運否天賦 ◆QpsnHG41Mg
セイバーと
阿万音鈴羽を乗せたバイクが街を駆ける。
この先で何かが待っている。運転手のセイバーには、そんな確信があった。
バーサーカーの声が聞こえて来た次点で、鈴羽を降ろすという選択肢もあった。
だが、バーサーカーの声はセイバーに気付くことなく、次第に遠ざかっていった。
追い掛けるべきか逡巡したが、今はそれよりも冬木への到着を急ぐべきだと思った。
何故かはわからないが、そうしなければならないと強く思い込んでいた。
だから結局セイバーはバイクを停めることなく道を急いでいた。
――そんなセイバーの耳に入って来たのは、鐘の音だった。
それが放送の音だと気付くまでにそう時間はかからない。
これには流石にバイクを減速させるべきかと思ったが、どうやらその必要はないらしい。
どういう原理か、バイクの風切り音にも妨げられず、放送の音はセイバーの耳に届いていた。
果たして、呼ばれた名前の中に、セイバーが特別反応を示すような相手はいなかった。
一応、
キャスターという名は気掛かりではあったが、ジル・ド・レェなら元より死人。
かつてこの手で倒した相手がもう一度死んだと言われても、心はどうとも動かなかった。
織斑一夏も死んだらしい。つまり、警戒するべき対象が減ったというだけのことだ。
それ以上の感動は何もない。
立ち入り禁止エリアも問題なく記憶した。
それはおりしも、いよいよ冬木に突入しようかという頃だった。
「……スズハ?」
ふと振り向くと、後ろに乗っていた鈴羽が涙を流していた。
どうして鈴羽が泣いているのか分からない程、セイバーは馬鹿ではない。
仲間か、友達か、肉親か。大切な誰かが殺され、その名を呼ばれたのだろう。
少し考える。ややあって、セイバーはバイクを路肩に停車させ、鈴羽に尋ねた。
「降りますか、スズハ?」
「え…」
「幸い、周囲には民家も多い。しばらく身を隠し、心を落ち着けるにはちょうどいいでしょう」
「……心配してくれてるんだ、セイバー」
鈴羽は片手で涙をぬぐい、不器用に微笑んでみせた。
その笑みに、セイバーは凛とした眼差しで答える。
「これくらいしかしてやれない私の不甲斐なさを呪います」
「ううん…いいんだ、ありがとう」
嗚咽を押し殺して、鈴羽は決然と言った。
「でも、私もこのまま一緒にいくよ。今は立ち止まれないから……つらくとも、戦わなきゃ」
「本当にいいのですか」
「うん、目的地に着くまでに、気持ちは切り替えるから……」
「わかりました」と、そう答えたセイバーは再びバイクを走らせる。
瞬く間に加速するバイク。風を裂く音が、鈴羽の慟哭を掻き消した。
今はどれだけ泣き叫ぼうが、セイバー以外にその声は聞こえない。
セイバーは何も言わず、目的地を目指しバイクを走らせた。
○○○
おだやかに、死が近付いて来る。
心臓の鼓動が、次第に弱まっていく。
四肢の感覚が痺れ、徐々になくなっていく。
脳も身体も、今やもう麻痺し切っていて、ろくな思考が働かない。
植物のように生かされた
衛宮切嗣を、死神があっち側に連れて行こうとしていた。
壊れた蛇口からちょろちょろと伝い落ちる水のように。
虚ろに見開かれた両の瞳から、血の涙が零れ落ちる。
真っ赤な水溜りの真ん中に伏した切嗣は、眠るように瞼を閉じた。
全身の骨折は酸鼻の限りを尽くしたが、それよりも凄愴だったのは臓器の破壊だった。
折れた肋骨は内臓に痛ましく突き刺さり、それでなくとも蹴り潰された内臓すらあった。
全身の骨を元通りにしたところで、内臓が破壊されていては生き永らえることは不可能。
それ故、アヴァロンは骨よりも優先して五臓六腑の修復から先にはじめた。
その甲斐もあって、切嗣の内臓は徐々に回復していった。
もっとも、それでも「かろうじて生命維持が出来る」程度だが。
