扉をたたく人 (字幕版)のエンディング

コネチカットの大学に勤めてるウォルター・ヴェイルはピアノの練習兼ねて同僚のチャールズが本の発表会に出席の事情で別宅のアパートを久々に訪れるとセネガル出身の女性ゼイナブとその恋人であるシリア出身のタレクがおり、詐欺で家を貸された事を知り、居場所が無く困ったヴェイルは2人と共に共同生活する中でタレクがジャンベを演奏したのを機にヴェイルはピアノをやめてそれに興味を持つようになり、一緒に演奏しようとする事を約束するも束の間、ゼイナブとタレクが不法滞在してることが明るみとなりタレクは拘留される中、その母のモーナと出会い、弁護士を通じて難民申請しようとするが、タレクはシリアへと送還されてしまう。

ヴェイルとモーナの2人はタレクを取り返せず途方に暮れるまま車の後部座席に乗っていた。

モーナ「何も悪くないのに」

ヴェイルは不安なモーナの右肩を抱える。

変わってある市街地で2人は歩いている中、ゼイナブと出会い、ゼイナブはタレクの送還に涙を流しモーナに抱き着く。
変わって夜の市街地。
別宅アパートのソファに座ってたヴェイルの元にモーナがやってくる。

モーナ「大丈夫?。シリアへ戻るわ。タレクのそばにいてやりたい。」
ヴェイル「出発は?」
モーナ「明日。早い方がいいから」
ヴェイル「行けば二度と…」
モーナ「分かってる。お休み」

モーナが寝ようとする中、ヴェイルが呼びかける。

ヴェイル「モーナ。済まない、本当に悪かった」

その後、ヴェイルは寝る前に何かを考えてる中、扉をたたく音がしてモーナがやってきて、モーナが心の傷をいやそうと考えたのを見てヴェイルは一緒に寝る。

モーナ「全部、私のせいよ。命令書は届いていたのに。私が捨てた。黙ったまま。住んで3年が経ってたし、仕事も見つけ、タレクは学校へ…。「大丈夫、政府は気にしない」と周りも言うし、実際そうだったわ。そして、時と共に忘れたの。すっかりなじんで」
ヴェイル「君は悪くない」

ヴェイルは悔やんでいるモーナを慰める。

ヴェイル「何も悪くない。悪くない」

変わって空港。
モーナは帰る前にヴェイルにお土産をあげる。

モーナ「ゼイナブと選んだの。」

中身は民族風のブレスレットであった。

ヴェイル「とてもすてきだ。」
モーナ「貸して」

モーナはそのブレスレットをヴェイルの腕にはめる。

ヴェイル「いいね」
モーナ「同感。かっこいいわ」
ヴェイル「クール?」
モーナ「ええ、あなたってクール」

出発時間が近いのか2人は起き上がり、モーナはヴェイルに別れの挨拶をする。

モーナ「いろいろ、本当にありがとう」
ヴェイル「ここに、いてほしい」
モーナ「私もいたいわ、ハビティ」

2人は抱き着いた後、モーナは飛行機の入口へと入る。
変わっていつものようにヴェイルが出勤で歩き、タレクが逮捕された地下鉄の駅のホームでジャンベを叩き続け演奏する中、快速の地下鉄が横切って通過すると同時に終わる。

(終)

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最終更新:2017年11月09日 20:32