かつて硫黄島の戦いに赴いたドクことジョン・ブラッドリーは死に際の中で息子ジェームズ含め家族や親せきなどに自分が体験した戦争全てを語り話した後、ジェームズはドクの所有物を整理する中でバッジや証拠などを発見した事から戦争に行ったことが本当と知り。その後、入院中のドクの元へと行く。
ドク「どこだ…×2」
ジェームズ「ここにはいないよ」
戦争のトラウマで思い出し続けるドクをジェームズが慰める。
ジェームズ「死んだんだ」
ドク「誰が…?。誰が死んだ…?」
ジェームズ「イギー」
ドク「イギー…そうか…かわいそうに長いこと忘れていたが。なぜイギーを知ってる?」
ジェームズ「倒れたとき父さんが呼んでたから」
ドク「イギーを探してたんじゃない。お前を探してた。お前に…謝りたかった。いい父親じゃなかった。もっと話しをしたかった。ただ…悪かったな…」
ジェームズ「とんでもない…僕には最高の父親だったよ」
ジェームズがそういうとドクに抱き着く。
ドク「泳ぎに連れてかれたことはしたっけな…」
ジェームズ「聞いてない」
ドク「旗を立てた後。山からおりて、みんなで泳いだんだ。あれは楽しかった…」
ドクが戦争の中の思い出を語る中、ジェームズは笑顔になる。
ドク「さんざん戦った後。子供みたいに湖に飛び込んでた。イギーと言うとあの時を思い出すよ…」
ドクが言い続ける中で口が止まり寿命が尽きたのか息を引き取り、その後、ジェームズは母親でドクの妻にドクの死を抱き着く形で無言のまま報せる。
ジェームズ「おそらく父の言うとおりなのだろう。ヒーローなんていうものはいなかった。みんな父と同じような人間だったんんだ。彼らはなぜヒーローと呼ばれるのが嫌がったのかわかる気がする。」 |
ジェームズと母親が抱き着いてる中でドクと一緒に戦場に赴いた兵士の遺族・親戚らが集まり抱き着きドクの死を悼む。
ジェームズ「ヒーローとは必要に応じて人が作り上げるものだ。国のために命を犠牲にするという信じ難い功名を理解するためにヒーローという概念が必要なのだろう…しかし父たちが危険を冒したのは仲間のためだった…国のために戦ったかもしれないが、死んだのは友達のため…善戦ですぐそばにいた男たちのためだ。彼らの栄誉をたたえたいのなら本当の姿を覚えておくべきだろう。父がそうしたように…」 |
ジェームズが語り手としてそれを言う中で、変わって時がさかのぼる形で硫黄島の砂浜。
最後はドクを筆頭とする兵士らが制服を脱ぎ海の砂浜で遊ぶ中、ドクも服を抜いで駆け足で仲間の兵士たちの元へ行く。
変わって硫黄島の丘。
そこには星条旗と共にそのモニュメントがあった。
ジェームズ「1945年2月23日。海兵隊第5師団。第18連隊。第2連隊の隊員によってこの場所に星条旗が掲げられた」 |
最後は兵士らが星条旗を掲げた実際の写真が映った所で終わる。
最終更新:2018年02月06日 17:24