コナンと世良の機転によってリニアを止めることに成功。
FBIも井上を捕まえることに成功した。
目暮「コナンくん、世良くん! 2人とも怪我の具合は?」
世良「僕はかすり傷だけだよ」
コナン「同じく……」
目暮「無事で何よりだ…… ん? あの人は?」
世良「ん? ああ…… あれが犯人の白鳩舞子。身柄渡すね」
走行中の赤井の車。
赤井「そうか、生きてたか……」
ジョディ「さすがね、秀…… リニアの軌道を使った難しい狙撃で的確に急所を外すなんて…… あなたじゃなければそんな……」
赤井「いや、俺じゃない。あの坊やの仕業だ……」
世良「えっ? 全員の携帯が鳴ったときに⁉︎」
コナン「うん。その時、アランさんにメールを送ったんだ。『もしもの時は犯人の方をあの位置に誘導したいから手伝ってね』って……」
(アラン(英語)『もっと高く! 離れて! もっとだ!』)
世良「それでか……」
すると強風が吹き荒れ、世良のジャンパーを吹き飛ばしてしまう。
世良「あっ!」
赤井「たとえ凶悪犯でも殺さない。あの坊やはそういう主義らしい…… 俺たちFBIとは違うようだ」
ジョディ「ふっ」
世良「あーあ、お気に入りのジャケットだったのに…… ま、いっか」
コナン「戻ろっか」
世良「そうだね……」
その夜。
赤井「ああ…… そこに停めておくから取りに来てくれ……」
キャメル「了解です」
赤井「それと、客人が2人乗ってる。丁重に送り届けてほしい…… すまんな、キャメル……」
沖矢は電話の後に空き缶を捨て、もう1台の車で帰ろうとする。
するとメアリーが銃を沖矢に突きつける。
メアリー「おい、FBIの小僧…… どこの誰かは知らんが、貴様らのせいで我が国の要人に危害が及ぶところだった。今回は幸運にも大事には至らなかったから見逃してやるが、次はないと思え……」
車のライトで怯む沖矢。
振り向くとメアリーの姿はもうなかった。
赤井「小僧か……」
秀吉「ええーっ? 覚えてないの? あんな約束までしたのに!」
由美「いやあ、酔っ払っててなーんも……」
秀吉「そ、そんな……」
由美(誰かの車ん中でゲロったのは覚えてんだけどね……)
キャメルは赤井の車を運転していた。
キャメル「なんだこの匂い?」
最終更新:2023年11月23日 06:56