クリス・カイルはイラク戦争において亡き戦友ビグルスことライアン・ジョブの敵討ちとして過激派のリーダーであるムスタファの射殺に成功し任務を終えた後。
海軍を除隊する中でPTSDが悪化するものの妻・タヤの慰めや似た境遇の兵士と交流を深めて、精神は通常通りに戻ろうとしていた。
変わって引っ越し先の家でクリスは車で運んだ荷物を息子・コルトンに運ばせる。
クリス「下りて、運んでくれ。もう一つ、中へ運べ」
クリスがそういった後、自宅の中にあった靴を見る。
変わってクリスは娘・デビーと共に農場で馬を見ていた。
クリス「おいで。牧場が好きらしい。笑顔を見せてる。楽しそうだ。気ままな暮らし。さよなら」
白い馬は2人の元を立ち去る。
変わってタヤは歯磨きをするなかで、トイレの便所のレバーを引くと同時にクリスの声が聞こえる。
クリス「誰だよ!。タヤ、君か?」
タヤは笑いながら歯磨きをする。
クリス「怪我しちまったよ。いや、大丈夫だ。何ともない」
タヤ「ごめんなさい、どうしたの?」
タヤはクリスがいるバスルームに行くとクリスに引っ張り出される。
変わってクリスはコルトンとともに猟場となる森林へ行く。
クリス「命を奪うのは重大な行為だ。だから最初は一緒にやろう」
コルトン「そうだね」
クリス「冷静さを失うな、自信を持ち決してためらうな。分かったか?」
コルトン「うん」
クリス「気分いいか?」
2013年2月2日。
クリスは自宅内でピストルを持ちながらデビーを静かにさせ、コルトンがテレビゲームをしてる中、慎重に歩く。
クリス「両手を上げろ。上げるんだ」
キッチンにいた妻のタヤがそう言うと手を上げる。
クリス「下着を脱げ。ゆっくり慌てず脱げ」
タヤ「あなたって最高」
タヤは笑う。
クリス「君もだよ」
タヤ「言ってもいい?」
クリス「判事に言え」
タヤ「あなたは自慢の夫、何度だって言うわ。父親としても最高。昔のあなたが戻って嬉しい。つらい努力だったはず」
クリス「君のためなら…」
タヤ「1つ聞くけど、ジーンズに折り目?」
クリス「そうさ、曲がってない?」
タヤ「生粋のカウボーイね」
クリス「愛してるよ。下着を脱げ」
タヤ「はいてないわよ」
クリス「4分ある」
タヤ「それだけ?」
クリス「2分で十分だ。残り2分は君を見てる」
タヤ「射撃場へ行くの?誰を連れて?」
クリス「元海兵隊員だ母親に頼まれた。小学校の前で待ってて『息子を助けて』と。今日しか時間がない長くかからずに戻るよ。下着は…」
タヤとクリスがキスする中でコルトンの声が聞こえ二人の元にやってくる。
クリス「何だ?」
コルトン「ゲームやろうよ」
クリス「今は無理だ。戻ったらな。レベル8?パパはレベル4なんだぞ。勝たせてくれよ」
コルトン「ダメだ」
デビー「熊を倒せ×2」
クリス「何を?」
デビー「熊を倒せ!。こうしなきゃダメ」
クリス「どう?。猛獣みたいに?」
クリスがそう言って熊が威嚇をするものまねをした後、デビーの頭にキスをする。
クリス「コルトン、ママと妹を頼んだぞ」
コルトンは返事をする。
クリス「責任重大だ、自信はあるか?。行ってくる」
タヤ「愛してる」
クリス「俺もだ」
クリスはタヤにキスをした後、同じ退役軍人のチャド・リトルフィールドが玄関先で待っていた。
チャド「やあ、調子は?」
クリス「2時間ほどだな」
チャド「銃を撃って、話でもしよう」
クリス「行こう」
タヤは二人の様子を見た後、玄関の扉を閉める。
クリス・カイルはその日、力になろうとした元兵士に殺された。
変わってエンドロールと共にアメリカの広域道路周辺ではクリスの追悼のパレード車となる警察車両が走り、道路のそばには彼の死を悼む大勢の人や軍人が葬式を行われてる場面となる。
クリス・カイル追悼式 カウボーイズ・スタジアム(翻訳字幕)
最後はエンドロールと一緒にカウボーイズ・スタジアムならびに墓地でクリス・カイルの葬式の場面の写真・場面が映ったところで終わる。
最終更新:2019年01月03日 19:13