王様戦隊キングオージャーの最終回

「王様戦隊キングオージャーの最終回」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

王様戦隊キングオージャーの最終回 - (2025/05/24 (土) 17:20:21) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

ついにダグデドとの最終決戦が始まろうとしていた。 ダグデド「お前たちは、何なんだ?」 ヤンマ「俺は媚びねぇ、諂わねぇ…… 誰が相手になろうと、意地とドタマでぶっちぎる…… それがンコソパ総長、ヤンマ・ガストだ‼︎」 ヒメノ「我が名はイシャバーナの女王、ヒメノ・ラン! ただ我がままに、我が道を往く。散ることを知らぬ花、その気高きを知るがいい!」 カグラギ「民とは、命なり…… 民のためには、泥にまみれて手を汚す…… それが豊穣の王殿様、カグラギ・ディボウスキ!」 リタ「法とは、王を穿つ矛。法とは民を守る盾…… なればこそ、ゴッカンは不動なり。地が裂け、天が降ろうとも、このリタ・カニスカは揺るがない」 ジェラミー「俺は、ジェラミー・イドモナラク・ネ・ブラシエリ。人、バグナラク…… 全てを統べて世界の運命を定める狭間の王様…… どの有様を永久に語り継ぐといい」 ギラ「恐怖しろ、そして戦け。一切の情け容赦なく一木一草ことごとく、貴様を討ち滅ぼす物の名は、ギラ・ハスティー! そして……」 一同「王様戦隊キングオージャー‼︎」 ギラ「俺様たちが世界を支配する‼︎」 &i(){『ハチ』『解放』『カマキリ』『クワガタ』『トンボ』『パピヨン』} 一同「王鎧武装!」 &i(){『you are the you are the king』 ギラたちが王鎧武装を遂げ、キングオージャーとなる。 ダグデド「不死身を切る力か…… 面白いね!」 キングオージャーがダグデドに挑む。 シオカラ「なんか、流れ来てるっぽいっすよ? でもこっちができなきゃどうしようもないっすよ!」 マユタ「ウルセェな! テメェが作ってみろよ、永遠の命!」 シオカラ「できましぇん……」 誰かがコフキに飴を差し出す。 コフキ「ありがとうございます…… ああーっ‼︎ シュゴッドソウルは命と魂の結晶です。その技術を応用して器を作って、ンコソパの通信技術で命と……」 シオカラ「短く」 コフキ「シュゴッドソウルで器を作る……」 アッカ「やったるわ‼︎」 コフキ「ありがとうございます……」 スパイダークモノスとカメジムが交戦していた。 カメジム「向こうは良いのですか?」 スパイダー「彼らを信じているからね……」 カメジム「バカバカしい…… 信頼なぞ裏切りの前座‼︎ 全てを混沌のるつぼに落とし、私はそれをあざ笑う! 虫ケラは我が愉悦の餌食となれ!」 スパイダー「お前さんには、お仕置きじゃ足りないな…… だが、トドメはふさわしい相手に譲るとしよう」 スパイダークモノスの銃撃がカメジムを襲う。 オオクワガタ「幾千の恨み、この剣に込める!」 オオクワガタオージャーがカメジムに斬りかかる。 オオクワガタ「跪け‼︎」 渾身の一撃が炸裂。 デズナラクもカメジムを切る。 デズナラク「死の国で永遠に殺してやろう…… 下等生物。お前はまだ早い」 デズナラクはカメジムを連れてハーカバーカに戻る。 グローディー「静かにしろ……」 シュゴッダム。 初期メンバーがダグデドと交戦していた。 ダグデド「てめぇ……」 スパイダークモノスがダグデドを拘束。 クワガタオージャーの一撃が炸裂。 ダグデド「俺様が何様か、忘れるほどおつむがお粒なのか?」 トンボ「ぼっちの王様だろ? スカポンダヌキ……」 ダグデド「俺様は宇蟲王、ダグデド・ドゥジャルダン!」 ダグデドが巨大化する。 