のび太の活躍によって天帝は敗れ、ヤドリは逃げて行った。
そして、ドラえもんたちは帰路につこうとしていた。
園長「いやはや。皆様にはご迷惑をおかけしました…… おかげさまで被害も少なくてすみました……」
ドラえもん「ヤドリも2度と襲ってくることはないでしょう……」
園長「1日も早くこのドリーマーズランド債権のために頑張ります」
のび太「どうか頑張ってください!」
ボーム「我々も協力を惜しみません」
園長「ありがとうございます。車掌くん、皆さんを安全にお送りしてください」
車掌「はい!」
列車が汽笛を鳴らして宇宙に飛び立とうとする。
園長「おきをつけて。さようなら!」
一同「さようなら!!」
列車内。
のび太「大冒険だったけど面白かったねぇ……」
しずか「取り憑かれた人たちもみんな元どおりになってよかったわ……」
ドン「アストンのパパがランド再建を約束してくれたんだ」
のび太「わあっ、よかった!」
アストン「僕にも責任があるし……」
ドラえもん「君の責任じゃない。ヤドリの責任だよ」
ジャイアン「そう。ヤドカリのせい!」
スネ夫「ジャイアン、ヤドリだよ……」
ジャイアン「あっ。そうだっけ?」
のび太「そうだよ」
一同「あははは!」
アストン「昔もんなんて笑ったりしてごめん。君たちの勇気は見習わなくちゃ」
ボーム「みんな、こちらは20世紀の地球からいらしたんだ。言うなれば、私たちのご先祖様だ……」
ジェーン「ええっ?」
ドン「それじゃあ、おじいちゃんのおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんの……」
のび太「そんなおじいちゃんじゃないよ!」
一同「あははは!」
そこへ車掌がやってくる。
車掌「間も無く20世紀太陽系第3惑星に到着致します!」
ドラえもん「お世話になりました」
車掌「また来てくださいね……」
のび太「もちろん来ます!」
車掌「まもなく地球、地球。お降りの方はお忘れ物の内容に気をつけてください!」
列車はドラえもんたちを地球で降ろし、また宇宙に去っていく。
最終更新:2017年12月29日 20:16