライム少女がソレを見たとたんに予想以上の勢いでビビる、俺の待ってた反応はコレよこれ。
抑え切れずに多少笑いながら説明にならない説明をする。
「あ、ごめんごめん忘れてた。コレは性交時にはこうなるワケ」
「な、なら、ソレに合わせて接合部を修正しますから、ちょっと時間をください!」
スライム少女は先ほど造ったばかりの割れ目を両手で必死に隠そうとする。
「今更無理だって、ほら観念しろ」
自分でも品がないと思うが、こうなった俺に“待った”はない。
「止めてくださいっ! 無理無理ムリですって、明らかに穴が小さいじゃないですか!」
両手を押さえ込まれ目一杯身体をくねらせて抵抗する。
この状況で液体化して逃げないのは単に忘れているのか、なんなのか判断できないが、ここで止めては男が廃る。
宛がい少し力を加えると狭い割れ目は侵入を阻むが、力ずくで押し込む。
「あっ! ちょっ、あ痛っ! 痛たたたああいっ」
「おおおっ! これは、凄く良いっ」
単に処女っぽい感覚を楽しみたかっただけなのだが、意外とスライム少女の体の内部は弾力性に優れ、
人間とは違った快感をもたらしていた。
締め付ける狭い入り口と流動するゼリー状の内部をモノ全体で楽しむ。
惜しむらくは冷たい事だが、それも楽しめる。
「止めっ、痛いっ! 裂けっ! 中っ、いやっ」
涙が出ないのが本当に残念である。
俺に揺さぶられて苦痛を訴えるスライム少女の様子がまた可愛いかった。
運動の度にくちょぐちょと音をたてて接合部の中から透明な液体が洩れシーツに染みをつくる。
限界を感じ一層強く打ち付けると俺はスライム少女の中に放出した。
痙攣するように震えた相手に少しの背徳感。
正に陶磁器のように滑らかな肌が露になる。
「こら、草々に脱ぐな。人が来たらどうすんだよ」
「大丈夫です、族長は人間の番なら常時裸でも構わないって言ってました」
胸を張って答えるスライム少女。
「それは偏見だ。俺が変態になる」
「ええっ! 年中発情してるんじゃないんですか?」
わざとらしい程に目を丸くしてスライム少女は聞き返す。
本当につがってやろうか、入れる場所もないが。
「少なくとも俺はしてない」
「単に相手が居ないンじゃなくて、ですか」
言いにくい事をズバッと言い放つ。
「ノーコメントだ。経験はある」
「経験? ああ、複数の個体による増殖行為の事ですね。私たちの場合は互いが分からなくなるまで混ざって、そのまま暫く生活するのから直ぐ分裂するのまで様々ですが、人間は行為にどのくらいかかりますか」
「普通は大体二三時間位だな。……スライムは単性増殖じゃないのか?」
「それだと同じ自分ができる訳ですから新しい個体と呼べないし集合体の勘違いの原因になるンですよね、
感覚の近い同じ動性スライム同士で固まっちゃったり。で、緊急時以外の個体分裂は族長が禁止したんです」
種族の恥だろうにスライム少女は内情をぺらぺらと喋る。
「俺たちとした場合どうなるんだ?」
「さあ? そう云った話は聞きませンね。私たちと人間が交わって新たな個体ができるかどうかは興味深い問題です」
何となく聞いただけだったのだが、意外と乗り気の返事が返る。
「試してみます?」
「新たな個体って言われると妙な感じだな」
否定しなかった俺のつぶやきを肯定として取ったらしいスライム少女が断定的に続ける。
「どちら流にしましょうか」
「とりあえず人間流にしてみますか。くれぐれも途中で溶けるなよ、再起不能になるからな」
「はい! で、具体的に何をどうするんですか?」
理解できたのかは判らないがスライム少女は瞳を輝かせながら元気良く質問する。
「じゃあ、先ずはその体に必要な物を幾つか造らないとな」
「それはどンなものですか?」
「あー、知らないのか。ちょっと待てよ、よしコレだ」
荷物の底から俺の秘蔵のエッチな本を取り出しスライム少女に手渡した。
「それと自分を比べて足りない部分を造れ」
指示しながら自分も服を脱ぐ。
「んー。上半身は未だしも、この下肢の付け根のは難しい形ですね……実際はどんなものですか」
「難しいなら最低限で俺のコレが入ればいい」
極力相手を意識しないようにつたえるが、言葉だけだと殆ど変態である。
「コレですね、ちょっと確認させてください」
言うが早いかスライム少女は指を変形させ、まだ臨戦態勢ではないソレを包み反対の手を