だが、そこまで回復が進んだ時点で、次の問題が立ちはだかった。
それが……全身に負った打撲と複雑骨折による出血だった。
体中から血を流し続けた切嗣は、最早思考することすらもままならない極度の貧血状態に陥っていた。
回復が間に合っていないのだった。
最早痛みすらも感じはしまい。痛みなどという概念はとうに通過した。
この先にあるのは、痛みなどではなく、ただの「死」それだけだ。
アヴァロンによる回復は、ただ切嗣に生き地獄の苦しみを味わわせただけだった。
切嗣の意識は次第に朦朧としていった。
意識が闇に落ちようとしたその時、切嗣は闖入者の脚音を聞いた。
その名を呼ぶのは、誰の声だったか。
少しだけ意識を覚醒させ、ぼんやりと薄眼を開ける。
そこにいるのは、緑のロングパーカーを着た黒髪の少年だった。
名は、たしか、
フィリップといったか。死にかけの頭で、仲間の名前を思い出す。
「この傷は……いったい何があったんだ!? バーサーカーはどうしたんだッ!?」
少しのあいだに無残な姿に変わり果てた仲間の姿に、フィリップは戸惑いを禁じ得ない。
だが、今の切嗣にフィリップの問いに答えるだけの体力など残されていなかった。
いや、例え体力があろうと、顎の骨が砕けているので、会話は出来ない。
もう、どうすることも出来はしない。
切嗣は、返事の代わりに再び瞼を閉じた。
「衛宮切嗣ッ! 意識をしっかり持つんだ!」
もう一度、フィリップが声を荒げる。
その声すら、今の切嗣の耳には遠く聞こえていた。
意識を声に集中しようとすれば、激しい頭痛に見舞われる。
無理もない。切嗣の身体は、眠りにつきたがっているのだ。
弱り切った脳がこれ以上の覚醒を妨げているのだ。
ふいに、切嗣の身体がふわりと浮かんだ。
流れ出る血液の流れが止まった。
再び薄眼を開ける。
フィリップは、緑の怪人にその姿を変えていた。
○○○
サイクロンドーパントとなったフィリップは、切嗣の身体を風で包んだ。
見当たる限りの傷口に風を吹き付け、血の流れを抑え込み止血する。
出来るだけ衝撃のないように切嗣の身体を浮遊させた。
それは、言わば、風のベッドといったところか。
「少し遠いが……病院まで戻るしかない」
脳内に刻んだ
マップを思い出し、フィリップは一人ごちる。
本来の目的地である衛宮邸とは真逆だが、目的である衛宮切嗣とは再会出来た。
では、何故フィリップがこんな場所で切嗣と出会ったのか。
フィリップは、衛宮邸を目指す道中、偶然教会の扉が開け放たれているのを見た。
何故ということもないが、それがフィリップには気になった。
フィリップは、一度気になったことは気が済むまで調べる性質だ。
果たして、軽く調べるだけのつもりで入った教会の中で出会ったのは、傷だらけの切嗣だった。
こうして今に至ったワケだが、今はともかく、出来る限り衝撃を与えずに彼を病院まで運ぶことが先決だ。
医療技術の心得はないが、そんなものは検索次第でどうとでも調べられる。
病院ならばあらゆる医療器具が揃っているし、ここよりはマシな筈だ。
バーサーカーはどうしたのかとか、この傷は誰にやられたのかとか。
そんな質問は切嗣の命を救ってからでも問題はない。
今はともかく、命を救うことが先決だ。
きっと、翔太郎ならそうする筈だ。
うずまく風の中心にふわりと浮かんだ切嗣を一瞥し、
「少しつらい旅になるかもしれないが……我慢して欲しい、衛宮切嗣」
フィリップは届いているのかどうかも定かではない言葉をかけた。
――だが、その前に。
一旦脚を止めたフィリップは、切嗣の腰からロストドライバーを取り外した。
切嗣に何があったのかは知れないが、これは今の切嗣が持っていても意味がない。
だったら、いざという時に備えてフィリップが持っていた方が合理的だ。
一緒に、スカルメモリもロングパーカーのポケットに入れておいた。
