File:ZERO > 詳説・まとめ

(最終更新:2018/03/20)
(各勢力紹介を整理、各ストーリーラインを追加)
(近況まとめを広域情報のまとめとして更新)


まえがき


『File:ZERO』とは——

現在スレの中で展開している公安』関係の流れを差して、勝手にそうタイトル付けています。



この物語は、ある日、とある新米の公安捜査官が一つの『密命』を受けるところから始まります。

最初は全容が全く掴めないながらも、内に秘める正義心に従って捜査を進めていくと、
そこには国家を転覆させるような巨大な『陰謀』が渦巻いていることが明らかになります。

誰が敵で誰が味方か全く分からない状況の中、その新米捜査官は、
司令官を除けばたった一人の対陰謀特捜班『ゼロ』となり、国家の闇へと立ち向かっていきます。

その最中で明らかになるのは、『敵VS味方』という単純な二項対立ではなく、
初期に掴めただけでも最低『三勢力』は存在するという、複雑な対立構造でした。

国家転覆の首謀者グループ、『黒幕』
それに敵対する闇の権力者集団、『円卓』
そして、それら二つの闇へ立ち向かう、『ゼロ』

主にこの三勢力を基本的な枠組みとして、物語は展開していきます。

それぞれ異なる理念と目的を持ち、状況によって優劣関係が変化する中、
時に共闘、時に敵対、様々な心理的駆け引き情報戦を繰り広げながら雌雄を決していくという流れです。



2018年3月中旬現在、
大変ありがたいことにとても多くのプレイヤーさん達が絡んでくださったお陰で、
今や世界の命運を左右するほどの壮大なストーリー、そしてそれぞれの多彩な思惑が渦巻く大人数での群像劇となって参りました。


中々複雑なところも増えて参りましたので、それぞれのストーリーラインを整理しつつ、
現状どうなっているのか、今後どのような方向に向かっていくのか等を中の人視点で分かりやすくまとめていくのがこのページです。

今後のキャラ展開を考えたい方や、これから公安ネタを拾っていきたいと思って下さっている方など、
邪気を漲らせた方々が今後より一層楽しく遊んで頂くためのお役に立てれば幸いです。

Written by ◆3inMmyYQUs


概説


概要

ひとまず、この流れに絡むことで何が出来るのか、ということからご案内いたします。

上のまえがきでも申し上げましたが、この流れの肝は『三項対立』です。

『黒幕』は『ゼロ』を追い詰め、
『ゼロ』は『円卓』を瓦解させる為の鍵を握り、
『円卓』は『黒幕』の陰謀を押し止める権能を持ちます。

完全な三すくみとは言えませんが、どれか一勢力でも欠けると一気にパワーバランスが傾きます。
そういった状況の中でそれぞれが自身の目的を果たそうと努めれば、それらはほぼ必然、心理戦の様相を呈してきます。

もちろん、必ず三勢力のどれかに属さなくてはならないということはありません。
状況によっては上記三つ以外のグループが生まれることも可能性として有り得るでしょう。

そういった群雄割拠の中、
時には利害が一致し、敵対する勢力同士で手を組む場面もあるかもしれません。
逆に、同じグループ内であっても考え方の違いから衝突することもあるでしょう。

ヴィランVSヴィラン、ヒーローVSヒーロー、ヴィランとヒーローの共闘など、
そういった既存の立場に囚われない多種多様なロールの種として機能させるのが、この流れの主な狙いです。



設定


 新世界 + ( スパイアクション × ディストピア × 空想サイエンス )


このストーリーにおけるテイストをざっくり表すとしたら、そのような感じになるかと思います。

国家の諜報機関『公安』を主な題材にしていますので、
中々にリアリスティックかつハードボイルドなロールも増えて参りました。

自分の正体を隠して情報収集に当たったり、
ロイヤルな場所へ忍び込む為に普段はしないリッチな変装をしたり、
スパイガジェットを使ったり、カーチェイスを繰り広げてみたり、そんなスパイ映画さながらの場面が多く見られます。