自身の股に指を這わせる。
「妙な形ですね、大きさと長さがこのくらいだから……うン。こんなものですか」
俺のはコレから変化するのだが敢えて教えない。
確認しろとばかりに見せつけるスライム少女の割れ目に指を這わせ内部を確認する。
「どれどれ。あ、色は薄いピンクで奥はもっと滑らせて、もう少し深めでよろしく」
「? 分かりました。色は唇くらいでいいですか」
「うんうん。それで胸のだけど小さめで刺激を受けたら尖る様にできるか?」
「刺激で尖るですね、出来ますよ。色はさっきと一緒でいいですか」
「オッケーオッケー」
少女の膨らみの頂点に淡い小さな突起が出現する。
「こんな感じで良いですかね」
「おおっ! すげぇ」
差し出された胸の弾力性を楽しもうとタッチした瞬間、手のひらに痛みが走る。
「っ! なんだ?」
「刺激を受けましたので先が尖りました」
わざとなのか天然なのかスライム少女は事も無げに返答する。
「トラップかよ、突き刺さってんじゃん。……うん。俺の言い方が悪かった」
「間違いましたか……残念です」
薄く滲んだ血を舐める。
そんな俺を見ながらスライム少女は明らかに悄気ていた。
しかし、すぐに何かに気が付く。
「あれ? あなたにも同じような物が付いてるじゃないですか。どんなものか触らせてください」
ヤバい。咄嗟に身を捩るがスライム少女の両手が胸部に吸い付いた。
「うぉっ! あひゃ。止めろよっ」
ヌルリとした感触に妙な声が洩れたがスライム少女は気にしない。
「ああ、摩ると尖るのではなく突起が出っ張るンですね。理解しました」
「あ、止めちゃうの……」
あっさり解放されて少々残念に呟くが、スライム少女は自身の改造に夢中で聞こえてはいない様だった。
「修正しました、これで同じように反応しますよ。これで準備完了ですね」
尻の穴がまだだけど今度でいいか。下手に突つくと逆に俺が突っ込まれかねない。
「まま、任せて任せて」
問うスライム少女をトンと軽く押して夜具に倒す。
そしてキスした俺に首を振り拒否を示した。
「うンっ? ダメですよ」
スライム少女は、聞き返す前に説明を始めた。
「これは栄養摂取用です。あなたの舌を消化しても良いなら続けて構いませンが」
色気の無い態度に少々萎えかけたが気を取り直し再び挑む。
ひやりとした身体は体重を掛けると少しの抵抗を持って受け止めた。
やはり人間と同じとはいかないがプニっとした感触に、これはこれでと思える。
スライム少女の造形は俺の好みに合わせてある。
何故か目の形だけは上手く出来ず垂れ目になってしまったが、そこ以外は本当によく出来ていた。
特にスライム少女が邪魔だと言い続けた体に対して大きめのおっぱいは垂れる事無く誘う様に揺れている。
俺の腕に触れたまま、じっとしている相手に気付く。
「どうした?」
間抜け面ですね、程度の罵倒を覚悟していたが返答は予想外のものだった。
「やっぱり人間は熱いです」
「多分、お前らが冷たいんだと思う」
「人間に言わせれば、そうなるンですかね」
何故か顔が悲しそうに曇ったが、次の瞬間には常と同じ調子に戻っていた。
「あ、体を揉まれたら人間的に何か反応した方がいいンですか?」
上目遣いにスライム少女が問う。
「あー、まあ。有るに越したことはないが、無理はしなくて良い」
「なンだか妙ですね」
「そうだろうな。俺の気分の問題だし」
「でも面白さはあります」
「ただの好奇心だろう」
「そうとも言います」
笑うとかわいい、当然か。などと考えていると
「……って、え? ちょ、ちょっと待ってください! 何ですかソレ! ソレの変化について私は聞いてませンよっ」
面白がっていたスライム少女がソレを見たとたんに予想以上の勢いでビビる、俺の待ってた反応はコレよこれ。
抑え切れずに多少笑いながら説明にならない説明をする。
「あ、ごめんごめん忘れてた。コレは性交時にはこうなるワケ」
「な、なら、ソレに合わせて接合部を修正しますから、ちょっと時間をください!」
スライム少女は先ほど造ったばかりの割れ目を両手で必死に隠そうとする。
「今更無理だって、ほら観念しろ」
自分でも品がないと思うが、こうなった俺に“待った”はない。
「止めてくださいっ! 無理無理ムリですって、明らかに穴が小さいじゃないですか!」
