ポンペイ (映画) (吹替版)のエンディング

ローマのポンペイにおいてヴェスヴィオ火山が噴火し人々が大混乱の中、マイロのパートナーであるアティカスは一騎打ちの末に倒され、奴隷戦士のマイロは両親を殺した仇でカッシアを連れ去り逃げるコルヴスを馬で全速力で追い詰めた。

マイロはコルヴスの馬車が弾んだ拍子で吹き飛ばされたカッシアの元へ行く中、コルヴスが後ろから奇襲攻撃を仕掛けマイロは咄嗟に避け、カッシアは抑えるが振り払われ、マイロはコルヴスと剣での一騎打ちの末にマイロはコルヴスの腕を突き刺す中、火山の噴火で岩が2人の元に落ちる。
カッシアは煙の中から出てきたコルヴスが生きていた事に何も言葉が出ない中、岩に直撃し死亡したと思われたマイロが飛びかかり、コルヴスは剣を取ろうとするがカッシアが奴隷用の手錠を繋ぐ。

コルヴス「おい!貴様!」

マイロはコルヴスを蹴った後、死んだ兵士から剣を抜き取りコルヴスに向ける。

コルヴス「よせ!、待て!×2。貴様、身分をわきまえろ!元老院議員のクインテス・アルテス・コルヴスだぞ!」
マイロ「それがどうした?クインテス・アルテス・コルヴス議員?」

そんな中、火山が大噴火する。

マイロ「俺の神々は俺の家族と仲間を惨殺したお前に必ず罰を与える」
コルヴス「待て!ここに置いていくな!」

マイロとカッシアは火砕流が迫る中で馬に乗り全速力で走らせ街を脱出しようとする。
街が火砕流に飲み込まれる中、コルヴスは巻き込まれ死亡し、コロシアムで狼狽えていたアティカスは火砕流を見て立ち上がり死に際の一言を言う。

アティカス「死にゆく者達へ。神を捧げる!我らの神々よ!我は自由なり!」

アティカスが遺言としてそれを言った後、火砕流に巻き込まれ死亡し、一方でマイロとカッシアは馬で街を脱出する中、落石が馬の前に落ち怯んだ拍子で2人は弾かれた後、立ち上がったマイロはカッシアに話す。

マイロ「馬に乗って逃げるんだ!」
カッシア「嫌よ!」
マイロ「二人じゃ遅くなる!1人で逃げるんだ行け!」
カッシア「置いてなんか行けないわ!」
マイロ「それしか手はないんだ!」
カッシア「行って!ほら!」

カッシアは乗っていた馬を逃がすと、マイロに話す。

カッシア「最後はこうしてあなたと二人でいたい」
マイロ「目だ、俺を見ろ。俺だけを…」

死に際で2人がキスをし続けた中、迫ってきた火砕流がそれを飲み込んだ後、その遺体であり2人がキスしたのを物語った石膏が映った所で終わる。


(終)

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最終更新:2017年12月28日 14:45