作品情報
クロス元 | デ・ジ・キャラット マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー(MD版) |
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作者 | 久徳法師 ◆bzQsr7duKk |
ナイトウィザード異聞~はわっとにょ~とPoooo!
━━爽やかな昼下がりの秋空の下、赤羽神社の鳥居前を竹箒で掃き清めていた赤羽くれはは、
その耳に何やら困っている感じの女の子達の声を拾い聞く。
その耳に何やら困っている感じの女の子達の声を拾い聞く。
「・・・・・・にょ~、見付からないにょ~、困ったにょ~。」
「あんなのに気を取られて追い回してたおまえが悪いにゅ」
「あんなのに気を取られて追い回してたおまえが悪いにゅ」
気になったくれはが声の聞こえて来た方に顔を向けると、そこには紺色のワンピースにフリルを飾った
白いエプロンドレスに身を包み、猫の足を模したもこもこの手袋とブーツを身に着けて頭には
とぼけた感じの猫目を付けた白い猫耳帽子を被ってそれに合わせた白い猫しっぽも腰からぶら提げ、
若草色の綺麗なボブヘアーの両脇を大きな鈴の付いたヘップリングで括ってぴょんと横に出していて
その髪飾りの鈴よりも一回り大きい鈴を胸元に飾った見た目10才位の可愛らしい女の子
━━この秋葉原周辺に住んでいたり働いていたりすれば知らぬ者の居ない秋葉原の有名人、
ゲーマーズと云うキャラクター関連グッズショップで働く看板娘のDi.Gi.Charat、
通称“でじこ”が何やら困り顔できょろきょろと辺りを見回しながら歩いていた。
白いエプロンドレスに身を包み、猫の足を模したもこもこの手袋とブーツを身に着けて頭には
とぼけた感じの猫目を付けた白い猫耳帽子を被ってそれに合わせた白い猫しっぽも腰からぶら提げ、
若草色の綺麗なボブヘアーの両脇を大きな鈴の付いたヘップリングで括ってぴょんと横に出していて
その髪飾りの鈴よりも一回り大きい鈴を胸元に飾った見た目10才位の可愛らしい女の子
━━この秋葉原周辺に住んでいたり働いていたりすれば知らぬ者の居ない秋葉原の有名人、
ゲーマーズと云うキャラクター関連グッズショップで働く看板娘のDi.Gi.Charat、
通称“でじこ”が何やら困り顔できょろきょろと辺りを見回しながら歩いていた。
そのでじこの脇には、セーラー服に紺のちょうちんぶるまと云う出で立ちにこちらは点目に片耳辺りに
小さな花飾りを飾った茶虎の猫耳帽子被り同じく茶虎なショートブーツを履いて
こちらも茶虎縞々な猫しっぽを腰からぶら提げ、明るい茶色の髪を藁箒の様に括って二本に提げた
見た目5才位のこちらも可愛らしい女の子━━でじこの妹分のPu.ti.Charat、
通称“ぷちこ”がでじこに向けて文句を浴びせながらとことこと付いて歩いてもいる。
小さな花飾りを飾った茶虎の猫耳帽子被り同じく茶虎なショートブーツを履いて
こちらも茶虎縞々な猫しっぽを腰からぶら提げ、明るい茶色の髪を藁箒の様に括って二本に提げた
見た目5才位のこちらも可愛らしい女の子━━でじこの妹分のPu.ti.Charat、
通称“ぷちこ”がでじこに向けて文句を浴びせながらとことこと付いて歩いてもいる。
二人を知らぬ仲でも無いくれはは、一旦掃き掃除の手を休めてゆったりと歩み寄りながら声を掛ける。
「でじこちゃん、ぷちこちゃん、どうしたの?」
「あ、くれはにょ~。こんにちわだにょ~」
「こんにちわにゅ」
「あ、くれはにょ~。こんにちわだにょ~」
「こんにちわにゅ」