クワガタ「ヤンマ、どうしよう? 究極最強のキングオージャー、呼ばなきゃ!」 トンボ「超絶怒涛究極完全体キングオージャー……」 クワガタ「そう! それそれ」 コフキ「器の準備、できました!」 シオカラ「でも中身がねぇ!」 トンボ「よくやった、ギリギリセーフだ」 一同「だから中身ねぇんすよ!」 クワガタ「あったんだ! 永遠の命、ずっとそばにあった……」 (『果てなき連なりの先で、命は永遠につながっていく!』) クワガタ「永遠の命に代わるもの。それは無限に連なる小さき命! わーはっは! 民ども、聞け! 貴様らの命、俺様によこせ!」 モルフォーニャ「王を信じて!」 一同「我らの民、王に命を預けよう!」 コフキ「オージャカリバーを掲げてください」 ブーン「行け、キングオージャー!」 民たちの光が1つになり、オージャカリバーの上に集まる。 &i(){『シュゴッド』} 全てのシュゴッドとガーディアンウエポンが合体。 ゴッドキングオージャーとなり、超巨大化を果たす。 &i(){『ゴッド、ゴッド、ゴッド、ゴッド。ゴッドキングオージャー! オージャー、オージャー』} 2体は異空間に入り込む。 ダグデド「星はお手玉、命は駒。宇宙を遊び、万物を弄ぶ…… 恐れ、敬い、ひれ伏して、従い、崇め、奉れ‼︎」 ゴッドキングオージャーとダグデドが激戦を繰り広げる。 一同「うわあっ‼︎」 ダグデド「この宇宙は俺様のものだ‼︎」 2体は地上に激突。 ダグデド「はっはっは……」 クワガタ「たかだか狭いこの部屋が、貴様の限界だ‼︎ 見るがいい、魂をつなぎ、意思を受け継ぎ、小さき命が繋がって新たの生み出す巨大な力! おつぶごときが……」 一同「出しゃばるな‼︎」 ゴッドキングオージャーがダグデドを壁にめり込ませる。 カマキリ「なんで勝手に?」 クワガタ「クワゴン、みんな……」 するとゴッドキングオージャーの体が燃え始める。 クワガタ「わかった。行こう!」 一同「うお——っ‼︎」 シュゴッドやガーディアンウエポンが燃えていき、ゴッドキングオージャーが通常のキングオージャーとなる。 空間が消滅していく。 同時にキングオージャーも燃え尽きてしまう。 ダグデドは等身大に戻り、シュゴッダムへと戻ってくる。 キングオージャーもやってくる。 クワガタ「悲鳴を上げろ……」 ダグデド「ふざけるな——っ‼︎」 6人の斬撃が炸裂。 ダグデドは消滅してしまう。 ギラたちは王鎧武装を解除。 民たちの元に戻る。 一同「よっしゃあ‼︎」 民たちが歓声を上げる。 ヤンマ「いって、いって! 最高のスカポンダヌキども」 モルフォーニャ「リタ!」 ジェラミー「最高の景色だ」 ブーン「ギラ兄ちゃん!」 コガネ「心配したじゃん」 ギラ「ごめん……」 ギラは岩に座り込む。 ギラ「クワゴン……」 ヤンマ「辛気臭ぇツラすんな、タコメンチ。ゴッドクワガタのシュゴッドソウルはここにあんだろうが……」 ヤンマがシュゴッドソウルを取り出す。 ヤンマ「あいつらに託された。シュゴッドはただの機械だ…… 命と魂があんなら、機体は復元できる。俺が必ずやる」 ギラ「頼む……」 |それから先の物語を少しだけ話そう……平和になったチキューは、本当の意味で1つになろうとしていた。| リタ「我々は6王国の国境をなくし、種族の垣根を越える…… 民が王で王が民となる、新しい国の建国を宣言する! この新たな国の名は各国の頭文字を取って、『シュンイトゴバ』!」 ギラ「シュン、何?」 リタ「シュンイトゴバ。トゴバ……」 ヒメノ「リタも馴染んでないじゃない…… ひどい名前ね……」 ヤンマ「そもそも『シュ』が頭文字ってのが気に食わねぇ……」 カグラギ「7文字ですから、私はちょうど真ん中をいただければ」 ギラ「謙虚なふりして、実は真ん中が1番偉いと思ってるだろ?」 