両手を押さえ込まれ目一杯身体をくねらせて抵抗する。
この状況で液体化して逃げないのは単に忘れているのか、なんなのか判断できないが、ここで止めては男が廃る。
宛がい少し力を加えると狭い割れ目は侵入を阻むが、力ずくで押し込む。
「あっ! ちょっ、あ痛っ! 痛たたたああいっ」
「おおおっ! これは、凄く良いっ」
単に処女っぽい感覚を楽しみたかっただけなのだが、意外とスライム少女の体の内部は弾力性に優れ、
人間とは違った快感をもたらしていた。
締め付ける狭い入り口と流動するゼリー状の内部をモノ全体で楽しむ。
惜しむらくは冷たい事だが、それも楽しめる。
「止めっ、痛いっ! 裂けっ! 中っ、いやっ」
涙が出ないのが本当に残念である。
俺に揺さぶられて苦痛を訴えるスライム少女の様子がまた可愛いかった。
運動の度にくちょぐちょと音をたてて接合部の中から透明な液体が洩れシーツに染みをつくる。
限界を感じ一層強く打ち付けると俺はスライム少女の中に放出した。
痙攣するように震えた相手に少しの背徳感。
「おい、大丈夫か?」
行為が終わって暫く経っていたが、喚くでもなく未だにうつ伏せでプルプル震えている少女に不安になり声を掛けた。
シーツには結構な大きさの染みが広がっている。
この染みが人間にとっての血ならば、ちょっと可哀想な事をしたかも知れない。
「理解、しました。人間流だと牝の表面を撫で回し性感を刺激した後に接合部の中を牡のソレで混ぜ交配を促すンですね」
抑揚を抑えた言葉。
ゆっくりと起き上がると薄闇にスライム少女がニヤリと笑い、少女としての輪郭が失われ質量が爆発的に増大する。
「今度は私たち流に、あなたを犯らせて頂きます」
響く様な声が少女だったスライムから発せられ、ジリジリと俺との距離を詰める。
狭い空間の中で流動体生物に襲われれば逃げ場は無い。
「待て、俺が悪かった! 話せばわかる、な。止めっ! ぎゃーっ」
行為が終わって暫く経っていたが、喚くでもなく未だにうつ伏せでプルプル震えている少女に不安になり声を掛けた。
シーツには結構な大きさの染みが広がっている。
この染みが人間にとっての血ならば、ちょっと可哀想な事をしたかも知れない。
「理解、しました。人間流だと牝の表面を撫で回し性感を刺激した後に接合部の中を牡のソレで混ぜ交配を促すンですね」
抑揚を抑えた言葉。
ゆっくりと起き上がると薄闇にスライム少女がニヤリと笑い、少女としての輪郭が失われ質量が爆発的に増大する。
「今度は私たち流に、あなたを犯らせて頂きます」
響く様な声が少女だったスライムから発せられ、ジリジリと俺との距離を詰める。
狭い空間の中で流動体生物に襲われれば逃げ場は無い。
「待て、俺が悪かった! 話せばわかる、な。止めっ! ぎゃーっ」
翌日。
元気一杯スッキリした様子の少女と、対照的に青い顔をした男が逃げるように宿を後にし、
後には半分溶解した部屋と掃除に来たままノブを握りしめ硬直した宿の主人が残された。
元気一杯スッキリした様子の少女と、対照的に青い顔をした男が逃げるように宿を後にし、
後には半分溶解した部屋と掃除に来たままノブを握りしめ硬直した宿の主人が残された。
<後日>
「大体ですね、力も無いのに好奇心を暴走させるのが悪いンですよ」
ちょっとしたイタズラ心が引き起こした事態により早々に宿を後にした俺は原因となった相手から説教をくらっていた。
その相手とは見た目からすれば、スレンダーな身体に大きめの胸を持つ青い髪をした少々たれ目の美少女である。
代金に色を付けたとはいえ、宿の主人には悪い事をしたと思う。
「あー、うん。今回は確かに全面的に俺が悪かったとは思う」
とりあえず相手の意見を素直に認め、俺は“でもな”と言葉を続ける。
「人間の村の宿で本性だして襲うなよ」
「下手に私を刺激するからじゃないですか。それに、ちゃンと手加減はしました」
「アレで?」
少女の心外だと言わんばかりにした抗議の先を促し、昨晩の事件を思い出し身震いした拍子に体の節々が痛んだ。
「私が本気なら、今頃あなたは文字どおりに骨までトロけてますよ」
可笑しそうにケラケラ笑いながら言う少女の言葉に先程とは別の意味の身震いが俺を襲う。
端から聞けば羨ましく聞こえるかも知れない言葉なのだが、この少女の正体はスライムである。
