概要
- 初登場:初登場:Tales To Astonish 27号
- アントマン(Ant-man)としての初登場:Tales to Astonish 35号
- ジャイアントマン(Giant-man)としての初登場:Tales To Astonish 49号
- ゴライアス(Goliath)として初登場:Avengers 28号
- イエロージャケット(Yellowjacket)として初登場:Avengers 59号
- ワスプ(Wasp)として初登場:Mighty Avengers 21号
- クリエイター・アーティスト:スタン・リー、ジャック・カービー
設定
プロフィール
- 本名:ヘンリー”ハンク”・ピム Henry"Hank"Pym
- 種族・人種:人間/アメリカ人
- ホームタウン:
- 現参加チーム:アベンジャーズ・アカデミー
- 過去参加チーム:アベンジャーズ、アベンジャーズウェストコースト、Mighty Avengers
オリジン
生
科学者ハンク・ピム博士は、物質の大きさを縮小する粒子を発見し、学会の嘲笑の的になりつつも、実際に物体を縮小する薬品の開発に没頭していた。
自ら完成した縮小薬の被検体になったピムは、瞬く間に2センチにも満たない小人にまで縮む-実験は成功したのだ!
だが、小さくなった身体では、机の上に置きっぱなしの中和薬に手が届かず、元の大きさに戻れないままアリに追いかけ回される羽目になる。
アリ塚に迷い込み、一時は助かる見込みもないかに思われたピムだったが、心を通い合わせたアリが親切にも実験室の机の上まで運んでくれたおかげで、元の姿に戻ることが出来たのだった。(Tales to Astonish 27号)
アントマン ANT MAN
縮小化能力に加えアリと意志を疎通し、操る事が出来るヴァイザーヘルメットを開発し世界最小のヒーロー、アントマンデビューした。(Tales to Astonish 35号)
ワスプとの出会い
ピムは優れた科学者ヴァーノン・ヴァン・ダイン博士に協力し、異宇宙の生物と交信する実験を行なっていた。
実験の結果、異宇宙の生物を地球にテレポートすることに成功したが、その生物はヴァン・ダイン博士を殺して逃走する。
ピムは、博士の娘ジャネットに父の仇を討たせようと、発明した縮小化ガスと装着者の体内電気を凝集して放射するバイオ・スティング、昆虫のものに似た羽翼を与え、二人は異宇宙からの生物を追跡し捕らえるのに成功。
この一件でピムを愛するようになったジャネットは、ワスプとして、彼のサイドキックを務めるようになる。(Tales of Astonish 44号)
ピムがジャン(ジャネット)を受け入れた理由・・・それはジャンが彼の亡妻マリアを髣髴とさせる女性だった。
堅物で神経質で内向的なピムと、陽気で派手好きで社交的な性格のジャンのカップルは、ピムの方はジャンの積極的なアプローチにとまどい、ジャンはジャンで、研究に忙しく中々構ってくれないピムに苛立ちを感じるというすれ違いを繰り返しことになる。
ジャイアントマン! ”GI”ANT MAN
自分の発見したピム粒子が、物質の大きさを拡大することも出来ると知った結果。
最大で身長30メートルに及ぶ巨人ヒーロー、ジャイアントマンとなる(Tales to Astonish 49号)
近年出たワンショット、Avengers 1.5号では、彼がアントマンからジャイアントマンへ変わる瞬間が描かれている。
その後16号で、結成時のメンバーが脱退してから暫くは、(ヒーローとしても、私生活の場でも)ジャンと二人で過ごすようになる。
その後で、名前をゴライアスとし、コスチュームも改めチームに復帰する(Avengers 28号)
だが実はこの再登場の時点では、巨大化を繰り返しているうちに細胞に負担がかかっており、三分以上巨大化していると、本来の大きさに戻る際細胞が壊死してしまうため、なかなか巨大化出来ない、巨大化しても三分間しか活動出来ないというジレンマを負っていたのだが、ワスプの危機を救うため巨大化したまま三分以上活動し、元の大きさに戻れなくなってしまった。