ジェラミー「はて。そこは狭間にもらおう…… 『ンシュバドイゴ』でどうかな?」 リタ「中央は絶対中立の場所だ。ンシュゴバゴイ!」 ヒメノ「もう大イシャバーナでいいじゃない……」 ヤンマ「っしゃ。いっちょタイマンで決めるか」 リタ「決闘裁判を行う。全員剣を取れ」 ギラ「ちょちょちょ、待って。なんでそうなるの?」 ヤンマ「なんだテメェ、そのスカした剣の持ち方は……」 ヒメノ「リタ、そんな見ないで……」 リタ「自意識過剰だ」 シオカラ「もう、やめてって! もう……」 |大きな改革は、なんとも間抜けな理由でご破算になった。だが不思議とこの騒動を責めるものは少なかった……| ドゥーガ「ギラ様、笑っておられませんか?」 ギラ「ごめん、ごめん…… なんだかこれでよかった気がするから……」 ドゥーガ「同感です」 ギラ「リタ、髪つかんじゃダメ!」 |きっと皆気づいていたんだろう。| トウフ。 クロダたちがパソコンの操作を行なっていた。 クロダ「これがこうなって、どうなって?」 サナギム「これをこうして、こうすればできる‼︎」 アッカ「お前、やるじゃねぇか」 |無理に1つになる必要はない。姿形、心、1つとして同じものはない……交わらないから面白い| ウスバとマユタが喧嘩していた。 そこへシオカラが止めに入る。 ウスバ、マユタ「めんどくせぇのきた……」 「これよりゴッカン式簡易裁判を開廷します……」 シオカラ「判決は、どっちもどっち!」 |好きなところは受け入れて、嫌いなところはそっとしておく| イシャバーナ。 民たちはおにぎりを握っていた。 ゴローゲ「やはり皆さん、おにぎり1つとってもお美しい……」 クレオ「イシャバーナ国民は常に美しくあることを忘れま……」 セバスチャンがおにぎりを隠れて食べていた。 クレオがそれを止めに入る。 セバスチャン「お1ついかが?」 |違うもの同士、共に生きればいい……| エレガンス「心身ともに健康そのもの。ただ、体を動かさないと体に毒ですことよ……」 モルフォーニャ「心おだやかな皆さん…… 働いてくれるかな?」 一同「はーい……」 スズメ「そろそろ休憩なさってくださいな……」 スズメはラクレスにお茶を振る舞う。 スズメ「はいはいはい、座ってください…… はい、スズメのブランド茶です。はい」 ラクレスはお茶を飲むがむせる。 ラクレス「けど美味しい……」 カグラギ「ラクレス様、笑顔が増えましたわ……」 ラクレス「君といると悲しむ方が難しいよ」 スズメ「もう、罪なお方!」 ラクレス「イッタ!」 モルフォーニャ「おいそこ、イチャイチャするな‼︎」 |手を繋ぎ、力を合わせるのはいざという時だけでいい……おっと、残念ながらその時が来てしまったみたいだ。続きはまた今度| ジェラミーはどこかに向かおうとする。 ジェラミー「留守を頼むよ、今度のは手こずりそうだ……」 ゲロウ「ジェラミー、どうかお気をつけて……」 |だが、安心して欲しい。君が俺の話を聞いてるってことは、王様戦隊がチキューを守り抜いたってことだ……| ギラの元にヤンマたちが集まる。 ヤンマ「うーし、軽く吹っ飛ばすぞ」 ヒメノ「私のお気に入りは何1つ渡さない」 カグラギ「宴の手配はすでに済んでおりますよ!」 リタ「よし、秒で裁く!」 |これを聞いてる君にお願いがある。物語の続きを君に作って欲しい……宇宙の星々がつながり、星座となって物語を生むように命を紡いで欲しい……| &i(){『トンボ』『カマキリ』『パピヨン』『ハチ』『解放』『クワガタ』} ギラ「王様戦隊キングオージャー‼︎ イタッ!」 一同「俺様が世界を支配する!」 ギラ「もう‼︎」 |めでたしめでたしを決して諦めない。永遠に続く物語を君に託すとさ| ギラ「王鎧武装!」 #center(){|CENTER:BGCOLOR(black):COLOR(white):&bold(){&big(){最終話 俺様たちが世界を支配する}}| } #center(){ (終) }