くれはに気付いたでじこ達も一旦足を止めてくれはに向き直ってお辞儀で挨拶し、顔を挙げると
困り顔に眉根をハの字に寄せて言葉を続ける。
困り顔に眉根をハの字に寄せて言葉を続ける。
「店長しゃんに頼まれたお遣いの品を落としてしまったんだにょ~。こんくらいの白い箱に
入ってるんだけど、くれはは見なかったかにょ~?」
「あんな変な霊夢もどきを追い掛け回すのに夢中になってたでじこが悪いにゅ」
入ってるんだけど、くれはは見なかったかにょ~?」
「あんな変な霊夢もどきを追い掛け回すのに夢中になってたでじこが悪いにゅ」
猫手袋に包まれた両手で捜し物の大きさを示しながらくれはに訊ねるでじこに向け、
すかさずぷちこから毒舌込めたツッコみが入る。でじこもすかさず「ぷちこ、うるさいにょ!」と言い返す。
すかさずぷちこから毒舌込めたツッコみが入る。でじこもすかさず「ぷちこ、うるさいにょ!」と言い返す。
そんな遣り取りを当人達に対しては不謹慎ながらも微笑ましく眺めていたくれはは、
少し考え込んだ後に二人に向けて「少し待っててね」と言い残して一旦境内の奥に引っ込み、
直ぐにまた戻って来る。その手には先程まで手にしていた竹箒は無い。
そのままくれははでじこ達の元に足早に歩み寄り、二人に目線の高さを合わせる様に軽く腰を屈めて
にこやかに声を掛ける。
少し考え込んだ後に二人に向けて「少し待っててね」と言い残して一旦境内の奥に引っ込み、
直ぐにまた戻って来る。その手には先程まで手にしていた竹箒は無い。
そのままくれははでじこ達の元に足早に歩み寄り、二人に目線の高さを合わせる様に軽く腰を屈めて
にこやかに声を掛ける。
「その捜し物、あたしも手伝ってあげるね」
「本当かにょ~!? やったにょ~! これで早く見付かるにょ~!」
「世話をかけるにゅ」
「本当かにょ~!? やったにょ~! これで早く見付かるにょ~!」
「世話をかけるにゅ」
思わぬ手助けに素直に無邪気に喜ぶでじこ達を再び微笑ましく眺めながら、くれははでじこ達と一緒に秋葉原の街へと向かう。
━━そう、これが『秋葉原の最も騒がしい日』となる事も、
それにくれはも渦中に巻き込まれて日頃の柊並みの苦労を味わう事になるとも知らずに・・・・・・。
それにくれはも渦中に巻き込まれて日頃の柊並みの苦労を味わう事になるとも知らずに・・・・・・。
捜し物を求めて秋葉原を巡る中で様々に出会う秋葉原名物の奇人変人知人達!
そして降り懸かる厄介事やイジり!
途中で知り合い行動を共にする事となる、謎の冥魔を追って初めて秋葉原に来たと言う
黒人ウィザード・ダンサー、マイケル!(口癖は「Poooo!」)
そ し て ・・・・・・
そして降り懸かる厄介事やイジり!
途中で知り合い行動を共にする事となる、謎の冥魔を追って初めて秋葉原に来たと言う
黒人ウィザード・ダンサー、マイケル!(口癖は「Poooo!」)
そ し て ・・・・・・
「・・・・・・おねぇちゃん、でじこに恨みがあるなんてあたしと気が合うぴょ♪」
「━━この超☆公・パール=クール様を衆人環視の中で追い掛け回すなんて、断じて許せないわ!」
「━━この超☆公・パール=クール様を衆人環視の中で追い掛け回すなんて、断じて許せないわ!」
━━さて、このどたばた騒ぎの顛末や如何に!?
くれは、柊は魔剣カスタマイズ中で自宅の縁側(ベランダ?)で
のんびり日向ぼっこと腑抜けているから、呼んでも役には立たないぞっ!!
くれは、柊は魔剣カスタマイズ中で自宅の縁側(ベランダ?)で
のんびり日向ぼっこと腑抜けているから、呼んでも役には立たないぞっ!!
ナイトウィザード異聞~はわっとにょ~とPoooo!~
※執筆予定は未定です