モンスターの代名詞とも言える洞窟や森の奥などに棲息するプヨプヨとした基本的に不定形の流動体生物で、厄介な事に基本的に焼かない限り、叩いても切っても死なない上に雑食。
よく生きてたな俺。
「……にしても、そこまで嫌なら途中でスライムに戻れば良かったのに」
「極端にびっくりしてると巧く変形ができないンですよ。それに」
「それに?」
一旦区切り何やら思案している様子のスライム少女に言葉の先を促す。
「途中で溶けるな。って最初に言われましたし、途中までは同意の上でしたことですからね。
一応その辺も加味したンです」
昨日の夜の事件を要約すると、お互いの好奇心から事に及び、俺のイタズラ心により軽い強姦プレイになり、スライム少女の復讐心によって逆レイプされ、最終的にスライム少女の手心により俺は生きている。
「……俺が調子に乗りすぎた。ごめんなさい悪かったです」
「なら、この問題は水に流しましょう」
そう言ってスライム少女は嬉しそうに俺を見た。
無理矢理であった昨日のスライム流は認めたく無いが、かなり気持ち良かった。
俺はマゾなのだろうか……。
「何をしてるンですか、行きますよ」
立ち止まり考えていたらスライム少女の呼び声が俺を現実に引き戻した。
鮮やかな髪が愉しげにフヨフヨと舞うのが視界に入る。
「おいっ、髪が踊ってるぞ」
「ああっ、すみません」
例によって例のごとくのスライム少女。
結局、こうやって漫才のごとく俺の1人負けで奇妙な旅の日々は過ぎるワケだ。
そう悟り1つ息を吐くとスライム少女を追いかけた。
「大体ですね、力も無いのに好奇心を暴走させるのが悪いンですよ」
ちょっとしたイタズラ心が引き起こした事態により早々に宿を後にした俺は原因となった相手から説教をくらっていた。
その相手とは見た目からすれば、スレンダーな身体に大きめの胸を持つ青い髪をした少々たれ目の美少女である。
代金に色を付けたとはいえ、宿の主人には悪い事をしたと思う。
「あー、うん。今回は確かに全面的に俺が悪かったとは思う」
とりあえず相手の意見を素直に認め、俺は“でもな”と言葉を続ける。
「人間の村の宿で本性だして襲うなよ」
「下手に私を刺激するからじゃないですか。それに、ちゃンと手加減はしました」
「アレで?」
少女の心外だと言わんばかりにした抗議の先を促し、昨晩の事件を思い出し身震いした拍子に体の節々が痛んだ。
「私が本気なら、今頃あなたは文字どおりに骨までトロけてますよ」
可笑しそうにケラケラ笑いながら言う少女の言葉に先程とは別の意味の身震いが俺を襲う。
端から聞けば羨ましく聞こえるかも知れない言葉なのだが、この少女の正体はスライムである。
モンスターの代名詞とも言える洞窟や森の奥などに棲息するプヨプヨとした基本的に不定形の流動体生物で、厄介な事に基本的に焼かない限り、叩いても切っても死なない上に雑食。
よく生きてたな俺。
「……にしても、そこまで嫌なら途中でスライムに戻れば良かったのに」
「極端にびっくりしてると巧く変形ができないンですよ。それに」
「それに?」
一旦区切り何やら思案している様子のスライム少女に言葉の先を促す。
「途中で溶けるな。って最初に言われましたし、途中までは同意の上でしたことですからね。
一応その辺も加味したンです」
昨日の夜の事件を要約すると、お互いの好奇心から事に及び、俺のイタズラ心により軽い強姦プレイになり、スライム少女の復讐心によって逆レイプされ、最終的にスライム少女の手心により俺は生きている。
「……俺が調子に乗りすぎた。ごめんなさい悪かったです」
「なら、この問題は水に流しましょう」
そう言ってスライム少女は嬉しそうに俺を見た。
無理矢理であった昨日のスライム流は認めたく無いが、かなり気持ち良かった。
俺はマゾなのだろうか……。
「何をしてるンですか、行きますよ」
立ち止まり考えていたらスライム少女の呼び声が俺を現実に引き戻した。
鮮やかな髪が愉しげにフヨフヨと舞うのが視界に入る。
「おいっ、髪が踊ってるぞ」
「ああっ、すみません」
例によって例のごとくのスライム少女。
結局、こうやって漫才のごとく俺の1人負けで奇妙な旅の日々は過ぎるワケだ。
そう悟り1つ息を吐くとスライム少女を追いかけた。