ついにダグデドとの最終決戦が始まろうとしていた。 ダグデド「お前たちは、何なんだ?」 ヤンマ「俺は媚びねぇ、諂わねぇ…… 誰が相手になろうと、意地とドタマでぶっちぎる…… それがンコソパ総長、ヤンマ・ガストだ‼︎」 ヒメノ「我が名はイシャバーナの女王、ヒメノ・ラン! ただ我がままに、我が道を往く。散ることを知らぬ花、その気高きを知るがいい!」 カグラギ「民とは、命なり…… 民のためには、泥にまみれて手を汚す…… それが豊穣の王殿様、カグラギ・ディボウスキ!」 リタ「法とは、王を穿つ矛。法とは民を守る盾…… なればこそ、ゴッカンは不動なり。地が裂け、天が降ろうとも、このリタ・カニスカは揺るがない」 ジェラミー「俺は、ジェラミー・イドモナラク・ネ・ブラシエリ。人、バグナラク…… 全てを統べて世界の運命を定める狭間の王様…… どの有様を永久に語り継ぐといい」 ギラ「恐怖しろ、そして戦け。一切の情け容赦なく一木一草ことごとく、貴様を討ち滅ぼす物の名は、ギラ・ハスティー! そして……」 一同「王様戦隊キングオージャー‼︎」 ギラ「俺様たちが世界を支配する‼︎」 &i(){『ハチ』『解放』『カマキリ』『クワガタ』『トンボ』『パピヨン』} 一同「王鎧武装!」 &i(){『you are the you are the king』} ギラたちが王鎧武装を遂げ、キングオージャーとなる。 ダグデド「不死身を切る力か…… 面白いね!」 キングオージャーがダグデドに挑む。 シオカラ「なんか、流れ来てるっぽいっすよ? でもこっちができなきゃどうしようもないっすよ!」 マユタ「ウルセェな! テメェが作ってみろよ、永遠の命!」 シオカラ「できましぇん……」 誰かがコフキに飴を差し出す。 コフキ「ありがとうございます…… ああーっ‼︎ シュゴッドソウルは命と魂の結晶です。その技術を応用して器を作って、ンコソパの通信技術で命と……」 シオカラ「短く」 コフキ「シュゴッドソウルで器を作る……」 アッカ「やったるわ‼︎」 コフキ「ありがとうございます……」 スパイダークモノスとカメジムが交戦していた。 カメジム「向こうは良いのですか?」 スパイダー「彼らを信じているからね……」 カメジム「バカバカしい…… 信頼なぞ裏切りの前座‼︎ 全てを混沌のるつぼに落とし、私はそれをあざ笑う! 虫ケラは我が愉悦の餌食となれ!」 スパイダー「お前さんには、お仕置きじゃ足りないな…… だが、トドメはふさわしい相手に譲るとしよう」 スパイダークモノスの銃撃がカメジムを襲う。 オオクワガタ「幾千の恨み、この剣に込める!」 オオクワガタオージャーがカメジムに斬りかかる。 オオクワガタ「跪け‼︎」 渾身の一撃が炸裂。 デズナラクもカメジムを切る。 デズナラク「死の国で永遠に殺してやろう…… 下等生物。お前はまだ早い」 デズナラクはカメジムを連れてハーカバーカに戻る。 グローディー「静かにしろ……」 シュゴッダム。 初期メンバーがダグデドと交戦していた。 ダグデド「てめぇ……」 スパイダークモノスがダグデドを拘束。 クワガタオージャーの一撃が炸裂。 ダグデド「俺様が何様か、忘れるほどおつむがお粒なのか?」 トンボ「ぼっちの王様だろ? スカポンダヌキ……」 ダグデド「俺様は宇蟲王、ダグデド・ドゥジャルダン!」 ダグデドが巨大化する。 クワガタ「ヤンマ、どうしよう? 究極最強のキングオージャー、呼ばなきゃ!」 トンボ「超絶怒涛究極完全体キングオージャー……」 クワガタ「そう! それそれ」 コフキ「器の準備、できました!」 シオカラ「でも中身がねぇ!」 