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ナイトウィザード!クロスSS超☆保管庫
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ナイトウィザード!クロスSS超☆保管庫

第01話

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nwxss

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だれでも歓迎! 編集
――この日、柊蓮司は今日土曜日の放課後に入った任務を軽く熟して
昼下がりの今時分に家路に着いている最中で在った。
だが、今日は学年主任との補習日程の打ち合わせで
休み時間を潰してしまった上に、貴重な弁当をエネミーとの
戦闘中に引っ繰り返されてしまい、更に財布の中身は
16円しか入っていないという悲惨極まりない状況下で、
目に着くコンビニで何か買う事も出来ずに
今の今迄食べ物らしい物を何も口に出来てはいなかった。
(……腹減ったなぁ……)
目に見えてふらふらよたよたと歩きながら、柊は
心の中で己の不遇を嘆いていた。
と、ふと視線を向けた先の交差点に
黒髪ツインテールの中学生位の一人の少女が
後ろを向いて何やら携帯に喋り掛けている風な感じのまま
横断歩道に駆け出している姿が柊の目に入った。
信号は、赤。しかもトレーラーがかなりな速さで走り込んで来ているが、
少女はお喋りに気を取られて迫るトレーラーに全く気付いていない!
「危ねぇ!」
柊は脊椎反射的に駆け出し、普通では間に合わぬと直感で察して
駆け出した一歩目を踏み出すと同時に柊自身に《エア・ダンス》
の魔法を掛けて移動力を増加させ、疾風の速さで交差点に駆け込み、
迫るトレーラーに漸く気付き為す術も無く茫然と立ち竦んでいた少女を
素早くその腰回りを両腕でお姫様抱っこに抱え込んで横断歩道を向こう側へ駆け抜ける!

ギキィーッ!と云うブレーキ音に漸く我に還った少女は、
気付いたら誰かに抱えられて助けられていた事に
先程とは別の意味で呆然としていたが、はっと気付くと
助けてくれた人――確か着ている制服からするに
私立輝名学園秋葉原分校の高校生らしい男子に御礼の言葉を
掛けようと少女が顔を挙げて恩人の顔を見上げた瞬間、
少女を抱えていた柊はその抱えている体勢のまま
くたりと力が抜けて前のめりに潰れてしまった。

「……駄目だ、もう限界……腹減ったぁ……」
ぐぅきゅるるるぅう~、と腹の虫を鳴らしながらも
抱えていた少女は地面に落とし零さぬ様に両腕を挙げたのは
見事な心意気な柊を見て、少女は何やら暫し思案した後に
キッと顔を上げて柊の顔を改めて見詰め、
何やら無意味に自信満々且つ嬉しそうな口調と眼差しで
柊に向けて言った。

「アンタがアタシを助けてくれたんだ?
 よし! 命の恩人が腹を空かせてるのに
 それに応えないのはあまりに人情紙風船!
 ウチに来なさい、助けてくれたお礼に
 アタシの手料理をごちそうしてくれるわぁっ!」
そう言うと、少女はヘタレている柊のブレザーの襟を掴んで
引き擦り歩き出し始めた。

「あ、アタシは南夏奈! 命の恩人、アンタの名前は?」
……そんな少女からの自己紹介を朧げに聞きながら、
柊は空腹と服の襟を引き擦り絞められた事に因る窒息とで
今にも天に召されようとしていた……。

――to be continued…….

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