テロップが流れると共に映像を見てる目線で海の底となり次に海上から出る形で夜のアメリカ東海岸の田舎町・アミティが映り映画のタイトルが表示される。
(背景黒 文字赤)
再び海の底となりキャスト・スタッフのテロップが流れた後、変わってブロディの自宅内。
そこではヘレン・ブロディとその息子であるショーンが夕食を作っていた。
ヘレン「やめなさいショーン」
ショーン「何をさ?。僕、何にもしてませんよ?。ああ、いってーな」
ヘレン「お行儀が悪い。やめなさいってば」
ショーンが包丁で具材を切る中で指を切って、ヘレンは冷蔵庫から材料であるトマトソースを取り出す。
ショーン「ちょっと味見ただけ」
ヘレン「あなたお父さんとおんなじね。いつも台所にいってつまみ食いしてる。見えてるわよ」
ショーン「腹減っちゃって…」
ヘレン「できるまで、待てないの?。これ、刻んで」
ヘレンはピーマンとパプリカをショーンに投げ渡す。
ショーン「許せよ。あ、そうそう、今夜ティファニーとクリスマスの買い物に行ってくるよ」
ヘレン「じゃあ小さめのものにしてね。指切らないでよ」
ショーン「その方がいいよ、ああ!」
ショーンはピーマンを切る中で再び指を切る。
ヘレン「大丈夫?」
ショーン「ああ、しょっぱい」
ヘレンとショーンが料理する中で、電話の音が鳴りヘレンがかける。
ヘレン「はい」
ショーン「僕だったらいないよ」
ヘレン「シア、誰?。シア・ブロディなら知ってますわ、私の孫ですもん」
シア『一人で電話できるもん』
ヘレン「ええ、知ってるわよ。大きいんだから」
シア『5歳よ、おばあちゃん』
ヘレン「それもちゃーんと知っててよ」
ショーン「元気にしてるかい?バハマのちびちゃんは?」
シア『ショーン叔父ちゃん。今日、泳いでいったの。水泳習ってるの』
マイケル『魚みたいに泳いでんだ』
ショーン「ああ、兄さん」
マイケル『おお、ショーンか』
ヘレン「お魚見てきて」
ショーン「自分でやれよ」
ヘレン「電話してるんだから、駄目よ。早く」
ショーン「おばあちゃんは人使いが荒いんだ。やさしくするように言って」
ヘレン「絵本着いたかしら」
マイケル『ああ、ありがとう大喜び』
ショーン「ねえ、大博士の研究について聞いてよ、バハマの海で一日中潜ってるなんて、いいゴミ分だよな」
マイケル『聞こえたよ』
ヘレン「聞こえたって」
ショーン「ほんと?」
最終更新:2018年02月06日 17:17