「超文明」と呼ばれる謎のエネルギーについて - oks3 @ ウィキ

この文章は、アメリカ合衆国███████州にて発見された著者不明の手記をデータとして書き起こしたものです。
文字がかすれて非常に読みづらいですが、解読が進み次第文章を追加していきます。

最初のページ

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やぁ諸君。私は ██████、世界各地で確認される「超文明」なるエネルギーを調査している。これはその調査の時に書いたメモ帳だ。自由に閲覧してくれて構わない。
君が「超文明」についての謎を解き明かしてくれてもいいぞ？そうなれば、私の仕事がほんのちょっと楽になるからね...

...まあ別に誰かに見せるため書いた訳じゃないんだが、ちょっとこういう文章を書くのに憧れがあったんだ。もし私がこれを落として、拾った人がいたら███████████まで届けてくれ。頼むよ。

※住所███████████に人は住んでいません。

20XX/2/11 █████神殿 解読済

20XX/2/11 █████神殿

これは「超文明」が初めて確認された事例。
世界遺産として有名な █████神殿の近辺で、地中に埋まっている未発見の遺跡が見つかった。私は調査隊の1人として遺跡を探索していたのだが、ある奇妙な物体を発見した。

謎の電波を発する、小さくて白い何かだ。
顔は犬に似ているし実際そんな感じの動きもしているが、頭の突起と触手を見た所は確実に普通の犬ではないだろう。しかも、岩のように重く硬い。いやむしろ、岩が犬の形をして動いているような...とにかく、変なヤツだ。壁にコイツと似たような壁画があるのを見るに、この遺跡由来であることは間違いないだろう。
解読班が壁から読み取った内容は支離滅裂だったが、唯一まともな意味を成していそうな一節があった。

『天ヨリ授カリシ超文明ノ力』

我々は古代人の記述から抜粋し、謎の電波を「超文明」エネルギーと名付ける事にした。(私はまだ力がこの電波のことであると確定していないからと反対したが、押し切られた)
しかし、懐かれたのか石の犬が私から離れなくなってしまった。気のせいかもしれないが、この犬の近くにいると変な感覚がする...身体全体を内側から刺激されているようだ...。

20XX/3/27 █████・███地方 解読済

20XX/3/27 █████・███地方

最初の事例から1ヶ月半くらいだな。南アメリカの ███地方で超文明エネルギーと思われる電波が観測された。この場所は █████神殿からはかなり離れているし、海を渡る必要もある...。
色々な疑問が浮かぶが、我々はすぐに ███地方の電波が観測された場所へ向かった。どうやら千数年前に栄えた ███族の遺跡から電波が発されているようだ。
内部を探索してみると、原因らしきものはすぐに見つかった。

鳥かなにかの模型に見えるが、自律して飛び回り、あの石の犬と似た輝きを放っている。質感と重さからするに、恐らく金で作られているのだろう。近くで変な感覚がするのもアイツと同じだ。
速く飛び回りすぎて壁に何度も激突しているが、欠けても崩れてもまた元に戻っているようだ。前回の記録には書き忘れたが、あの石の犬も転んで脚が折れても再生していたから、もしかしたら「超文明」の力で強い再生能力を持っているのかもしれない。
しかし、あの石の犬がいた遺跡とは何の関係があるのだろうか？民族間で交流があった......？ううむ......私はロマンを求めてこの調査隊に入ったのだが、歴史には詳しくないんだ。ここら辺の考察は他の隊員に任せるとするか......。

20XX/9/23 ████████島 解読済

20XX/9/23 ████████島
今回超文明エネルギーが観測されたのは、ヨーロッパの████████島。またしても、前回、前々回の遺跡からは遠く離れた場所。しかも孤島だ。
行ってみると、どうやら我々が電波を観測する以前から現地の人々の目撃情報があったらしい。まぁあんなに目立つ光を放っていたら見つかりやすいのも無理はないが...
電波は、海岸で座礁していた朽ち果てた船から発されていた。中を調べてみたが、例のピンクの光を放っているため恐らくコイツらが発生源だろう。

形から推測するにアリなのだが、身体は大型犬ほどの巨大さで、苔に覆われ、胴体に機械が取り付けられている。錆び付いてはいるが、機械も本体も問題なく活動できているようだ。
付近で発見された石板の情報と照らし合わせてみると、この機械が彼らに取り付けられたのは恐らく紀元前1~3世紀ほどらしい。不思議なことに、以前の█████神殿や███地方の遺跡とは年代が全く合わないようで、民族間の交流があった訳では無さそうだ。じゃあ何故ここにも同じエネルギーが...？自然由来のものだったとか、偶然同じものが発見されたとか...
色々理由を考えてみたが、多分この中に正解はないと思う。まぁいいだろう。まだ調査は始まったばかりだし、それにこういう考察は私よりも██の方が得意だしな。

20XX/X/XX ████████ 未解読

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20XX/XXXXXX ██ ████ 未解読

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