父親たちの星条旗 (吹替版)のオープニング

硫黄島。
そこでは日本とアメリカが戦争の最中で衛生兵であるドクことジョン・ブラッドリーが走っていた。

兵士ら「衛生兵ー!」

ドクは戦場見渡す中、兵士のかすかな叫びがドクの耳に響き渡る。

兵士「衛生兵はまだか?」

ドクは存命している兵士の呼びかけに気付き振り返り、何も言葉を言えぬままに兵士のかすかな叫びを耳にし続ける。

変わって現代。
現在のドクは過去の戦争のことが頭に思い浮かび目を覚まし、妻が呼びかける。

ドクの妻「あなた…どうしたの?」

ドクは再び眠り、同様に妻も眠る。
変わってドクは部屋内を歩き何かを探す。

ドク「戦争とは何か、知っているのはバカだけだ。特に戦場にいったことのない連中はみんな単純に考えたがる。善対悪。ヒーロー対悪者。だがヒーローにしても悪者にしても大抵は我々が持っているものじゃない」

ドクは階段に登る中、何らか病気を患っていたのが発作で倒れる中、過去の戦争らしきものと思われる独り言を言う。

ドク「あいつはどこだ…どこにいった…どこだ…どこだ…」

するとドクの声に気付いた介護担当兼ねた社員が駆けつける。

社員「ブラッドリーさん。社長、大丈夫ですか?」
ドク「どこだ…」
社員「誰が?」
ドク「どこ…どこに行った…?。ど…何処へ…」
社員「社長。動かないで下さいね救急車を呼びます。待っててください」

社員は即座にドクの容態を見て救急車を呼ぼうとする。

ドク「あいつはどこだ…」

ドク「ほとんどの連中はあそこで何があったのか。聞きたがらない。たぶん忘れようとしてるんだろう。彼らは自分を断じてヒーローとは思っていない」

社員がドクが入院したと思われる病院に駆けつける。

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最終更新:2018年02月06日 17:24