その行動に、翔太郎への思いが欠片もないとは言い切れない。
現実志向のフィリップだが、翔太郎の形見は自分で持っていたかった。
○○○
眼前で起こっていることが、セイバーには理解出来なかった。
うずまく風が、さながらトルネードのように吹き荒れている。
気圧の乱れからか、セイバーの耳を微かな痛みが刺す。
目的地としていた教会を目前にして、セイバーは見たのだ。
空を飛び、風を纏って推進する緑色の異形の姿を。
そして。
「……な…っ」
緑色の異形が引き連れていたソレの姿を、見てしまった。
それは。全身の骨が砕かれ、皮膚を突き破り、夥しい両の血を流し、
顔は顎を中心にひしゃげ、廃人のような虚ろな目から血の涙を流す――
あまりにも変わり果てた、衛宮切嗣のなれの果てだった。
「キリツグ……ッ」
さながら、この世の如何な処刑方よりも惨たらしい肉人形。
聖杯戦争を共に勝ち残るため契約を交わしたマスターの変わり果てた姿。
あの何処までも冷徹な衛宮切嗣の、あまりにも印象から掛け離れた姿。
それを怪人が、まるで玩具のように風に乗せて浮かべているのだ。
切嗣は確かに外道だ。
この場でも外道な策を執っているとするなら、捨て置けはしない。
だが、それでも、自分が切嗣と接触する前に殺されたのではたまらない。
吹き荒ぶ風に、切嗣の血が撒きこまれて飛散した。
真っ赤な血が、ひゅんとセイバーの頬をかすめたとき、
「貴様……ッ!」
セイバーは激情した。
最早これ以上の会話など必要はない。
漆黒のスーツをただちに銀の甲冑を纏ったドレスに変え、セイバーは跳ぶ。
風を纏わせた剣を携えて、防御すらもままならぬ緑の怪人を斬り伏せ地に叩き落とす。
「ぐあっ!?」
緑の怪人のメタリックな装甲を、セイバーの剣が裂いていた。
血の代わりに火花が吹き出て、それはすぐに風に紛れて掻き消える。
一瞬のうちに周囲に吹き荒れていた風のコントロールが乱れた。
宙に浮いていた切嗣の身体がどさりと落ちて、その口から血反吐が吐き出される。
風の止血が解除され、抑え込まれていた夥しい量の血液がぶわっと噴き出す。
夕闇の道路に、人間一人分の身体を構成する血液が一気に撒き散らされた。
それを横目でちらと見て、セイバーは緑の怪人に激しい剣のラッシュを浴びせる。
風王結界によって軌道の見えない剣は、そのほとんどが緑の怪人に直撃した。
「風が……!」
しかし、それも最初の数秒だけだった。
すぐにセイバーの攻撃を読んだ怪人は、風を巻き起こし、ぶつけて来た。
風はエクスカリバーを覆う風王結界を吹き飛ばし、その黄金の刀身を剥き出しにする。
どうやら相手もまた、セイバーと同じように風を操る術を心得ているらしい。
ならばとばかりに、セイバーは後方をちらりと見た。
バイクから降りた鈴羽と目が合う。
鈴羽の首肯を見て、セイバーは後顧の憂いを断ち切った。
切嗣のことは、鈴羽に任せよう。彼女ならばきっと悪くはしない。
もっとも、もうどう足掻いても切嗣の死が避けられないことはわかってたが。
だからこそ、セイバーは帰らぬ者を偲ぶ思いを怒りに変えて剣を振るうのだ。
「ハァァァアアアアーーーーーーーーッ!!」
飛び掛かり、思い切り振り降ろした剣怪人にぶつけ、一気呵成に押し出した。
セイバーの剣は、緑の怪人を百メートル程後方の教会にまで押し戻した。
その剣を振り抜いた時、怪人の身体は教会の壁に叩き付けられた。
どごん! 派手な破壊音が響いて、教会の壁に亀裂が走った。
○○○
まただ。また、ぼくは襲われている。
理由もなく、理不尽に。あまりにも身勝手な攻撃に晒されている。
小柄な少女の殺意に満ちた視線を受けて、フィリップの風が乱れる。
どうして。どうしてこいつらは、理由もなく他者を襲い、他者の命を奪う。
あの黒騎士バーサーカーも、この青騎士も。
どいつも、こいつも……!
