トランスポーター2 (吹替版)のエンディング

ジャンニらの犯罪組織による感染すると感染者の息で感染するウイルスでそれを連邦麻薬対策委員長ジェファーソン・ビリングスの息子ジャックに注射しその父と麻薬撲滅サミットに参加する大統領らを感染させての暗殺計画において、ジャンニは解毒剤を自身の体に注入し自家用ジェットで逃げようとするが、追い詰めたフランクにより阻止されると同時に取り押さえられた。

変わって病院内。
フランクは治療中のビリングス家の元へ行き外から様子を見て、ジャックが謎々を両親に答えさせようとしている光景を見ていた。

ジャック「5ポイント。芽はあるけど、耳はない。皮はあるけど毛はない。真っ白で外は茶色、なーんだ?」
オードリー「ミミズ?」
ジャック「はずれ。パパは?」
ジェファーソン「芋虫」
ジャック「はずれ」
フランク「じゃがいもだ」

フランクは正解を言った後、ビリングスの元を離れる。

女性職員「面会ですか」
フランク「いや、もう済んだよ」

フランクは持っていた花束を女性職員の移動式テーブルへ置き、ジャックの両親は息子の謎解きに付き合っていた。

オードリー「ココナッツ」
ジャック「はずれ」
ジェファーソン「じゃあ…蛇?」
ジャック「はずれ」
オードリー「ピーナッツ?」
ジャック「はずれ」
ジェファーソン「ホットドッグ?」
ジャック「違う」

女性職員が食事を持ってくる、オードリーはフランクが置いた花束に気付き笑顔になる。
病院の外でフランクは車に乗ると同時に、傍に寝ていたタルコーニ警部は目を覚ます。

タルコーニ「早かったな」
フランク「ああ、あんたを送らないと」
タルコーニ「随分優しいんだな」

2人はシートベルトを締める。
一方でフランクの巻き添えとなった黒人のタクシー運転手は仲間と会話していた。

黒人のタクシー運転手「よお、みんなこれ見てくれよ!。昨夜とんでもない目にあっちゃってさ、死にかけたよ」

変わって空港。
フランクはタルコーニに別れの挨拶をしようとしていた。

フランク「土産と言っちゃなんだが…ビーチに行けなかった代わりに」
タルコーニ「どうせ、海は海だし、ビーチはビーチだ。僕だってそう変わりはしない。ありがとな、おかげでいい休暇だよ」
フランク「面白かったか?」
タルコーニ「ああ、じゃあまたな」
フランク「ああ、また会おう、いい旅を」
タルコーニ「どうも、帰りは向かい側だ。一生早々上手くはいかない。そうだろ?」
フランク「そうだな」

フランクはタルコーニを見届けた後、自分の車に乗り出発しようとする中、携帯の着信音がなり、電話をする。

フランク「はい」
電話相手「仕事を頼みたいんだが」
フランク「聞いてるよ」

(終)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年11月09日 21:38