この状態はAvengers 35号まで続く。
ウルトロン誕生
自立して思考し、自己進化するコンピューターを設計していた彼は、
ロボット・ウルトロン-Ⅰを創造するが自立思考の結果、ウルトロンは人類に叛旗を翻し、ピムを襲い、自分に関する記憶を消去して逃走した。
ウルトロンは、
アベンジャーズに恨みを持つヴィランを組織し、第二期マスターズ・オブ・イーヴィルを結成、アベンジャーズと戦わせ、その間に自己進化を遂げ、ウルトロン-ⅴにまで進化。
更に、シンセゾイド・ヴィジョン(Vision)を創り上げ、人工知性体による地上支配、全ての有機生命の抹殺を目的に、アベンジャーズに挑戦してきた。
だが、創造主に叛旗を翻したウルトロンは、皮肉にも、自ら創り上げたヴィジョンの裏切りに遭って敗退するのだった(Avengers 57,58号)。
この一件で彼は心に大きな傷を負い、分裂症の兆候を見せ始める。
イエロージャケット
分裂症の兆候を見せつつも研究に打ち込んでいたピムは実験に失敗した際吸引したガスが直接的な引き金となり、人格が全く変わってしまった。
神経質で内向的で引っ込み思案な「ハンク・ピム」という人格を自ら「封殺」し、新ヒーロー、イエロージャケットを名乗ってアベンジャーズの前に現れたのである。
ピムとは全く違う、アグレッシヴな性格のイエロージャケットは、躊躇することなくワスプを誘拐し強引に求婚、分裂したもう一つの人格と知りながら、ようやく恋人が積極的な態度に出てくれたことを喜んだワスプは、求婚に応え、長年のカップルは奇妙な形でゴールインを遂げるのだった(Avengers 59,60号)。
他のメンバーの助けもあって、ピムの人格分裂は早くに収まり、Avengers 63号から、イエロージャケットの名前で正式にアベンジャーズの一員として活動を再開
(イエロージャケットの能力は、基本的には縮小化とバイオスティング)。
だが、ピムの精神状態は依然として不安定で、時折精神外傷を覗かせ、アベンジャーズとしての活動も、分裂気味の、反動を繰り返すものになった。
ヒーローとしてのハードワークについていけないと研究者に戻ったり、妻の要請に応え、また自らの価値を示すためにイエロージャケットのコスチュームを身に付けたりを繰り返した。
アベンジャーズより除名
ウルトロンとの戦いにて洗脳され、一時的にその手先にされ、過去の過ちと直面させられた。(Avengers 161号)
この頃にスコット・ラングが自宅からアントマンの装備を盗むのを目撃し、その後彼が装備を使って娘を救うのに奮闘しているの見て、彼が出頭しようとした時今後正義の為に使い続ける事を条件に彼に装備を譲る事にした。
結果、崩壊の危機を孕んでいたその脆い精神、それはついに暴走へと彼を走らせる。
ヴィラン、エルフクイーンが戦意を収めたところを背後から撃ち、チーム内で弾劾裁判にかけられる。(Avengers 212号)
あくまでも傲慢な(イエロージャケットの)ピムは、他のメンバーに自らの価値を証明してみせようとしたピムは、自分のみに有効な安全装置を組み込んだ巨大ロボットを造り、アヴェンジャーズの仲間を襲わせ、彼らを救ってみせるという計画を立てる。
しかも、それを非難し、やめさせようとしたジャンを殴るという暴挙にすら出た。(これが有名なDVシーン)
だがロボットの襲撃でピム自身が傷つき、安全装置を起動することが出来ず、自らも命を落としかける羽目になる。
結局、チーム全体とピムを救ったのは、皮肉にもジャンだった。
この一件で、とうとうアベンジャーズの偉大なる結成メンバー、ハンク・ピムは、チームから除名されることになってしまう(Avengers 213号)。
一科学者として
チームから追い出され、居場所を失ったピムに目をつけたのが、彼がアベンジャーズ結成前から戦い続けてきたマッドサイエンティスト、エッグヘッドだった。エッグヘッドに洗脳されたピムは、エッグヘッドの空軍基地襲撃に加担し、兵器を盗み出す。(Avengers 217号)