“こんな奴らに……ッ”
ふつふつと怒りが込み上げる。
フィリップがいったい、何をしたというのだ。
今だって、ただ衛宮切嗣を救おうとしていただけだ。
それなのに。それなのに――!
“だんだん、腹が立ってきたぞッ!!”
翔太郎を奪われた怒りが。
燻っていた行き場のない怒りが。
フィリップの中で、めらめらと熱を上げる。
そこにはやはり、二度も逃げてしまった自分への憤りもある。
相棒を失った悲しみが、少しの間を開けて、いよいよ怒りへと変わった。
“冗談じゃない……ぼくは…こんなヤツに殺されるワケにはいかないッ!”
目の前にいる襲撃者を、サイクロンドーパントが見据える。
乱れていた風が、フィリップの怒りに答えるように、徐々に落ち着いて行く。
驚くほどに冷静に。驚くほどに冷徹に。風がなりをひそめた。
「む?」
青い少女の警戒の音色。
当然ながら油断などはしてくれまい。
だが、構わない。油断を誘おうなどとは思っていない。
風はやがて、フィリップの怒りに応え、猛烈な突風となった。
地響きを響かせて、風がごうごうと吹き荒ぶ。
明らかな「怒り」の込められた、凄絶なる局地的災害。
青騎士は思わず両手の剣で頭を守り、立ち止まる。
そこ目掛けて、フィリップは風の刃を吹き付けた。
まだ間に合う筈だ。
早々にこいつを倒して、何としてでも切嗣を生かす。
そして、どうしてあの黒騎士を解放したか問いただす。
そのために、フィリップは戦いに挑んだ。
○○○
セイバーの声が聞こえた。
あの聖杯戦争を共に戦った傀儡の声が。
切嗣は、どうして彼女がここにいるのかを何となく悟った。
おそらく彼女は、主である切嗣の召喚に応え馳せ参じてくれたのだろう。
だが……今の切嗣に、彼女と話せることがあるだろうか?
あの聖杯戦争を終えた切嗣が。
自らのしもべを冷徹に裏切ったも同然の切嗣が。
今のセイバーにかけられる言葉などあろうものか。
否、何もない。切嗣がセイバーに言ってやれる言葉など、何一つ。
何を言った所で、セイバーはきっと切嗣を理解しないだろう。
今ばかりは、顎の骨が砕けていることが幸いに思えた。
顎が砕けているのだから、何も話せない。何も話さずに済む。
セイバーが連れて来た少女が、切嗣を背負おうとして、やめた。
きっと彼女も、今の切嗣を動かすことの方がまずいと察したのだろう。
そうだ。切嗣はもう、どうなったって助かりようがない。
それなのに、アヴァロンは皮肉にも切嗣の回復を続ける。
やめろ。そんなメダルは、無駄遣いだ。
そんなことに使われるくらいなら――
最後に残ったメダルの全てを消費して、令呪による命令をした方がましだ。
どうせ終わりなら、この衛宮切嗣の使命の全てをセイバーに託して逝こう。
そう思った時だった。
切嗣の身体が、さっきまでよりも楽になっていった。
それでも地獄のような苦しみであることに変わりはない。
だが、残ったメダルの分量にしては、回復のペースが良すぎる。
それは、アヴァロンの本来の持ち主であるセイバーがすぐそばにいるからだった。
切嗣の心に、再び希望の光が射し込んだ。
「ェ……ダ…ゥ……を……」
砕けた顎で、セイバーの仲間の少女にメダルを請う。
アヴァロンの回復のペースが上がっている今なら。
十分なメダルさえ確保出来れば、まだ可能性はある。