そして新世界と言えば欠かせないのが、『カノッサ機関』の存在です。
この陰謀の裏にも当然『機関』は絡んでおり、様々な暗躍を行っています。

『機関』もその内情は混沌としており、元々一枚岩ではないところがありましたが、
今回の流れにおいては、大きく二勢力に分断しています。

『黒幕』に与し、世界を真正面から完全征服せんとする派閥と、
『円卓』に与し、世界の裏側から全てを掌握せんとする派閥です。

片やロマン主義、片やリアル主義とでも言ったところでしょうか。
今後、ナンバーズVSナンバーズ六罪王VS六罪王といった夢のカードも実現しうるかもしれません。


そしてこれは、ストーリーを始めた主幹の人のごく個人的な趣向・性癖ですが、
いわゆる『SF』というやつが大好きです。その中でも特に、退廃的な世界観の『ディストピア』ものが本当に大好物です。
絶望的な状況の中で足掻く人間どもを見ると心が躍ります。ワクワクいたします。

今回はそういう輩がメガホンを取っちまったようなものなので、
リビドーの赴くままに、皆様をそういう世界観の中へお連れできればと思っています。



テーマ

たかだかイベントでテーマとは、と大袈裟に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし皆様それなりにお年を積んで、
それなりに人生の酸いや甘いを経験なさると、
きっと一度や二度は人生について深く考えるときがあるのではないでしょうか。

キャラクター達にもきっと、それがあるのです。
まして一人で作る小説とは違って、何が起こるか予想もつかぬ『ロール』によって物語が紡がれる彼らは、
経験を積むにつれて色んな影響を受け、その人格を醸成させていくようなことが往々にしてあります。

ロールを重ねるにつれキャラを作った初期とは色々性格が変わっていた、なんていうのは恐らくそういうことです。

従いまして、この流れにおいて実験してみたいのは、
現実でも答えの出ていないような奥深いテーマをキャラにぶつけたときに何が起こるのか、ということです。

このストーリーにおいては例えば。

理想たる社会の在り方とは。
そこへはどうやって至るべきなのか。
人を繋ぐものは何なのか。
何が人を動かすのか。

そういった単一の答えではない、多種多様な価値観が挙げられうるテーマにキャラクターがぶつかったとき、
どういった物語が生まれるのでしょうか。スレ十周年の節目としてもそれを是非、見てみたいと思うのです。




各勢力紹介・ストーリーライン


ここからは各陣営の概要と、それぞれで起こってる簡単な流れを紹介していきます。
それぞれどんなことを目的とした勢力なのか、今注目のポイントは何かなどをお伝えできればと思います。

(最終更新2018/03/20)



『黒幕』


カノッサ機関六罪王・《計劃者》ロジェクトを中心とし、
水の国『公安』のトップとそのシンパ達から成る勢力です。
援助者の中には『反異能主義』の思想を持った者が多く存在します。

彼らの目的は世界を完全に征服することです。
そのビジョンは、一部の限られた特権階級とそれ以外の人権を剥奪され管理された人民によって成り立つ独裁的世界です。
要するにディストピア的世界です。その第一歩として、国家の転覆を企てています。


思想・特徴

『異能の独占者』
 全ての異能や魔術を自分たち支配者層の管理下へ置くことを目指します。
 そして、支配下以外の異能類は全て排除すべきという思想を持っています。

『情報の監視者』
 『公安』という国家の諜報機関が勢力に与しているため、高い諜報能力を持ちます。
 盗聴や盗撮、尾行、通信の傍受など、いつどこに目や耳を潜ませているか分かりません。
 また、情報の操作も得意分野です。都合の悪い真実は闇へ葬り、自らの有利になるよう情報を改竄します。

『思想の統制者』
 洗脳します。
 それは直接脳へ干渉すること以外にも、心理的な誘導やサブリミナルなどを織り交ぜた非接触的なものも含まれます。
 彼らにとって大衆の思想や世論を操ることぐらいはお手の物です。
 ただし個人を長期的かつ強力に染め上げることまではまだ出来ていません。

『無機的未来技術』
 空想サイエンスです。
 アンドロイドとか、やたらハイテクな機械とか、電脳技術とか、そういうSF的なものを多く駆使します。

『退廃的夢想狂気』
 《計劃者》ロジェクトは夢の中に現れたり、
 複数の未来を認識しているような言動をしたりと、
 通常の存在とは根本的にかけ離れた面が見られます。
 総じて、超現実的な事象を操ることが可能なようです。