更に、エッグヘッドは、一旦逮捕されたピムを、自分の率いる第三期マスターズ・オブ・イーヴィルの手で救出し、世間に対しては、ピムが完全に犯罪者となったと思わせ、またピム自身にも今までの生き方を諦めさせて自分たちの仲間にしてしまう計画に出るが、自分はただのハンク・ピムだと認め、もう自分の犯した過ちをヒーローとして名乗った名前に押し付けないと誓うことで、ピムはとうとう精神分裂を押さえ込み、エッグヘッドの洗脳を破る。
アベンジャーズが彼を救出に駆けつけた時には、既にピムは独りで、エッグヘッドに作らされていた兵器を逆用して、マスターズを倒していたのだった。
空軍襲撃の疑惑も晴れ、精神分裂も収まったピムを再びメンバーに迎えようとするアベンジャーズだったが、ピムにはもうヒーローとして活動する意志はなかった。(Avengers 227-230号)
その後、暫くヒーロー活動からは距離を置いていたが、時折科学者としてチームを手助けし、アベンジャーズ・ウェストコーストの科学顧問として正式にチームに復帰。(Westcoast Avengers 21号)
この頃の彼は、細胞が再び巨大化・縮小化に耐えられなくなっていた、ヒーロー活動の場には、縮小した装備を携帯していき、その場その時に必要な武器・装備を臨機応変に元の大きさに戻して用いるという活躍を見せる。
オンスロート前
自分の発明した巨大化・縮小化能力を持つ他のヒーローと共に、異次元コスモス(ワスプの父親を殺した怪物がやって来た世界)に囚われた際、巨大化能力を回復し、ジャイアントマンの名前で、東海岸チームに復帰。
この過程で、ワスプとの仲も、緊張を孕みながらも、回復していくが、クロッシング事件の際、カーンに洗脳され、敵となったアイアンマンに致命傷を負わされたワスプを救うため、彼女を昆虫人間にせざるを得ず、この一件でまた暫く彼女との仲が冷え込んだ。
オンスロートとの対決 アベンジャーズ全滅
オンスロートとの対決を前に、ドゥーム含む「電子の円卓の騎士」が結集し、対オンスロート兵器を協力して開発。
一定の効果を上げるも、精神エネルギー体と化したオンスロートに対抗する手段は無く、他のアベンジャーズとともに「オンスロートを実体化させる」依代となるため、エネルギーの渦の中に突入して散っていった。
このオンスロートとの最終決戦に於いて、ワスプとお互いを許しあい、分かりあえたのは不幸中の幸い。ピムの突入の際、ワスプは自らの意思で二人で散る事を選び、犠牲となった。
ヒーローズ・リターン
アベンジャーズの再結集の際に力を貸し、最初は主要メンバーとして留まることはなかったがサポートはしていた。
その間はチームを離れアリのような群態昆虫の生態をコンピューターに活かす研究を行っていたが、スポンサーに監視されていた(Avengers V3 14号)
それがウルトロンであることが明らかになるも。(Avengers V3 15号)
ウルトロン麾下のロボット軍団が研究施設を襲撃し、ピムを誘拐(Avengers V3 18号)
だが、怨敵ウルトロンを撃破したことから(Avengers V3 22号)
ヒーローとしての活動に自身と意欲を取り戻し、再度名をゴライアスに改め、再編成の際、アベンジャーズに復帰(Avengers V3 27号)
大量の市民がハルク化した「ハルクウェーブ」事件では、携帯型ラボを展開し、ハルク化解除装置を現場で即席で造り上げるという離れ業を見せたが、失敗。結果的には事態を悪化させてしまった。(Avengers V3 38-40号)
アベンジャーズ・ディスアッセンブルド~ニューアベンジャーズ結成期
チーム解散に伴い、アベンジャーズを引退。科学者として生きる道を選ぶ。
ニューアベンジャーズ結成の報道を見てもヒーローに復帰しようとはしなかった。
一時、ジャンとよりを戻してイギリスに渡って共に暮らし始めるが、しばらくするうちにまた上手くいかなくなる。
ジャンがアパートメントから出て行ったすぐ後、ピムは講演会で自分の話を聴講していた若い娘とつきあうようになる。
この後、
スクラルと入れ替わられる(後述)。
お詫びの印にとジャンに巨大化血清をプレゼントするが、これは彼女に対する死の罠だった(後述)。
ビヨンド!