切嗣のすがるような眼に、少女は怪訝そうに尋ねて来た。
「……メダル? メダルが欲しいの……?」
切嗣は、ほんの数ミリ程度しか動かない頭で首肯をする。
少女が首輪から一枚のコアを取り出し、切嗣の首輪に投入する。
メダルが確保された。
カツカツだったアヴァロンの回復量に余裕が出来る。
気付けば、切嗣に迫っていた死神は何処かへと立ち去っていた。
もっとも、致死量圏内からギリギリ脱しただけだが。
今少しでも衝撃を受ければ、切嗣はたちまち死に取りつかれるだろう。
アヴァロンによる回復とはいっても、人の身体というものは安くはない。
ほぼ死んでいる人間を再び生かすためには、膨大なメダルと時間が必要だ。
ゆえに切嗣は、今はただ安静にしておくことしか出来ない。
メダルと時間が確保されることを祈りながら――
切嗣は満身創痍の身体のまま、眠りについた。
○○○
名も知らぬ男が、静かに眠った。
鈴羽は、彼が死んだのかと肝を冷やした。
だが、どうやらその心配はないらしい。
脈は弱々しくとも確かにある。
彼は、生きている。
「でも、このままじゃまずい」
それでも、早々に治療を施さねば死亡するレベルだろう。
だが、だからといって今の鈴羽に施せることはない。
今はせいぜい、彼に衝撃を与えないように見守ることくらいしか出来はしない。
鈴羽はもうこれ以上、自分の前で誰にも死んで欲しくはなかった。
そはらを喪った哀しみ。父の死を避けられなかった無力。
それらが、鈴羽のその決意をより強くしていた。
こんな殺し合いは、一刻も早く潰さねばならない。
あんな……命を奪う奴らに、これ以上好きにさせてはならない。
戦場へ向かったセイバーを見る。
緑の怪人が作りだした竜巻の中で、二人は戦っているようだった。
だが、今の鈴羽にはただ、衛宮切嗣を見守ることしか出来なかった。
【一日目-夜】
【B-4 言峰教会付近】
【セイバー@Fate/zero】
【所属】無所属
【状態】疲労(小)、激しい怒り
【首輪】70枚:0枚
【コア】ライオン×1、タコ×1
【装備】約束された勝利の剣@Fate/zero
【道具】基本支給品一式
【思考・状況】
基本:殺し合いの打破し、騎士として力無き者を保護する。
1.目の前の怪人を成敗し、切嗣を保護する。
2.その過程で悪人と出会えば斬り伏せ、味方と出会えば保護する。
3.衛宮切嗣、バーサーカー、ラウラ、緑色の怪人(サイクロンドーパント)を警戒。
4.ラウラと再び戦う事があれば、全力で相手をする。
【備考】
※ACT12以降からの参加です。
※切嗣の令呪による命令が果たされました。
【阿万音鈴羽@Steins;Gate】
【所属】緑
【状態】健康、深い哀しみ、決意
【首輪】195枚:0枚
【コア】サイ
【装備】タウルスPT24/7M(15/15)@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式、大量のナイフ@魔人探偵脳噛ネウロ、9mmパラベラム弾×400発/8箱、中鉢論文@Steins;Gate
【思考・状況】
基本:真木清人を倒して殺し合いを破綻させる。みんなで脱出する。
0.父さん……。
1.セイバーの手助けをしたい。
2.知り合いと合流(
岡部倫太郎優先)。
3.