行動指針

  • 黒幕の意にそぐわない人間を監視するもしくは排除する、洗脳する
  • その為の人員や物資、装備を供給・調達する


敵対勢力

彼らが排除するべき対象は以下の通りです。

『ゼロ』他
 世界を守ろうとする治安維持勢力。
 色々と嗅ぎ回られると邪魔なので消す必要があります。排除してください。

『円卓』
 現在の国家に根を張り既得権益を貪る彼らとは指針が相反します。
 とりわけ彼らの持つ莫大な財力は、武力などに転換されると大変な脅威です。排除してください。


ただし勢力としての最終的な目的はあくまでディストピア世界の達成です。
その上で利用できそうな状況があれば、あえて排除せずに他の選択を取ることも賢明でしょう。


導入

この勢力に与したいと思うキャラクターは、以下のようにして参入することが出来ます。

  • 六罪王≪計劃者≫ロジェクトとそのシンパから直接招待を受ける。
  • もしくは元々受けていたことにする。
  • その他、個々のキャラ背景に応じて。

(何かこういう背景設定を追加したいんだけど! 等ありましたら
 基本ご自由にやっていただいて結構ですし、要相談であれば舞台裏の方で遠慮無くお声かけください)


これまでの流れ

  • 水の国現公安部長セリザワが機関原理主義『長老派』を介して機関の一部と同盟を結ぶ。『N2文書』の発行。
  • それが長老派の手により、『グラーク書簡』と共に一部の機関員達に漏洩。機関内勢力の分断が起きる。
  • 対象の異能を消去するという謎の機械を持った『婦警』が出現する。
  • 六罪王≪計劃者≫ロジェクトが始動。黒幕派人員を束ね、新世界ディストピア化プロジェクト『オメラス計画』を推し進める。
  • その一環として、国会に『魔能制限法』を提出する←今ここ


現在のキーポイント

(2018/03/20現在)

◆『魔制法』を可決させられるか

異能や魔術を国家が管理・制限しようとする法案。
黒幕は野党を焚きつけてこれを提出し、
情報工作によって世論を『反異能・脱異能』方向へ傾けて施行への土台を築きました。

可決に至るかどうかは、与党、つまり『円卓』の意思次第なのが現状です。

一部地域で試験的に施行か、なんていう案も出始めていますが(後で出します)果たして。


◆『N2文書』を保持できるか

公安のトップと機関との繋がりを示す物的証拠である『N2文書』。
複製されたものは一部の機関員の手にありますが、原本は未だ所在不明です。

公安のトップを挙げるには、この『N2文書』の原本が重要な鍵となります。
諜報能力を有した『ゼロ』や『公安三課』、その協力者達による動きが今後の肝となります。


◆『ソラリス』を奪取できるか

黒幕派企業の『オーウェル社』が開発する強力な洗脳装置の完成に、
『ソラリス』=『初瀬 麻季音』という存在が不可欠であり、それを入手する必要があります。

現在黒幕派公安も追っていますが、『UT』との関わりもありまだ手出しは出来ていません。


◆『兎』をどうしてやろうか

公安三課』の森島 京が海で釣れました。
煮るなり焼くなり好きに出来そうですがどうしてくれようか。
高級な素材を活かす一流の料理人とレシピを用意する必要がありそうです。


◆敵対者を排除できるか

この勢力の心臓は六罪王よりもむしろ『公安』の現部長・セリザワという存在です。
彼を失えば黒幕派公安捜査官の統制が取れなくなり、その諜報や情報工作能力は著しく低下します。

芹沢公安部長が公安の黒幕だと知り、彼を確保しようと動く者たちは全て排除するべき存在です。
また、『円卓』の戦力増加も無視できない脅威であり、それを削ぐことも必要な任務です。



『円卓』


カノッサ機関《No.100》ジルベール・デュボンを中心的な意思決定者とする勢力です。
『円卓』の構成者である各界の汚れた権力者達が形成した独自の集金システムにより、莫大な裏金をプールしています。

彼らの目的は今ある世界の実権を掌握することです。
つまり、一見普通に機能している世界を裏から好き勝手操れる存在になるということです。
いわゆるフリーメイソンです。都市伝説的な意味で。 ん? 誰だろうこんな時間に


