テロップが流れた後、航空機が目線アングルに向かって突撃すると同時に映画のタイトルが映る。
クリスマスの冬のとある玩具屋。
ぬいぐるみを購入した男性であるライアン・ウィーバーは店を出る。
ライアン「メリークリスマス」
通行人「どうも」
ライアン「ああ、すまん」
ライアンは車の道路を渡った後、通行人にぶつかる。
ライアン「失礼」
ライアンが男性に一言を言った後、その男性はライアンに目を付ける。
男性「やつだ…」
変わって警察らが覆面車両でライアンの様子を無線で報告する。
ドンピシャ「警部補、ドンピシャだ。ウィーバーは玩具屋から、ただいまぬいぐるみを買って出てきた」
ハインズ警部補らは車の中でその無線を聞く。
警官「よーし、これから女に会いに行こう。」
ハインズ「自信たっぷりだな」
警官「やつのことならお見通しだ。女の死因なんてな。相手は身長170ぐらいのブロンド。ブロンドの似合う気取った女がやつの好みだ。おそらくは大学でのインテリで目鼻立ちがはっきりしたという。ウィーバーとのおしゃべりで対等に付き合える女だ」
ハインズらはウィーバーの様子を密かに見る。
変わってテリー・ハロランは自宅でクリスマスの飾り付けをしていた。
ハインズらはウィーバーを様子見する。
警官「あのぬいぐるみは何だか分かるか?」
ハインズ「何なんだ?」
警官「いわば、殺しのサインさ。これから女をやる気だ。俺はこの2年、やつを追い続けてきたが、今度こそ必ずカタをつけてやるからな」
ハインズ「そう言い切るな。第一ここはうちの管轄だからな」
テリーが準備をする一方でライアンは家へと向かう。
ライアン「まった、ちょっと通してくれ」
ハインズらの覆面パトカーはライアンの後を追う。
一方でテリーはベルの音に気付く。
テリー「どうぞ」
一方でローラーは扉を開ける。
ライアン「メリークリスマス!ローラー!」
ローラー「あらかわいい」
ライアン「だろ?気に入ると。包みもしないでごめんよ。でも早く喜ぶ顔を見たかったんだ」
ローラー「これで十分だわ。かわいいね。愛してるわライアン」
ライアン「さあ、おいで。ここに座って」
ライアンの言う通りにローラーが椅子に座る。
ライアン「これまで会った中で最高の女性だよ…嘘じゃない…じゃあ、キスして」
ライアンがキスしようとした瞬間、ハインズら率いる警官らが突入し2人ともおさえる。
ハインズ「おい、上を向かせろ!こっちだ」
ライアン「何の真似だ!」
ハインズ「用意は…」
ハインズはそう言うとライアンを蹴りつける。
警官「おい!やめろ!何するんだ!」
ハインズの暴行行為にその警官は制止しようとする。
警官「おい!ハインズ!どういうつもりだ!」
ハインズ「大部、女の締めが変わったようだな」
変わってベルの音を聞いたテリーは玄関を開ける。
テリー「メリークリスマス!。あらレイだったの。あたしてっきりスティーブかと思って」
レイ「スティーブン様がこれをあなたへと…」
テリー「それで彼はどこに?」
レイ「さあ…聞いておりません」
テリー「ありがとうレイ」
テリーはそう言いレイからプレゼントを受け取ると玄関の扉を閉めて、指輪をグラスの中に入れソファーに座る。
最終更新:2018年11月05日 21:58