11人の男女それぞれの人生が様々な物語が流れる中、それぞれの結末。
メレディスとトレントのパート。
夜の中で2人は暖炉を焚いてくつろぎ、ワインで乾杯しようとしていた。
メレディス「乾杯」
トレント「乾杯」
メレディス「トレント、あなたに話があるの」
トレント「ひょっとしてあなたはいい人だけどってやつかい?」
メレディス「いいえ、あなたのことで問題が…」
トレント「どんな問題だい?」
メレディス「実はあたし、あなたのことを…好きになっちゃったみたいなの…」
トレント「それが問題?」
メレディス「あたしにはね…やだ…顔から火が出ちゃいそう」
トレント「恥ずかしいことじゃない」
メレディス「私、恋愛は苦手なの」
トレント「自分を失いたくないからさ。君は監督として、いつも命令したいんだ」
メレディス「私って嫌な人間ね」
トレント「そうかな?僕にも際だった特徴があるんだ。」
メレディス「どんな?」
トレント「命令には絶対服従。」
トレントはメレディスにキスをすると、トレントはメレディスを抱えて自分の部屋へ行く。
メレディス「トレント」
トレント「何 ?」
メレディス「凄い馬鹿な事を言っても怒らない?」
トレント「バーリィーが心配だが、やっぱり家に帰りたい」
メレディス「嘘でしょ、来ると何故わかったの?」
トレントとミルドレッドのパート。
ミルドレットは朝食後の歯磨きをしてる中、トレントがやってきてミルドレッドの首にキスをする。
ミルドレット「あなたって、上手く行くわ」
トレント「どうして?」
ミルドレット「親密度で判断する限り、あなたは高得点よ。だってひれ酔ってる姿や歯を磨いている姿を見せられるんだもの」
ミルドレットはそれを言うとヒューの口にキスをする中、電話の音が鳴り、ミルドレットはかける。
ミルドレット「いい知らせなんでしょうね?。」
ミルドレットは顔が固まった様子になる。
ミルドレット「一番早い便で行くわ」
ミルドレットは余命宣告だったマークの訃報を聞いて落ち込んでいた。
変わって葬式となる墓場。
ミルドレッドの母が悲しんで座ってる中、ミルドレッドがやってくる。
ミルドレッド「お母さん」
ミルドレッドの母「どうしてもあなたに来て…」
ミルドレッド「私の初恋の人…」
ミルドレッドの母「最愛の息子…」
ミルドレッドとその母は二人の名が刻まれていた墓標を見る。
ミルドレッド「ジャックの隣ね…」
ミルドレッドの母「彼のこと知ってた?」
ミルドレッド「とってもいい人だった…」
ミルドレッドの母「私だって彼に会ってみたかった。そんなに頭が固く見える ?、1週間前まで私、あなた達が元の冴えに収まるって信じてた。最後にあの子といろんな事を話したの。話せて本当に良かった。また母親に戻るんだ…」
母親はハンカチで涙を拭く。
ミルドレッドの母「もちろん全部とは言えないけど…でも前よりはあの子がわかった気がする」
ミルドレッド「愛してるからって、すべてを知る必要はないわ」
ミルドレッドとその母は抱き着く。
トレントとミルドレッドのパート。
寝ていたトレントは電話を耳にしかける。
トレント「もしもし」
ミルドレッド「トレント?」
トレント「やあどうしてる?」
ミルドレッド「元気よ。留守電を聞こうと思ってかけたんだけど…そこで何してるの?」
トレント「その…バーリィーをうちに連れてったんだけど、嫌いらしくて、そこら中にしょんべんをされてしまったんだ。それでこっちにもどってきた」
ミルドレッド「嬉しいわ。」
トレント「それで ?そっちはどうなんだ?」
ミルドレッド「無事に終わったわ、とてもいいお葬式だった。トレント…」
トレント「何?」
ミルドレッド「愛してるっていうのも遅い?」
トレント「十分早い。明日帰ってくるからな。そしたらおまえと並んで寝てやらないよ」
