アメリカ合衆国大統領ならびに大統領補佐官カッターの陰謀で麻薬組織撲滅のためにコロンビアへ向かい取り残された軽歩兵部隊らは大統領らの目を欺きコロンビアにやってきたジャック・ライアンとクラークの活躍で救出された。
変わってホワイトハウス内。
アメリカへ帰ったジャックは待ってる中、女性秘書が呼びかける。
女性秘書「大統領がお待ちです」
ジャックは大統領の元へ行きコロンビアに取り残された兵士の件を糾弾をしようとしていた。
大統領「ジャック無事で何より、座れ何か飲み物は?」
ジャック「いえ」
大統領「どうした、かけたまえ」
ジャック「立ったままで結構です」
大統領「一連の由々しき事態についてだ。ついさっき知らされたと所だ。私には一言も彼らには話さず伏せていたんだ、実にけしからんよ」
ジャック「はい」
大統領「この件は早速、究明して責任者を特定しそのうえでしかるべき事を取らねばならん。だが、ことがことだけにあらぬ誤解を招かぬよう慎重に対応せぬばな」
ジャック「嘘をつけと?」
大統領「そんなこと言ったか?」
ジャック「いえ、言ってません」
大統領「怒ってるようだな」
ジャック「ええ、怒ってます」
大統領「君の気持ちはよくわかるよ。だが私から一つだけ忠告しよう、利口だから心配ないだろう。大切なのは腹立ちまぎれに決めてはいかんぞ」
ジャック「それはあなただ。そのおかげで兵士達は罪もない一般の人たちが命を落としたんです」
大統領「我はあの作戦を待って…」
ジャック「いいえ。私にとりつこうとしたって通用しません。知らん顔で責任を逃れ死んでいった者達の魂を汚すような真似はさせない!」
大統領「この私に説教させる気か?恥知らずだ」
ジャック「恥知らずなのはあなただ!」
大統領「何だと!よくも私を失礼して薄汚い野良犬のように吠えたかれたもんだ!私はアメリカ合衆国大統領だぞ!」
ジャック「そんな言葉には何も感じません。情報担当副長官として上院監視委員会に事実を報告するつもりです」
大統領「そんなことはできないさ」
ジャック「できない…?」
大統領「ああ、出来ない。君もいまや多くのゲームに加わっているよ。切り札は取っておけ。自分が窮地に立たされる時まで事実に隠しておくもんだ。その時はこの私がハートと引き換えに力を貸そう、いいな?」
ジャック「これ以上、あなたと話すことはありません」
大統領「わが国にはもはやスキャンダルと揺れてる余裕はない。国を守るためには政治の空白を作ってはならん、トップに立つ人間への疑惑は国益に反する。責任は君たちが取る。カッターとリッターも悲鳴が免れんだろうが、長い目でみれば大した伊立ではない。これからは1時間2万ドルの講演会で引っ張りだこだ。あとは全部グリーヤに被せればいい。そうとも彼を道連れするのだ君の責任は少なくなる。ま、うまく戻る事だ。正解ということを書いたよな?」
ジャック「せっかくですが、私はダンスは嫌いです」
ジャックは大統領のもとを立ち去る中、大統領補佐官のカッターが呼びかける。
カッター「ライアン君、ちょっと話そう」
ジャック「断る」
カッター「話し合おう!ライアン君!」
ジャックは無言で立ち去る。
変わって議会室内。
委員長「皆さん静粛に願います。委員会はジャック・ライアンの出席を求めます」
議会室にジャックがやってきて席に座る。
委員長「ライアン博士。本日の監視委員会への出席を感謝します」
ジャック「こちらこそ、委員長」
委員長「起立し、右手をあげてください」
ジャックは起立し右手を上げる。
委員長「あなたはこれから上院監視委員会において証言を行うにあたり神の前で真実以外に何事も述べない事を誓いますか?」
ジャック「誓います」
委員長「ライアン博士。あなたは宣誓しました。では着席してください」
最後はジャックが今までの政府内の不祥事を告白をしようとしたところで終わる。
最終更新:2017年12月06日 19:45