自宅の一室で少女であるエミリー・ケイルがスマートフォンのアラームに気付き、目を覚ましニュースを見る。
リポーター『本日上院では副大統領出席のもと論議を呼んでいるすべての大統領の中東和平案が採決され続いて会員でも採決の予定です、共和党及び民進党の今日の方針に…』
エミリーはニュースを見ている中、窓からあるものに気づき、それを窓から覗くとヘリコプターが飛んでおり国会議事堂を通過する。
要人護送用ヘリ内。
そこでは副大統領のアルヴィンと女性警護官キャロルが乗っていた。
キャッスル「キャッスルこちらハミングバードを飛行中、到着まで3分」
アルヴィン「キャロル、いつものあれをご志望だ」
キャロル「ほんと?」
アルヴィン「本当だ」
キャロル「大統領、予定のルートからそれるのはあまりお勧めできませんが…」
ジェームズ「頼むよキャロル、自由主義世界のお願いだ。本当のことだぞ」
ヘリには現大統領のジェームズ・ソイヤーが乗っていた。
キャロル「ジョーンズ機長、ルート変更よ」
キャロルがそれを言う中、ジェームズ大統領は大事にしてると思われる古い懐中時計を持っていた。
キャロル「ルート、オハラからそれます。いつものあれのご注文を」
パイロット「了解、特別なツアーにご案内しよう。9mまで降下」
大統領らが登場してる乗機含め3機のヘリはリンカーン銅像があるところを飛行しジェームズ大統領はそれを見ていた中で一言を言う。
ジェームズ「エイブラハムはアメリカで女性の参政権を支持した最初の大統領だと知っていたか?。まだ彼がイリノイ州議会にいた頃、その事を手紙に書いてある」
キャロル「知っておりました。ここ飛ぶときいつも伺っています」
ジェームズ「そう」
キャッスル「キャッスルこちらハミングバード、到着まで1分。安全までに要請します」
無線『スペクター1、キャッスルブラウン異常なし、3機向かってくる』
ホワイトハウス屋上にいた警備兵は射撃体勢に入る。
警備員『ハミングバード、こちらキャッスルブラウンド』『南の空を確認中。クリア』『クリア』『ハミングバード、こちらキャッスルスカイ。異常なし』
狙撃兵『ハミングバード、そちらキャッスルキープ…!?。待機』
警備員「キャッスルグラウンド、待機せよ」
狙撃兵はアパートでの暗殺と思われる気配に気付く。
警備員「航空機、サーモに切り替え」
女性オペレーター『了解、サーモに切り替える。セクター5南東側クリア』
サーモ解析で暗殺かと思われたが、夫妻と一緒に寝ているところであり警備部隊は落ち着く。
狙撃兵『ハミングバード。キャッスルキープクリア』
パイロット「了解。周囲の安全を確認する待機しろ」
ヘリ3機のうち大統領らが乗ったヘリはホワイトハウス噴水前で着陸準備に入る。
パイロット「ハミングバード。アプローチ中」「キャッスルグラウンドクリア」
ジェームズ「我が家が一番だな」
大統領らが乗ったヘリが着陸すると、警備員らがその元へ行く。
警備員「気を付けお迎えしろ!」
ジェームズ「悪い旅ではないだろ」
キャロル「地下鉄より快適です」
大統領と警備員らそれぞれ敬礼する。
ジェームズ「妻は何時に到着する?」
キャロル「18時45分です」
ジェームズ「世界が滅びる前に起こせ」
警備員「お帰りなさいませ」
ジェームズ「ありがとう」
キャロル「ハミングバード、帰投してもいいわ」
キャロルがそれをいうとそのヘリは上陸する。
アルヴィン「世界にこれ以上の仕事あり得るか?」
最終更新:2017年12月28日 14:40