トレントは犬のバーリィーと共に寝る。
ミルドレッドのパート。
ミルドレッドは母親に帰りの挨拶をした。
ミルドレッド「後で来てね」
ミルドレッドの母「折角だけどそういう気分じゃない」
ミルドレッド「考えてみて、ぜひ来てほしいから」
ミルドレッドの母「わかったわ」
最後のそれぞれの人物総括パート。
メレディスは母・ハンナがパーティーの準備をしてる所へ行く。
メレディス「ママ!×2」
ハンナ「こっちよ!メレディス!。とにかくこれじゃ駄目だわ、少なくとも3倍にしてちょうだい。そうすれば一応、格好がつくから」
メレディスはハンナの元へ行く。
ハンナ「お帰りなさいメレディス!」
メレディス「は~い!ママ!」
メレディスの母「姉さんが早め手伝ってくれるっていってたのに、まだ来ないのよ」
するとグレイシーがやってくる。
グレイシー「ほら、来たわよママ。お待ちかねの美人の娘が」
グレイシーはメレディスの母に抱き着く。
グレイシー「遅れてごめん、すぐ手伝う」
グレイシーはメレディスにキスをする。
メレディスの母「まずブラをしてそれからやってちょうだい、あなたは何をやってたの?」
グレイシー「芝居で忙しかったの?」
メレディスの母「そういえばパパが新聞の記事をくりぬいて冷蔵庫に貼ってたわ」
グレイシー「タイム誌、あんなにいい批評が出るなんて…」
メレディス「読んだの ?」
グレイシー「自慢の妹だもの、それより今日のためにあちこち電話しぱなしだったから、美しい指がぼろぼろ。まず仕出し屋でしょ?それからあそこにいる花屋さん、それに牧師さんにもね」
するとポールがやってくる。
ポール「お説教は短めに頼んでくれたかな?」
グレイシー「もちろんよパパ」
ポール「う~ん、私のグレイシー」
グレイシー「独り占めしたらやきもち焼かれちゃう」
グレイシーはポールにキスをする。
ポール「そうかな?。ああ、お帰りメレディス」
ポールはメレディスに抱き着くと、メレディスがポールにキスする。
ハンナ「そろそろ、着替えなきゃ」
ポール「僕が着替えるなら、グレイシーもブラをすべきだな」
ハンナ「早く行って」
ポール「パパはね、孫と結婚したおぼえで、男の幸せを逃がしちまったらしいんだ」
グレイシー「もうパパったら…」
ハンナ「行きましょう…」
ポールが着替えの準備をする中、グレイシーがメレディスに話す。
グレイシー「ねぇ、メレディス。あなたの席だけど…一人、私とヒューの隣にしといたわ」
メレディス「だから悪いんだけど変えてくれる ?実は…あたしにも相手がいるの」
ハンナ「すぐ変えるわ!」
グレイシー「ねぇ、どんな人が詳しく教えて」
パーティーが始まり、ヒューならびにメレディスが誘った犬のバーリィーと共に連れたトレントがやってくる。
メレディス「ねぇ、パパ。トレントよ」
トレント「どうも」
ポール「よろしくトレント」
トレント「こちらこそ」
ハンナ「よろしくトレント」
トレント「おめでとうございます」
ハンナ「ありがとう」
グレイシー「はい、あたしが結婚してる姉よ」
トレント「そう」
メレディス「そうよ」
グレイシー「なるほどね。じゃあそろそろ、始めましょうよ。20分遅れてるし」
ハンナ「でもジョジョがまだだわ…」
ジョジョがやってくる。
グレイシー「来たわよ、」
ハンナ「お帰り、ジョジョ!」
ジョジョ「ありがとう」
ハンナ「遅刻許してあげる」
ジョジョ「パパ、すごい」
ハンナ「パパ、結婚式には短パンをはいてきたのよ、だってタキシードなんか着たくないって文句ばかり言って…すっかり怒りっぽ」
ジョジョ「ああ、みんな紹介するわ。キーナンよ」
ポール「ようこそ、キーナン」
キーナン「はじめまして」
ハンナ「よろしく、キーナン」
ポール「シャンパンで、ジョジョ」
ポールはジョジョにシャンパンを献上する。
