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問16回答

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ohden

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【MTBF】
Mean Time Between Failure
ある機器やシステムが故障するまでの時間の平均値。
使用を開始して、あるいは故障から回復してから、次に故障するまでの平均時間。
稼動時間の和をその間に生じた故障回数で割った値として与えられる。
機器やシステムの安定性の指標として用いられ、値が大きいほど故障間隔が長く、安定したシステムと言える。
『MTBFが10年』とは『10年に一度故障する』という意味。

【MTTR】
故障したコンピュータシステムの復旧にかかる時間の平均。
『修理時間の和÷故障回数』として計算される。
システムの保全性の指標として用いられ、値が小さいほど復旧までの時間が短く、保全性が高いシステムといえる。

【稼働率】
稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)

【直列システムの稼働率】
稼働率=稼働率A×稼働率B

【並列システムの稼働率】
稼働率=1-(1-稼働率A)(1-稼働率B)



A=(1-(1-X)(1-Y))Z=(1-(1-X-Y+XY))Z=XZ+YZ-XYZ
B=1-(1-XZ)(1-Y)=1-(1-Y-XZ+XYZ)=Y+XZ-XYZ
A-B=(XZ+YZ-XYZ)-(Y+XZ-XYZ)=YZ-Y=Y(Z-1)
この時、常に『Y<1』『Z<1』が成り立つため、『Z-1』は負となる。
∴A-B<0であるため、A<Bが成り立つこととなる。



更新日: 2009年12月21日 (月) 23時58分43秒
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