殺し屋として仕事に戻ったダニーと仲間であるハンターはオマーン戦争においての戦いが終わりを迎え、その2人は残りの勢力である長老を殺し大金を手にしたスパイク・ローガンを追い詰める。
スパイク「お前か?」
ダニーはスパイクに銃を向け、ハンターはスパイクの服の中に武器が隠されていないかを確認する。
ダニー「宮殿いたな。何があった?」
スパイク「やつはお前の報せを待ってた。俺が伝えてきた」
ダニー「それで?」
スパイク「わかるだろ?息子は気いりにもしなかったぞ。彼は砂漠にも戻らないし石油の契約もない。全て無駄だったんだ」
ダニー「へえそうかい?」
ハンターはスパイクの車の中にあったアタッシュケースを開けて大金の札束を見る。
ハンター「そして勝利者は?」
スパイク「目的はそれだったろ」
ダニー「これから大いに楽しめる。お前は何もわかっていない。捨てろ」
ハンター「本気か?」
ダニー「捨てろよ」
ハンター「経費はもらっておくぞ。イギリスには帰れるな政府の野郎をやっちゃ」
スパイク「お前は誰何だ?」
ハンター「俺か?経験者の声だ。どこに行って何をやろうと、これが必要だ。新しい名前に顔に似る。高いぞ~すぐわかる」
ハンターは何枚かの札束をポケットにしまうとアタッシュケースを地面に落とす。
ハンター「情けないよな」
スパイク「逃げ切れると思ってるのか?」
ダニー「逃げられやしない。俺もお前も誰もがだ。お前が殺した長老は双方の宣言なしで終戦はないって言った。俺から言っておこう。戦いは終わりだ」
スパイク「俺にもそう言わせたいか?それで目立たく治ると思うか?」
ダニー「お前次第だ」
ダニーがそう言うとスパイクは眼鏡を外す。
スパイク「この傷で俺の戦いが終わりだというのか…そうじゃなかったら…今回と同じことだ」
ダニー「もう忘れろ」
ダニーはハンターの元へ行き車に乗ろうとする中でスパイクが呼びかける。
スパイク「どこに行く?」
ダニー「何故だ?来る気か?」
スパイク「行くかもな」
ダニー「来るなら…覚悟しておけ」
ハンター「空港からタクシーを呼んでやる」
2人は車に乗ってスパイクの元を立ち去る。
変わってとある街中で アン・フレーザーが歩く中、誰かに呼びかけられる。
ダニー「やあ。アン・フレーザーだろ?変な長靴履いてた」
アン「あなたは出てったダニー・ブライスね」
ダニー「戻ってきた。どこに行く」
アン「さあ、わからない」
ダニー「俺もなんだ。乗らないか?」
ダニーがそう言うとアンが車の助手席に乗り、お互いはキスし合い、車を走らせた所で終わる。
1991年 ファインズ著「ザ・フェザーメン」発刊
大きな論争が巻き起こるとその内容を政府は否定した
SAS によるオマーン戦争への関与は現在も最高機密扱いである
ダニーと仲間たちのその後は今もわかっていない
(翻訳字幕)
最終更新:2019年01月03日 19:24