トンボ「よくやった、ギリギリセーフだ」 一同「だから中身ねぇんすよ!」 クワガタ「あったんだ! 永遠の命、ずっとそばにあった……」 (『果てなき連なりの先で、命は永遠につながっていく!』) クワガタ「永遠の命に代わるもの。それは無限に連なる小さき命! わーはっは! 民ども、聞け! 貴様らの命、俺様によこせ!」 モルフォーニャ「王を信じて!」 一同「我らの民、王に命を預けよう!」 コフキ「オージャカリバーを掲げてください」 ブーン「行け、キングオージャー!」 民たちの光が1つになり、オージャカリバーの上に集まる。 &i(){『シュゴッド』} 全てのシュゴッドとガーディアンウエポンが合体。 ゴッドキングオージャーとなり、超巨大化を果たす。 &i(){『ゴッド、ゴッド、ゴッド、ゴッド。ゴッドキングオージャー! オージャー、オージャー』} 2体は異空間に入り込む。 ダグデド「星はお手玉、命は駒。宇宙を遊び、万物を弄ぶ…… 恐れ、敬い、ひれ伏して、従い、崇め、奉れ‼︎」 ゴッドキングオージャーとダグデドが激戦を繰り広げる。 一同「うわあっ‼︎」 ダグデド「この宇宙は俺様のものだ‼︎」 2体は地上に激突。 ダグデド「はっはっは……」 クワガタ「たかだか狭いこの部屋が、貴様の限界だ‼︎ 見るがいい、魂をつなぎ、意思を受け継ぎ、小さき命が繋がって新たの生み出す巨大な力! おつぶごときが……」 一同「出しゃばるな‼︎」 ゴッドキングオージャーがダグデドを壁にめり込ませる。 カマキリ「なんで勝手に?」 クワガタ「クワゴン、みんな……」 するとゴッドキングオージャーの体が燃え始める。 クワガタ「わかった。行こう!」 一同「うお——っ‼︎」 シュゴッドやガーディアンウエポンが燃えていき、ゴッドキングオージャーが通常のキングオージャーとなる。 空間が消滅していく。 同時にキングオージャーも燃え尽きてしまう。 ダグデドは等身大に戻り、シュゴッダムへと戻ってくる。 キングオージャーもやってくる。 クワガタ「悲鳴を上げろ……」 ダグデド「ふざけるな——っ‼︎」 6人の斬撃が炸裂。 ダグデドは消滅してしまう。 ギラたちは王鎧武装を解除。 民たちの元に戻る。 一同「よっしゃあ‼︎」 民たちが歓声を上げる。 ヤンマ「いって、いって! 最高のスカポンダヌキども」 モルフォーニャ「リタ!」 ジェラミー「最高の景色だ」 ブーン「ギラ兄ちゃん!」 コガネ「心配したじゃん」 ギラ「ごめん……」 ギラは岩に座り込む。 ギラ「クワゴン……」 ヤンマ「辛気臭ぇツラすんな、タコメンチ。ゴッドクワガタのシュゴッドソウルはここにあんだろうが……」 ヤンマがシュゴッドソウルを取り出す。 ヤンマ「あいつらに託された。シュゴッドはただの機械だ…… 命と魂があんなら、機体は復元できる。俺が必ずやる」 ギラ「頼む……」 |それから先の物語を少しだけ話そう……平和になったチキューは、本当の意味で1つになろうとしていた。| リタ「我々は6王国の国境をなくし、種族の垣根を越える…… 民が王で王が民となる、新しい国の建国を宣言する! この新たな国の名は各国の頭文字を取って、『シュンイトゴバ』!」 ギラ「シュン、何?」 リタ「シュンイトゴバ。トゴバ……」 ヒメノ「リタも馴染んでないじゃない…… ひどい名前ね……」 ヤンマ「そもそも『シュ』が頭文字ってのが気に食わねぇ……」 カグラギ「7文字ですから、私はちょうど真ん中をいただければ」 ギラ「謙虚なふりして、実は真ん中が1番偉いと思ってるだろ?」 ジェラミー「はて。そこは狭間にもらおう…… 『ンシュバドイゴ』でどうかな?」 リタ「中央は絶対中立の場所だ。ンシュゴバゴイ!」 ヒメノ「もう大イシャバーナでいいじゃない……」 ヤンマ「っしゃ。いっちょタイマンで決めるか」 リタ「決闘裁判を行う。