あらすじ
因果の歯車は回っている──────
あらゆる場所を制圧したにゃんこ軍団は
変わり映えしない日常を過ごしていた
みんな本を読んだりネットサーフィンしたりするぐらいには
気持ちにも戦力的にも余裕があったのだ
変わり映えしない日常を過ごしていた
みんな本を読んだりネットサーフィンしたりするぐらいには
気持ちにも戦力的にも余裕があったのだ
艱難辛苦…傲岸不遜…
陰陽精神…帝堕鎮砲…
陰陽精神…帝堕鎮砲…
本やネットで見た四字熟語を並べてみたが
あたりまえだが特に生活は変わらなかった
あたりまえだが特に生活は変わらなかった
しかし、ある日… 具体的には
居酒屋で近くのテーブルにいたにゃんこが
読んだ本に影響されたのか知らないが
やれ「この文は嘘である」が本当だとしたらとか
逆にそれが嘘だとしたらとか
そんなことをあーだこーだ言っていた日のことだった
居酒屋で近くのテーブルにいたにゃんこが
読んだ本に影響されたのか知らないが
やれ「この文は嘘である」が本当だとしたらとか
逆にそれが嘘だとしたらとか
そんなことをあーだこーだ言っていた日のことだった
突然空から淡い虹色のナイフが落ちてきた
その場にいたにゃんこたちは
「にゃんだあっ」「まさかの展開だ」
みたいなことを言っていたことを思い出した
その場にいたにゃんこたちは
「にゃんだあっ」「まさかの展開だ」
みたいなことを言っていたことを思い出した
調べてみるにそれは
どこかの店の商品のサンプルらしく
数回しか使うことができなかった
どこかの店の商品のサンプルらしく
数回しか使うことができなかった
「調べてみるに」なんて言ったが
実際はくっついていたタグを見ただけなんだけど…
実際はくっついていたタグを見ただけなんだけど…
ともかくにゃんこ軍団はこれを使って空中を切り裂いた
すると裂け目の先に未知なる土地が広がっていたのだ
すると裂け目の先に未知なる土地が広がっていたのだ
そこは図書館にあったボロボロの本でちょこっと
「パラドックス次元」…の上層
と紹介されていた土地だった
「パラドックス次元」…の上層
と紹介されていた土地だった
別の本にも
「因果の歯車は回っている」とか
「いつか乱す者が現れる…それが誰か私は知らないが」
みたいな文で紹介されていたが
いかんせん字が汚かったから
理解することはできなかった
「因果の歯車は回っている」とか
「いつか乱す者が現れる…それが誰か私は知らないが」
みたいな文で紹介されていたが
いかんせん字が汚かったから
理解することはできなかった
この次元に何があるかまではわからなかったけど
にゃんこ軍団はさらなる次元へと旅立って行った…
にゃんこ軍団はさらなる次元へと旅立って行った…
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