思想・特徴

『愛国者達』
 『円卓』は、政界、財閥、大企業など、それぞれの中にいる有力者達が汚れた既得権益を貪るための裏組織です。
 公金や経済的利益から不正に金を吸い上げ、私腹を肥やします。その為ならば裏で戦争や内紛を起こすことも厭いません。
 それらのシステムは、現在の国家に深く根を張っています。そういう意味で、彼らは国を愛しています。らりるれろは関係ありません

『隠匿者達』
 彼らは代々世界の裏に潜んできました。
 自らの安全を守る為に金や身を表から目の届かないところへ隠す術を熟知しています。
 隠れるのだけは、上手いのです。

『臆病者達』
 『円卓』は代々合議制の形を取ってきました。
 よく言えば民主的ですが、その実は誰も責任を負いたくないという内心が形になったものです。
 従って、ジルベールとその側近的存在を除いては、ほぼ全員が極めて受動的であり、独断の意思決定を拒む傾向にあります。

『強欲者達』
 『円卓』の中枢者達は、臆病な割にはとにかく金が大好きで、それに執着します。
 私欲を満たすことに余念がありません。奴隷を買ったり、残酷な見世物を好んで見に行ったり。
 しかし潤沢な裏金があるうちは仲良くしていられますが、ひとたびそれが脅かされると、その強欲は共食いの牙となる可能性を孕んでいます。

『有機的暗黒異能』
 ジルベール・デュボンの『呪い』を使役する異能を初めとして、この勢力はとかく『闇』との親和性が高いようです。
 他の協力者としても、『神』を造ろうとする冒涜者、生体改造の研究者や、魔界の悪魔名状しがたい軟体生物等々、本格派の悪性体が集合しつつあります。
 夢に潜むロジェクトを貞子に例えるなら、こちらは現実世界での肉弾攻撃に長けた伽椰子という立ち位置でしょうか。



行動指針

  • 『黒幕』潰し
  • 『円卓』に害成す勢力の排除
  • 戦力的手札の増強
  • その他《No.100》の意に沿うこと


敵対勢力

彼らが排除するべき対象は以下の通りです。

『ゼロ』
 この勢力は『円卓』中枢者のリストを所持しています。
 従って、準備が整えば検挙に掛かることが出来、その集金システムを瓦解させられる恐れがあります。
 《No.100》が強く敵対視する『公安三課』も『ゼロ』との繋がりがあります。
 そうでなくても彼らの有する公安特有の諜報能力は非常に鬱陶しいものがあります。殺しましょう。

『黒幕』
 なんかもう生理的に受け付けない奴らです。殺します。


ただし勢力としての最終的な目標はジルベールの野望達成(国を買い、その先をも手に入れること)です。
その上で利用できそうな状況があれば、敢えて敵対せず他の選択を取ることも賢明でしょう。


導入

この勢力に与したいと思うキャラクターは、以下のようにして参入することが出来ます。

  • 『円卓の王』《No.100》ジルベール・デュボンとその協力者から勧誘を受ける。
  • 円城という『円卓』の使者から勧誘を受ける。またはそうしたことにする。
  • その他、個々のキャラ背景に応じて。

 (相談事等ありましたら舞台裏でジルベールの方[◆9VoJCcNhSw]か、
  円城の中身[◆3inMmyYQUs]へお尋ねください)


これまでの流れ

  • 『円卓』の中枢者達が『長老派』を介して機関の一部と同盟を結ぶ。グラーク書簡の発行。
  • それが長老派を介して、『N2文書』と共に一部の機関員に漏洩。機関内勢力の分断が起きる。
  • 《No.100》ジルベール・デュボンが『円卓』の実質的支配者の座に就く。
  • 夜の国領内の都市国家アスタンを襲撃、後に自ら支援してその実権を支配しようと画策する。
    いわゆるマッチポンプ。
  • 『リスト』の存在を知ったジルベールが裏金の一部を個人の管理下に移す。
    それを察知した一部の『円卓』構成者達が疑心に駆られ彼らも裏金の一部を懐へ移し始める。
  • 『黒幕』潰しと戦力増強のため、共鳴者を勧誘して回る。←今ここ


現在のキーポイント

(2018/03/20現在)