全員剣を取れ」 ギラ「ちょちょちょ、待って。なんでそうなるの?」 ヤンマ「なんだテメェ、そのスカした剣の持ち方は……」 ヒメノ「リタ、そんな見ないで……」 リタ「自意識過剰だ」 シオカラ「もう、やめてって! もう……」 |大きな改革は、なんとも間抜けな理由でご破算になった。だが不思議とこの騒動を責めるものは少なかった……| ドゥーガ「ギラ様、笑っておられませんか?」 ギラ「ごめん、ごめん…… なんだかこれでよかった気がするから……」 ドゥーガ「同感です」 ギラ「リタ、髪つかんじゃダメ!」 |きっと皆気づいていたんだろう。| トウフ。 クロダたちがパソコンの操作を行なっていた。 クロダ「これがこうなって、どうなって?」 サナギム「これをこうして、こうすればできる‼︎」 アッカ「お前、やるじゃねぇか」 |無理に1つになる必要はない。姿形、心、1つとして同じものはない……交わらないから面白い| ウスバとマユタが喧嘩していた。 そこへシオカラが止めに入る。 ウスバ、マユタ「めんどくせぇのきた……」 「これよりゴッカン式簡易裁判を開廷します……」 シオカラ「判決は、どっちもどっち!」 |好きなところは受け入れて、嫌いなところはそっとしておく| イシャバーナ。 民たちはおにぎりを握っていた。 ゴローゲ「やはり皆さん、おにぎり1つとってもお美しい……」 クレオ「イシャバーナ国民は常に美しくあることを忘れま……」 セバスチャンがおにぎりを隠れて食べていた。 クレオがそれを止めに入る。 セバスチャン「お1ついかが?」 |違うもの同士、共に生きればいい……| エレガンス「心身ともに健康そのもの。ただ、体を動かさないと体に毒ですことよ……」 モルフォーニャ「心おだやかな皆さん…… 働いてくれるかな?」 一同「はーい……」 スズメ「そろそろ休憩なさってくださいな……」 スズメはラクレスにお茶を振る舞う。 スズメ「はいはいはい、座ってください…… はい、スズメのブランド茶です。はい」 ラクレスはお茶を飲むがむせる。 ラクレス「けど美味しい……」 カグラギ「ラクレス様、笑顔が増えましたわ……」 ラクレス「君といると悲しむ方が難しいよ」 スズメ「もう、罪なお方!」 ラクレス「イッタ!」 モルフォーニャ「おいそこ、イチャイチャするな‼︎」 |手を繋ぎ、力を合わせるのはいざという時だけでいい……おっと、残念ながらその時が来てしまったみたいだ。続きはまた今度| ジェラミーはどこかに向かおうとする。 ジェラミー「留守を頼むよ、今度のは手こずりそうだ……」 ゲロウ「ジェラミー、どうかお気をつけて……」 |だが、安心して欲しい。君が俺の話を聞いてるってことは、王様戦隊がチキューを守り抜いたってことだ……| ギラの元にヤンマたちが集まる。 ヤンマ「うーし、軽く吹っ飛ばすぞ」 ヒメノ「私のお気に入りは何1つ渡さない」 カグラギ「宴の手配はすでに済んでおりますよ!」 リタ「よし、秒で裁く!」 |これを聞いてる君にお願いがある。物語の続きを君に作って欲しい……宇宙の星々がつながり、星座となって物語を生むように命を紡いで欲しい……| &i(){『トンボ』『カマキリ』『パピヨン』『ハチ』『解放』『クワガタ』} ギラ「王様戦隊キングオージャー‼︎ イタッ!」 一同「俺様が世界を支配する!」 ギラ「もう‼︎」 |めでたしめでたしを決して諦めない。永遠に続く物語を君に託すとさ| ギラ「王鎧武装!」 #center(){|CENTER:BGCOLOR(black):COLOR(white):&bold(){&big(){最終話 俺様たちが世界を支配する}}| } #center(){ (終) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: