リバプール 1760年。
港付近。
バーナバス(ナレーション)「「血は水よりは濃い」っていう言葉がある。血が我々を意味づけ、結び付け呪うのだ。あるものは血によって、富や特権が保証され。あるものは服従を強いられる」 |
コリンズ家が船に乗る中、その中でバーナバスは少女・アンジェリークを見ていた。
アンジェリークの母「アンジェリーク!坊ちゃんを見てはいけないて、何度言えばわかってるの?立場をわきまえなさい!」
変わってコリンズ家の乗ったその船は海原を航行する。
バーナバス(ナレーション)「私は幼いころ、コリンズ家の帝国を広げんとする父に連れられ、新大陸へ渡った。我が一族はイギリスの産業技術をメイン州の大自然に持ち込み水産会社を始めた」 |
変わってアメリカへ渡ったコリンズ家はの丘の上から港をみていた。
バーナバス(ナレーション)「当時のアメリカにおいては画期的な会社を」 |
1年後。
港付近で父・ジョシュアは息子のバーナバスに話す。
ジョシュア「男は自分の作るものに誇りを持たねばならん。だがいいか?バーナバス?家族だけが本当の財産だ。」
変わってコリンズ家の豪邸が建設される場面となる。
バーナバス(ナレーション)「わが家の商売が栄えるにつれ。コリンズポートの街は栄え、そこでわれわれはこの土地に根を下ろすことに決めた。そして15年の歳月をかけて築き上げたのが、愛しき我が家の「コリンウッド」だ」 |
時が経つにつれ、バーナバスは完成した豪邸を見ていた。
バーナバス(ナレーション)「しかし誰もが我々の成功を分かち合ったわけではがなかった」 |
バーナバスは部屋内で過去に別れ再会したアンジェリークと話していた。
アンジェリーク「ジュテーム。「アンジェリーク、愛してるよ」って言って。私が欲しいって言って」
バーナバス「アンジェリーク、君には申し訳ないが。それを言えば嘘になる」
変わって夜となりアンジェリークはとある部屋でなにかの呪文を言っていた。
アンジェリーク「高慢ちきの鼻を折れ。お山の大将、地の底へ」
アンジェリークがそれを言い石らしきものをに握って砕くと、屋根の石の像がひび割れて外れ落ち、歩いていたコリンズ家の父母に命中する。
バーナバス「両親の死が事故ではないと確信し、私は黒魔術や古代の呪術の研究にとりかれた」 |
バーナバスは魔術らしき本を読んでいた。
バーナバス「地獄の門のその上に記された頭文字。それがサタンの真の名前、メフィストフェレス」
変わって海岸沿いの崖場となる。
バーナバス「だが、深い悲しみの中にありながらも、暗やみに光が刺した。最愛の恋人と巡り合ったのだ」 |
家でジョゼットはバーナバスと話す。
ジョゼット「一緒に離れないと誓って」
バーナバス「天地神明にかけて誓うよ、僕のジョゼット…」
ジョゼットはバーナバスはキスをする中、掃除をしていたアンジェリークはその様子を見ていた。
バーナバス「召し使いをもてあそぶなら、他にいくらでも相手がいたのに。私は最悪の女を傷つけてしまった。よりによって魔女を」 |
変わってアンジェリークが何かの呪術の準備をしていた。
アンジェリーク「もしあの人の目がいつか、他の女の人に向いたなら、我が魔法が災いとなり、愛する相手はすべて死ぬ」
アンジェリークは髪の毛を壺に入れる。
変わってジョゼットはヤモメ岬に向かう。
バーナバス「アンジェリークに呪いをかけられ、愛するジョゼットはヤモメ岬に向かった。不幸な人が何人も身を投げた断崖に…」 |
バーナバスは全速力で走りアンジェリークに呪いをかけられ自殺寸前のジョゼットを止めようとしていた。
バーナバス「ジョゼット!」
バーナバスはジョゼットに元にたどり着く。
ジョゼット「助けて…」
ジョゼットがそれを言うと、崖から飛び降りて絶命する中、バーナバスはジョゼットの名前を叫びながら飛び降りる。
だが、飛び降りたバーナバスは無事であり、自身の体に異変が感じ、両目から血が出て、崖の上にいたアンジェリークを見る。
バーナバス「何をしたのだ!」
バーナバス「アンジェリークは私をヴァンパイアに変えた。私を永遠に苦しめるために」 |
バーナバスは家に戻り、玄関の扉を開けると、そこには人々がたくさんいた。
アンジェリーク「あいつよ!化け物は!」
アンジェリークがそういうと人々は抵抗しないバーナバスを拘束する。
バーナバス「私を手に入れるのは無理だと悟ったアンジェリークは町の人々を操り、私を闇の中に葬った。2度と再び目覚めぬように…」 |
アンジェリークに操られた人々を使ってバーナバスを鉄製の棺桶に閉じ込める。
バーナバス「助けてくれ!」
1972年。
とある列車内。
そこにはある場所へ行こうと女性のヴィクトリア・ウィンターズことマギー・エヴァンスが乗っていた。
|DARK SHADOWS|(背景深緑、文字薄黄色)
最終更新:2017年08月23日 21:07