◆『リスト』の所在を明らかにし、それを潰せるか

 『円卓』の生命線を握る、中枢者のリスト。
 それさえ揉み消せれば、『円卓』は目立った弱点のない強大な勢力へと成り上がることが出来るでしょう。

 現在その『リスト』は『ゼロ』が所有していますが、
 『黒幕』のような高い諜報能力のない『円卓』では、未だ『ゼロ』の存在を掴めてはいません。

 状況から鑑みて、どうやら『黒幕』の手にはないらしいということに、
 《No.100》は思い至っていますが、果たして。


◆『魔制法』を可決させるか

 『黒幕』と思しき勢力が提出した『魔制法』。
 これを可決させるかどうかは、与党の力を握る『円卓』の意思決定に掛かっています。

 市井の能力者達の力を大きく制限するこの法案。
 一見『円卓』にとっても害成すもののように見えますが、よくよく考えると、
 『円卓』の側にも各所に権力者がおり、仮に法案を通したところで自分の息がかかった能力者には
 様々な理由をつけて『特権付与』をすることが可能なのです。

 つまり、この法案を通したところで『円卓』には大きなデメリットがありません
 それどころか、今後邪魔になるであろう正義勢力の力を一方的に封じ込めにかかることが出来ます。

 感情的な問題を除けば、ある種『黒幕』と手を組むような形でもそれなりのメリットがあるこの法案。
 どのように手を打つか、『円卓』の意思決定者に委ねられています。


◆戦力を拡充できるか

 攻めるにも守るにも、武力はどれだけあっても困りません。
 『黒幕』や『ゼロ』他を潰すにせよ、今後世界の奪取を目論むにせよ、
 どれだけ強力な戦力を取り込めるかは重要な鍵を握ります。




『ゼロ』


水国警察警務局特別監査官・円 嗣星及びその直属捜査官・黒野カンナを中心とする勢力です。
というか正式な人員としてはそれしかいません。だって他の公安はだいたい『黒幕』っぽいから。あと『三課』のハゲが警戒して構ってくれないから
公安部特務一課特捜班が正式な名称ですが、コードネームとして『ゼロ』と呼ばれています。

彼らの目的は国家の安寧や平和、尊厳を、あらゆる脅威から守ることです。
もっとも、もはや一国家がどうとかいうレベルでは収まらなくなりつつありますが。
それでも色んなドラマを生むためにがんばって戦うグループです。


思想・特徴

『零の善性』
 プラスにもマイナスにも大きく傾くことなく、
 ただ純粋により善なるもの、より真なるものを志向する性質です。
 それはいつか、今後の人間社会の在り方についての根源的な問いへ行き当たるかもしれません。

『公安警察』
 要はスパイヒーローです。それなりの諜報、隠密能力を有しています。
 あとは何故かロイヤルなところへばかり潜入して華やかな変装をしますし、
 何故か車やバイクに乗りながら戦いますし、何故か良いタイミングで色々爆発したりします。

『少数精鋭』
 アベンジャーズです。
 チームプレーで頑張ろうねとは言いますがそんなものは上辺だけです。
 私たちに有るとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけです。



行動指針

  • 『黒幕』の陰謀阻止、壊滅
  • 『円卓』の検挙、瓦解
  • 上記のための情報収集、協力者集めなど


敵対勢力

主に立ち向かうべき闇はこの二つです。

『黒幕』
 監視、洗脳、異能排除。国家を転覆させ独裁的な管理社会の建立を企てる最悪の勢力です。
 何としてでも敵の正体を突き止め、その陰謀を阻止しなければなりません。

『円卓』
 現状の脅威度は低いですが、それも『黒幕』との相対的な評価。
 不正を働く闇であることには変わりなく、これも放置しておけばいずれ強大な脅威に成り得ます。
 そしてもっとも最悪なのは、何らかの状況において『黒幕』と手を組まれることです。
 それだけは何としてでも避けなければなりません。


勢力としての最終的な目的は国家と世界の防衛です。
その上で利用できそうな状況があれば、あえて排除せずに他の選択を取ることも賢明でしょう。


導入

この勢力に与したいと思うキャラクターは、以下のようにして参入することが出来ます。

  • 成り行き
 (ぶっちゃけこの辺りは主催が恣意的に干渉するよりは流れに任せてみたいな、と)