異次元「バトルワールド」にビヨンダー(に化けたストレンジャー)にワスプらと共に強制召喚され、参戦。
地球に戻るために全ての仲間(ワスプ・メデューサ含む)を射殺、ビヨンダーではないと見抜き、ストレンジャーと取引を成立させる。
ストレンジャーは参戦者全てを蘇生するが、交渉決裂。命からがら地球になんとか帰還するが、若きヒーロー、グラビティが命を落としてしまう。
ピムが後から蘇生される事を見抜いていて仲間を殺したのか、自分だけで地球に帰ろうとしたのかは不明だが、「最後の勝者」としての願いは「二度とこんな事はするな」だった。
シヴィル・ウォー~イニシアチブ・プロジェクト
この頃のピムはイエロー・ジャケットとしてトニーに協力していたが、シヴィル・ウォー終盤は登録法反対派に捕らえられ、スクラルハーフであるハルクリングに入れ替わられていた。
イニシアチブ・プロジェクトにおいてはキャンプハモンド基地において教官かつ責任者として赴任。
ジャンとは結局破局し、同僚のティグラと熱愛関係となる。
シークレット・インベージョン Secret Invasion
ニューアベンジャーズ期からこの頃までのピムは実はスクラルと入れ替わっていた。
ピムを誘惑した若い娘の正体は実はスクラルであり、スクラルに捕らえられ、入れ替わられてしまう。(MIGHTY AVENGERS 15号)
だがピムと入れ替わったスクラルは彼の思考をも模倣し、侵攻は失敗に終わると結論付け、今すぐ全てを中止し撤退すべきとの主張を繰り返し、数人のピムスクラルが処分され、交代を続けていた。(MIGHTY AVENGERS 17号)
アイアンマンの活躍によってスクラルの宇宙船から救助され、本物のピムはようやく地球に戻る事が出来たが、スクラルとの決戦でスクラルピムがワスプに仕掛けた罠により爆死した事を知り、悲嘆にくれる。
ピムはワスプの葬式の際、若い女に目がくらんで入れ替わられた自分の事を棚に上げ、トニーに全て責任転嫁して罵倒した。(MIGHTY AVENGERS 20号)
以後、亡き元妻のコードネームを継ぎ、ワスプと名乗る。
ワスプ Wasp
ダークレイン時代の
マイティ・アベンジャーズのリーダーを務める。
だがスカーレットウィッチに変身していたロキを捕えた際スカウトしようとした結果、周囲の失望を買う。
このコードネーム時代に三代目アントマンと一時共に活動。(ミニシリーズ Ant Man & Wasp)
後にジャンが異次元マイクロバースで生存していると知ったピムはアベンジャーズと共に彼女を救出。
ワスプ=ジャンの復帰に伴い、コードネームをアントマンに戻す。
エイジオブウルトロン
未来から進化したウルトロンが現代を侵略。多くのヒーローが戦死し、マンハッタンはウルトロンの要塞へと造り替えられ、ウルトロンの世界支配が始まった。
ウルヴァリンは独断で歴史改変を決意。タイムポータルで過去へと飛び、ウルトロン開発前のピムを殺害。現代へと帰還する。
しかし、改変後の世界では、今度はウルトロンではなく、モーガン・ル・フェイの天下が訪れ、再び世界は滅亡の危機に瀕する。
ル・フェイとの戦いに敗れたアイアンマンはウルヴァリンにウルトロンを機能停止する策を託し、ウルヴァリンは再び過去へ飛び、ピムを殺すために出現した過去の自分自身を静止し、ピムへと託された情報を伝えた。
ピムはロボットの開発をやめる事を約束したが、既に開発中のAIは自我を宿し始めていた。だが、ピムは助言に基づき、開発中のAIにバックドアを設定。
歴史改変の結果、アベンジャーズ誌のエイジオブウルトロン導入部での戦いが書き換えられ、ついにウルトロンを倒すことに成功する。
アベンジャーズ A.I.~ウルトロンとの融合
シールドのAI班と共に、科学チーム「アベンジャーズ A.I.」を結成するが、チーム内にウルトロンAIのコピーが存在した事が判明。
ピムはウルトロンに取り込まれてしまい、死亡扱いとなり、葬儀も執り行われている。
ピムがウルトロンアーマーを装着した状態で帰還するが、それは偽装であり、実際にはウルトロン人格。
ピムは支配に対して内面から抵抗を続けている状態で存在している。
シークレットエンパイア事件中は
ヒドラ側に付き、ヒドラ・キャップとトニー・スタークに互いに協力するよう会談の席を設けたが、無論破談に終わっている。
インフィニティ編では、インフィニティストーンのうち一つ「ソウルストーン」を手に入れ、他の石も手に入れようと画策している。
能力・技能・装備
- 縮小、巨大化
- 人類最高クラスの科学知識
- リードには負ける、と自他共に認めているが、AI等、一定の分野においては自分こそが世界最高であるとの自負がある。
- 医者ではないが生化学者としても優秀。能力のため不妊になったファイアースターに、治療のためのボディスーツを与えた。
- ヘルメットによるテレパス
登場作品一覧
- Avengers
- Mighty Avengers
- Avengers Academy
- Secret Avengers
- Avengers A.I.
アントマン:シーズンワン
アントマン:セカンド・チャンスマン
アントマン:プレリュード(仮)
アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ!
オンスロート 1-4
デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース … デッドプール編に登場。ピム粒子をデッドプールに盗まれる。
メディア展開
実写映画
- アントマン
- マーベル・シネマティック・ユニバースの作品として実写映画が作られた。2015年上映。
- 主人公は2代目アントマンのスコット・ラングだが、ピムも「引退した初代」として登場している。
- アントマン&ワスプ
- マーベル・シネマティック・ユニバースの作品で「アントマン」の続編。2018年上映。
アニメ
- アベンジャーズ
- 日本未放映。BIG3を出さないシリーズにおいてリーダーとなる
- Fantastic Four: World's Greatest Heroes
- 日本未放映。リードが開発した縮小化装置のミスで絶体絶命の危機に陥っている所に颯爽と救援に現れた。
- アルティメット・アベンジャーズ
- 日本未放映。最初からジャイアントマンとしての能力を持って戦う
- アベンジャーズ 地球最強のヒーロー
- ディスク・ウォーズ・アベンジャーズ
- 東映制作のTVアニメシリーズ。ジャイアントマンとして登場。バチ魂商品化もされている。
- 怪我で脱退した元アベンジャーズとして登場。トニーに請われて協力しに戻り、お手伝いロボットとしてウルトロンを生み出すが…
- 今作はワスプがレギュラーであるが、二人が過去どの程度の仲だったのかは具体的には言及されなかった
- アルティメットスパイダーマン・ウェブウォリアーズ
- S.H.I.E.L.D.アカデミーの教官の1人としてゲスト出演。縮小化装置を使い、レギュラーメンバーと共にフューリーの体内で戦った。
- アントマン
- ディズニーXDのスポット番組として放送された極小短編。主人公はスコット。ピムにも出番があるが、スーツは着用しない。
小説
ゲーム
- AVENGERS IN GALACTIC STORM
- Ultimate MARVEL VS. CAPCOM 3
- MARVEL HEROES
- アイテム合成のクラフトNPCとして登場する他、後に二代目アントマンのコスチューム違いという形でプレイアブル化もされた。
- 蟻が周囲の敵を自動敵に攻撃してくれる他、蟻を固めて壁にしたり、巨大な拳にしたりと、見た目にも奇抜な技が揃っている。
- 巨大化は決め技で一瞬大きくなるのみ。超必殺技ではアリの大竜巻を巻き起こす。
- 独自の「アリゲージ」を持ち、特定の技でゲージを消費する他、様々な技に効果を発揮する。
関連キャラクター
ウルトロンの系列やスカーレットウィッチの系列と絡むので、非常に複雑な人間/人造人間関係を持っている。
- マリア・トラヴァヤ(最初の妻、故人)
- ワスプ(ジャネット・ヴァン・ダイン)(元妻、後妻)
- ウルトロン(被造物、子)
- ジョキャスタ(ウルトロンの花嫁、ヴィジョンの義母)
- アルケマ(ウルトロンの被造物)
- マリアネラ・マンチャ(人間・女性)
- ヴィクター・マンチャ(サイボーグ、ウルトロンとマリアネラの「子」)
- (→ランナウェイズ)
- ヴィジョン(孫)
- ワンダーマン(ヴィジョンに脳波パターンを提供)
- ヴィヴ(ヴィジョンの娘)
- スカーレットウィッチ(ヴィジョンの妻)
- クイックシルバー(スカーレットウィッチの双子の弟)
- ウィッカン(ヴィジョンとスカーレットウィッチの間の子どもの生まれ変わり)
- スピード(ヴィジョンとスカーレットウィッチの間の子どもの生まれ変わり)
- ティグラ(ピムに擬態したスクラルと子どもをつくる)
- ウィリアム・グラント・ネルソン(キャットピープル、ティグラとスクラル・ハンクの息子だが、DNAはハンクのもの、生物学的子ども)。
その他
備考
- ピムの精神的な不安定さは、ピム粒子の副作用と説明されている。
- これは遺伝子レベルの問題らしく、マリアの父親の助言に従い、将来の治療のため、遺伝子と血液をピム粒子を多用する前に残していた。
- Unstoppable Wasp誌で、娘のナディアが双極性障害(いわゆる「躁うつ病」)で、ジャンが「ピムと同じ」と言っているところから、双極性障害と推察される。
- シビルウォーで「抗うつ剤漬けになっている」といわれているが、双極性障害にはある種の抗うつ剤は逆に病気を悪化させるので、注意が必要。
- アントマンは、DCのアトム(二代目)に影響を受けているのではないかという説がある。
- 医師ではないが、生化学者として他のヒーローの面倒を見る場合がある(ただし安定しているとき)。
- ファイアースターは不妊の対策として、ピムのつくったスーツを着て、自分の能力が働き過ぎないようにした。
最終更新:2019年08月08日 22:34