|CHEF|(背景黒、文字白)
映画の原題のタイトルが表示された後、とあるレストランの厨房になる。
ロサンゼルスの一流レストランの総料理長であるカール・キャスパーは隙を開けず料理を作っており、様々な料理の材料を切ったりするなどの準備をする中で助手のマーティンが豚肉1頭をもってくる。
カール「重かったろ?」
マーティンはその豚肉を置く。
カール「頭をこっちに」
カールの指示通りにマーティンは豚肉の向きを変えた。
カール「背中を向けろ。袋を取れ」
カールとマーティンは豚肉を切り、一部分を鉄製のトレーに置く。
カール「市場に行く、何時だ?」
マーティン「10時過ぎ」
カール「10時?、お迎えの時間だ。トニーは?」
マーティン「二日酔い。大丈夫、ちゃんと起きてますよ」
カールは外を出る。
車の中で寝ているトニーをその車を軽く叩き起こす。
カール「起きろ!」
トニー「シェフ」
カール「今夜は評論家が来る」
トニー「知ってますよ」
カール「素材の下ごしらえしろフラフラか?」
トニー「大丈夫です」
カール「豚が届いた」
トニー「丸焼きだ!」
トニーはその豚を丸焼きにする仕事で完全に目が覚める。
最終更新:2017年07月07日 23:23