これまでの流れ

  • 公安内の陰謀を知る。関係ありそうな事件を色々追う。
  • 任務中、『公安三課』の一部メンバーと鉢合わせ、一時交戦するも円が仲裁する。
    『三課』はとある初老の男の携帯端末を、黒野カンナはアンドロイド『レイチェル』を回収。
  • 西島当護を確保、『黒幕』への手がかりと『円卓』のリストを入手する。
  • 自警団部隊長 ディミーア・エルドワルと協力関係を結ぶ。
  • 『正夢』による暗号化された思念通信技術を獲得する。
  • 櫻国魔導海軍中尉 厳島命と協力関係を結ぶ。
  • 『黒幕』の傀儡だったアンドロイド『レイチェル』を修理、
    初期化した後に『ゼロ』の諜報用レプリカント『レイ』としてリブート。
  • 『魔制法』が可決された場合の最悪のシナリオを想定しつつ、可決阻止に向け情報工作を仕掛け、たい。
  • 『セレンディピター号』にて『レイ』が『公安三課』のバックアップとして向かったが、森島青年が『黒幕』に攫われる。←今ここ レイ何しに行った

現在のキーポイント

(2018/03/20現在)

◆『魔制法』の可決を阻止できるか

 『黒幕』と『円卓』だけが有利になり、他の能力者が一気に窮地へ立たされるこの法案。
 現状、両勢力が反発しあってる為に可決されていませんが、
 風向き一つ変わるだけで施行されてしまう大変危険な状況です。

 何らかの形で最悪の状況は阻止したいところですが、現在のところ確実に有効な手立てはありません。


◆『リスト』の所在を隠せるか

 『円卓』検挙の鍵を握る『リスト』。
 これが『ゼロ』の元にあることを知るのは現在『黒幕』の一部のみですが、
 これをどちらかの勢力に奪われてしまうと、取った方が大きく有利な状況になってしまいます。

 彼らは何としてもこの『リスト』の所在を掴ませないように、情報的に攪乱する必要があります。


◆『N2文書』を奪取できるか
 『黒幕』の中心者を検挙する為の重要な物的証拠、『N2文書』。
 この原本を手に入れることが出来れば公安黒幕派のトップへ王手を掛けられます。
 早急に入手したいところですが、今のところ有力な情報は得られていません。


◆極秘裏に協力者を集められるか
 層の薄い『ゼロ』勢では、たった一人の欠如、ほんの些細な情報流出が大きな命取りに成り得ます。
 従ってどれだけリスクを排除し、その上で強力な戦力を取り込めるかに細心の注意が求められるでしょう。


◆森島 京の捜索
 『公安三課』唯一の良識人・森島 京がセレンディピター号での任務中、嵐の海へポチャって消えました。
 歴史ある重要文化人なので一刻も早く見つけ出す必要があります。探せ、この世の全てをそこに置いてきた。



『フリー勢』



上記のどれにも属さない、協力関係にないフリーの能力者達です。

これからとあるディストピア的環境を生き抜いてもらうような流れを考えています。
すみませんがこの辺りはもう少々お待ちを。

それまで単身調査に乗り出すも良し、
機関の原理主義者でテロ起こすも良し、
全然関係ないことを始めるのも良しです。流れに身を任せるのだ。




広域情報


2018/03/20現在、一般的に知られている情報を載せていきます。


  • 水の国国会に『魔能制限法案(正式名称:特定超規安全保障法案)』が提出される。
    法案可決を推進する野党と、それに反発する与党という形で拮抗状態が続く。

  • 世論が、同法案を可決すべきという方向に大きく傾く。

  • 一部では過激な『異能排斥論』者の気配も。
    能力者に不穏な目を向ける衆民も見られ始める。

  • 夜の国領内の都市国家『アスタン』が『Crimson』なる者の襲撃を受け陥落、全世界へラジオ放送される。

  • 『セレンディピター号』が爆発して凍る。




Q&A



Q.ここんとこってどうなってるの?
  こういう設定追加したいんだけどいいかな?
  これって今どうなってる感じ?
  今北産業
  何なのだ、これは! どうすればいいのだ!
  何故人は生まれ、そして死ぬのか
  今日のラッキーカラーは
  43歳、男性です。職場の後輩を好きになりました。彼女は入社3年目で今年から同じ課へ配属になり私が研修を担当しているのですが


A.細かい質問等は全て遠慮無く舞台裏にてお尋ねください。
  市民問い合わせセンター(◆3inMmyYQUs)が大体お答え致します。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年03月21日 03:54