桜井智樹、イカロス、ニンフと合流したい。
見月そはらの最期を彼らに伝える。
4.セイバーを警戒。敵対して欲しくない。
5.サーヴァントおよび衛宮切嗣に注意する。
6.余裕があれば使い慣れた自分の自転車も回収しておきたいが……
【備考】
※ラボメンに見送られ過去に跳んだ直後からの参加です。
【フィリップ@仮面ライダーW】
【所属】緑
【状態】疲労(大)、ダメージ(中)、精神疲労(極大)、深い怒り
【首輪】15枚:0枚
【装備】{ダブルドライバー、サイクロンメモリ、ヒートメモリ、ルナメモリ、トリガーメモリ、メタルメモリ}@仮面ライダーW、
{ロストドライバー、T2サイクロンメモリ、スカルメモリ}@仮面ライダーW
【道具】基本支給品一式、マリアのオルゴール@仮面ライダーW、スパイダーショック@仮面ライダーW、トンプソンセンター・コンテンダー+起源弾×12@Fate/Zero
【思考・状況】
基本:殺し合いには乗らない。
0.理不尽な暴力に対する怒り。やや自暴自棄。
1.目の前の少女に黙って殺されるワケにはいかない!
2.あの少女(=
カオス)は何とかして止めたいが……。
3.バーサーカーと「火野という名の人物」を警戒。また、井坂のことが気掛かり。
4.切嗣に対する疑念。セイバーを退けたあと、切嗣を救い、この疑念を晴らしたい。
【備考】
※劇場版「AtoZ/運命のガイアメモリ」終了後からの参戦です。
※“地球の本棚”には制限が掛かっており、殺し合いの崩壊に関わる情報は発見できません
※衛宮切嗣のデイバッグを回収しています。
【全体備考】
※軍用警棒+スタンガンは切嗣の遺体に装備されたままです。
※アヴァロンがどうなったかは次の書き手さんに任せます。
【衛宮切嗣@Fate/Zero】
【所属】青
【状態】ダメージ(死亡寸前)、全身に打撲・内出血(大量出血)、四肢は全て複雑骨折、肋骨・背骨・顎部、鼻骨の骨折、片目失明、あらゆる感覚の麻痺、
牧瀬紅莉栖への罪悪感
【首輪】5枚(加速度的に消費中):0枚
【コア】サイ(アヴァロンで使用中)
【装備】アヴァロン@Fate/zero、軍用警棒@現実、スタンガン@現実
【道具】なし
【思考・状況】
基本:士郎が誓ってくれた約束に答えるため、今度こそ本当に正義の味方として人々を助ける。
0.気絶中。当分目覚める気配なし。
1.偽物の冬木市を調査する。
2.1と併行して“仲間”となる人物を探す。
3.何かあったら、衛宮邸に情報を残す。
4.無意味に戦うつもりはないが、危険人物は容赦しない。
5.『ワイルドタイガー』のような、真木に反抗しようとしている者達の力となる。
6.
バーナビー・ブルックスJr.、謎の少年(織斑一夏に変身中のX)、
雨生龍之介とキャスター、グリード達を警戒する。
7.セイバーと出会ったら……? 少なくとも今でも会話が出来るとは思っていない。
8.
間桐雁夜への約束で、この殺し合いが終わったら桜ちゃんを助けにいく。
【備考】
※本編死亡後からの参戦です。
※『この世全ての悪』の影響による呪いは完治しており、聖杯戦争当時に纏っていた格好をしています。
※セイバー用の令呪:残り二画
※この殺し合いに聖堂教会やシナプスが関わっており、その技術が使用させている可能性を考えました。
※かろうじて生命維持出来ている状態です。少しでも状況が悪化すれば死にます。
また、死亡寸前のダメージのため、当分は目覚める気配はみられません。
※顎部の骨折により話せません。生命維持に必要な部分から回復するため、顎部の回復はとくに最後の方になるかと思われます。
臓器類→四肢をはじめとした大まかな骨折部分、大まかな出血部の回復・止血→血液の精製→片目の視力回復→顎部 という十番が妥当かと。
また、骨折はその殆どが複雑骨折で、骨折部から血液を浪費し続けているため、回復にはかなりの時間とメダルを消費します。
最終更新:2013年05月02日 08:42