ジョジョ「ダメなの…。キーナンと私はコーラにしとくわ」
ハンナ「キーナン、あなたに会えて、私は本当にうれしいわ」
メレディス「やあね」
それからハンナとポールの結婚40周年パーティーを司会の男が説明した。
司会「ハンナとポールは家族と大勢の友人を集め、結婚40周年を祝うとと共に今日は改めて夫婦の司会をかわします。どうぞ」
ハンナとポールの夫婦がやってくる。
ポール「何で、だれも拍手しないんだ。もう結婚生活を続けるなんて…奇跡だって言うのに…」
ハンナ「それがわかるのはあたしだけ」
家族と参加者は見守っていた。
司会「ハンナとポール、それじゃ改めて愛を誓うため、今日ここにいるのです。今までずっとそうあったようにこれからあなた方の愛は生き続けるでしょう。それではハンナとポール、神の御前で家族や友人達と祝福に包まれ、互いに対する、変わらぬ愛を誓いましょう。二人の希望で儀式は極シンプルなものにしたいと思います。あとは二人に相手に対する思いを最高の言葉で表現したいと思い、終わりにしたいと思います。ハンナ、ポール」
ハンナ「あなたは私の心の間借り人だわ、どんなに家賃を滞納してもなぜか追い出すことができない人」
ポール「人生をもし直すとしても、今と同じ人生を君と歩みたい」
ハンナとポールはキスをする。
そのあと、ハンナはメレヴィスにキスする中、ミルドレッドがいるのに気づき、マークの死に泣くのをハンナが慰める。
ハンナ「つらかったでしょ?」
そんな中、ジョジョとメレヴィスはパーティーをしているヒューとトレントを見る。
メレヴィス「私は彼のために車を盗んだのね」
ジョジョ「そうよ」
メレヴィス「ありがとう。結局うまくいったんじゃない?」
グレイシーはヒューの元へ行く。
ヒュー「素晴らしい式だった」
グレイシー「そうね、素敵だった」
ヒュー「迎えたいと思うかい?」
グレイシー「さあ、わからない」
ジョジョ「ねえ、ヒュー、はい」
ジョジョは挨拶としてヒューにキスをする。
ジョジョ「即興劇、どうだった?」
ヒュー「まだ、楽しかった」
ジョジョ「私も前にやったけど、気になって徘徊するの最高。あっそうだ、彼キーナン」
ヒュー「ヒューだ、僕の妹だ」
ジョジョ「ゲームを作っているの」
キーナン「どんなゲームを ?」
ヒュー「最近ではキラーゴルフを」
キーナン「すごい~!あれは最高だ。本当にすごい想像力ですね!」
ジョジョ「ねえ、一曲踊って」
キーナン「一曲だけ?」
ジョジョ「ほら早く」
ジョジョはキーナンを連れる。
ヒュー「嬉しい、踊ってくれないか?」
グレイシー「ええ喜んで」
ヒューとグレイシーもダンス会場へ行き。
ダンス会場では参加者らがダンスをしていた。
トレント「君の家族にこんなにあえて良かった。本棚を倒さずに済んだしね」
メレヴィス「お似合いのカップルだわ」
トレントとメレヴィスに便乗してポールとダンス中のハンナも言う。
ハンナ「あの二人、お似合いのカップルね」
ポール「我々と同様」
ジョジョとキーナンはダンス中の中、キーナンがジョジョの足を踏んだのか、ジョジョは痛みの叫びを一瞬上げる。
ジョジョ「いたっ!」
キーナン「ごめんよ、。なぜ僕が一人で踊ってたかわかった」
ジョジョ「平気よ、何度でも踏んでる。でもその時は鉄製のドレスシューズを履くわ」
ポール「何か覚えている」
ハンナ「病気のこと黙ってるつもり?」
ポール「彼らには彼の人生がある」
キーナン「あのトランペットは何?友達?
ジョジョ「ええ
キーナン「これと愛が建築家と踊るようなものだって?
ジョジョ「そうよ
キーナン「じゃあ、そうじゃないってことを証明しよう
ジョジョ「もう証明してる
ジョジョとキーナンはキスをする。
最後は音楽が流れると共にダンスをし続けたところで終わる。
最終更新:2017年07月07日 21:56