総評
- 東国大名といえば伊達家と蘆名家。そんな時代もありました。「蘆名中興の祖」盛氏は名門凋落を食い止められるか?
- 陸前を伊達家に譲り、南奥羽の会津地方辺りに移転した。新勢力の登場による玉突き人事。東にもこれまた新勢力の相馬家が。
- 領国は全シナリオ通して岩代1ヶ国。
- 人材はシナリオ通じて大きな変化なし。家臣団の中心は通称「四天の宿老」。しかしこれがなんというか…。平均的というか、無個性というか…。後方の城主は務まる、といった感じか。
政治面・戦闘面いずれも突出した武将はいない。当主蘆名盛氏があらゆる面で主力となる。彼が退場するシナリオ4で蘆名家は土俵際に追い込まれる。
数は周辺国のなかでは多いほう。戦後登用に失敗しても2ヶ国経営に即時対応が可能ではある。
浪人は周辺国を含めて数はまずまずなのだが、やはり際立った能力を有する武将はいない。 - 固定戦術は移動系、特殊系、攻撃系が各1つずつ。一見バランスは良いのだが…。
「速攻」は東北の地形を考慮すると使いどころはある。「鎮静」相殺にも役立つ。
「鼓舞」は効果の程があまり感じられない。冬場の合戦では雪対策になるが、やはり有難味はあまりない。
「槍衾」が序盤の頼みの綱となる。相手側「鎮静」によって万事休す、という事態は避けたい。 - 岩代の文化効果は「開墾コマンドの効果上昇」、技法は「行軍」。
- 最大石高の高さと初期文化値の低さに定評のある奥羽地方。しかし陸奥南部の最大石高は低め。初期文化値は他同様低め。あれ、会津92万石…?
同じことは盤城にもいえる。2つ合わせて一人前といったところか。 - 隣接国は5ヶ国。隣接大名家はシナリオ1の状態で最上家、相馬家、宇都宮家、扇谷上杉家、長尾上杉家。
このうち上野の支配者は目まぐるしく変わり、山内上杉家→長野家→武田家→北条家となる。 - 外交関係はシナリオ1・2では最上家と険悪。
シナリオ3では最上家との関係は修復され、かわって宇都宮家と敵対する。佐竹家・北条家との関係は良好。
シナリオ4では伊達家・北条家との友好が低下。宇都宮家との関係は改善されている。
なお、シナリオ5を除き伊達家とは友好度こそ低いものの同盟関係にある。共闘が見込める位置関係なので上手く利用したい。 - 周辺国のなかで特に注意すべきはやはり上杉家の居座る越後か。早期決着はおそらく難しい。東北なり関東なりに兵を進めるほうが堅実的で現実的。
岩代と隣接国の羽前あるいは上野の技法を獲得し、「看破」「鎮静」を早めに入手したい。 - ちなみに家紋は「丸に三引両」。
固定戦術
- 速攻
- 鼓舞
- 槍衾
注目武将
蘆名盛氏‐政治86 戦闘82 教養59 魅力79 足軽C 騎馬D 鉄砲D 天性:勇将
教養以外は水準以上。ちなみに教養も家中一。つまり茶会は開けません。求む教養人!
兵科適正に難あり。が、彼が蘆名家の全てを背負っている。「槍衾」に活路を求めよう。
蘆名盛氏‐政治86 戦闘82 教養59 魅力79 足軽C 騎馬D 鉄砲D 天性:勇将
教養以外は水準以上。ちなみに教養も家中一。つまり茶会は開けません。求む教養人!
兵科適正に難あり。が、彼が蘆名家の全てを背負っている。「槍衾」に活路を求めよう。
平田舜範‐政治60 戦闘59 教養52 魅力50 足軽B 騎馬C 鉄砲D 天性:勇将
蘆名四天の宿老の一人。他の三人もまあこんなもんです。息子世代も含めて。
兵科適正なども考慮すると、初期蘆名軍の主力になるか。やはり「槍衾」に活路を。
蘆名四天の宿老の一人。他の三人もまあこんなもんです。息子世代も含めて。
兵科適正なども考慮すると、初期蘆名軍の主力になるか。やはり「槍衾」に活路を。
猪苗代盛国‐政治59 戦闘57 教養40 魅力47 足軽D 騎馬D 鉄砲D 天性:勇将
四天の宿老以外も、はいこんな感じです。上杉家に滅ぼされると彼1人だけ処断されがち。
こういう武将をなんとかして活用していくのが蘆名家の醍醐味ともいえる。
四天の宿老以外も、はいこんな感じです。上杉家に滅ぼされると彼1人だけ処断されがち。
こういう武将をなんとかして活用していくのが蘆名家の醍醐味ともいえる。
敵大名としての特徴
- 全シナリオ通じて動きはやや鈍め。序盤はあまり積極的な領土拡大は行わない。基本的には上杉家の侵攻方向に命運を左右される。
上杉家が東に向かってきた場合は、最初あるいは2番目の標的になりやすく、その場合はほぼ確実に飲み込まれる。
上杉家が西あるいは南に進んだ場合は、開始5年前後で下野に侵攻し、これを攻略。その後盤城に兵を進め、奥州南部の支配を確立。佐竹家と関東平野を巡ってい出すといったパターンになる。
ただし、長期的に見ると上杉家と佐竹家両者に競り負けることが多い。
シナリオ別攻略