沈黙の要塞 (吹替版)のオープニング

|ON DEADLY GROUND|(背景黒、文字青)

アラスカ州の採掘プラント。
何らかの事故で火災が発生し、消防士や救助隊らが消火活動をしていた。

ヒュー「一組は向こう側を回れ!穴をふさぐんだあっちへ回れ!」

ヘリコプターが現場にやってくる。

パイロット「アラスカプラントへようこそ!11号井戸です、あれはすごく燃えてますね着地します!」

ヘリコプターはヘリポートに着陸する。

ヒュー「やっときたか」

ヘリから降りてきたのは石油事故消火の専門家フォレスト・タフトであった。
タフトは防火服に着替えると、ヒューがやってくる。

タフト「ようヒュー、どうしたんだ ?」
ヒュー「どうもこうも、見たことねえ地獄だ。手が付けられん重傷者がいる、こうなったらあのジェニングスのくそのせいだ、あいつらが…」
ジェニングス「ジェニングス?クソ野郎がどうしたんだって?」
ヒュー「行こう、爆薬はもうクレーンにつるしてある。さっき問いかけたのは、あのロクでもない安全バルブだ。仕様が違うと判断した。ジェニングスのクソ野郎が押し付けやがる!」
タフト「別に腕ずくで言うこと聞かせたわけじゃないだろ!」
ジェニングス「ヒューはどうも最近口癖が多いようだな」
マック「ええおっしゃるとおりです社長。目にはもう」
ヒュー「信用できなさそうだな、わしがてっち上げだって言うのか?
タフト「自分で自分のプラントを燃やす馬鹿がいるか?俺には納得できないな」
ヒュー「よっぽど高い費用もらってんだな。だから友達よりやつの肩を持つんだ
タフト「そのくらいにしとけよ、じいさん。必ずぶっちまわないうちに
ヒュー「おまえさんも昔はいいやつだった。今は勝負と変わらん!」
タフト「35万ドルのためなら、誰でも一回入れてやるさ」
ヒュー「おいこの盾をよこせ。炎は上がってるか?」
消防士「心栓バルブが信じられん!」

タフトは防火用の盾を持ちながら火災を調査する。

タフト「鎖が引っかかってるぞ!」

消防士らが必死で消火活動する中、タフトが命令をする。

タフト「俺の合図をしっかり見てろ!下だ!下げろ!」

タフトの指示通りにクレーン担当の作業員はクレーンを下げ、タフトはバルブを確認する。

タフト「なんだ、こいつは?ひでえな」

消火部隊が見守るなか、バルブは破裂寸前だった。

タフト「よし、下がれ!」

消火部隊は下がり、タフトは盾についた火で煙草を点火し、それを捨てた後、警告音が鳴る中でタフトは起爆装置を押してプラントを爆発させる。
その後、消火部隊は一斉に放水をして、火災を鎮火する。

ジェニングス「見事なお手並みだ、フォレスト・タフト。いつもながら。明日一番に詳しい報告書を出せ、わかってるな」
ヒュー「言われなくても、出してやるさ」
ジェニングス「中身を楽しみにしてるぞ」
ヒュー「ほら浮かれてないで、後始末にかかれ!」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年07月07日 23:01