妻・ヘレンの殺害の濡れ衣を着せられた血管外科医リチャード・キンブルは護送の中で他の囚人の脱走騒ぎの隙に逃亡すると同時に真犯人を探す中で医師チャールズ・ニコルズが新薬の副作用を見つけたことをリチャードが知り、私利私欲のためにフレデリック・サイクスを雇って暗殺しようとしていた事が明るみとなり、追い詰めた末にニコルズを打ちのめした。
リチャードは無実を知ったジェラードと顔と向き合う。
リチャード「こいつがヘレンを…」
ジェラード「ああ…わかってる。わかってるよ。でも、もう終わった。嬉しいね、これでやっと休める。」
変わってシカゴ記念病院エントランス外。
そこには数多くの報道陣が詰め寄っていた。
報道陣「キンブル夫人を殺したのは誰ですか？」
「それはキンブルでしょ。裁判で有罪になった」
「彼は真犯人がいると言ってました。」
刑事「話しを聞けば、それはわかりません」
報道陣がインタビューをする中でニコルズは連行され、パトカーに入れられる。
リチャードがキンブルを追い詰める中で負傷したジェラードの部下であるニューマンは搬送されていた。
ニューマン「ジェラード保安官に言ってくれ、当分休暇を取るって」
警官「そこ、道を開けて下さい。もっと、下がって、下がって下さい」
玄関入り口からリチャードとジェラードが出てくる。
刑事「下がってくれ」
「ダメだ、下がってくれ！」
「頭下げて」
リチャードは数多く報道陣の声を聞いた後、覆面パトカーの後部座席に乗った後、ジェラードも乗る。
ジェラード「クルー、アイスパックをくれ。手を貸して」
ジェラードはジェラードにかけられていた手錠を解除する。
リチャード「気にかけてくれてたの？」
ジェラード「いや、全然。なあ、そういうことにしてくれないか？」
最後はその2人が乗った覆面パトカーがシカゴ記念病院を出発したところで終わる。
最終更新：2018年10月18日 20:50
