ピースメーカー (映画)のエンディング (吹替版)

祖国が壊滅され政府を恨むデューサン・ガブリックはプルトニウムの核爆弾で復讐としてテロを行うおうとする中でロシアの核強奪事件を追求したトム・デヴォーとジュリア・ケリーに阻まれた中で解除コードを知っていることに道連れとしてか自ら自決した。

トム「畜生め!」
ジュリア「爆弾処理班はどこ!?鑑識呼んで!」

2人はデューサンが置き土産として残した時限爆弾を止めようとしていた。

ジュリア「タイマー式だわ」
トム「爆弾はタイマー式だそうだ!」
処理班「了解!」
ジュリア「爆弾処理班は?」
処理班「今、呼んできます!」
ジュリア「ねえ、爆弾処理班は?」
処理班(無線)『もうすぐです。後4分でそちらに到着予定』
ジュリア「もうだめ…間に合わない…」
トム「そうか、じゃあしょうがないあんたがやるんだ。爆弾を分析して、これをよく見て説明しろ!」

トムの言う通りにジュリアは爆弾の構造を見る。

ジュリア「OK…えっと、SS80の仕様管…コアはプルトニウム…爆弾は二重になっていて…ミラースイッチでリレー式に爆発する仕組みよ。でも開けてみないと分からないから」
トム「なんだ?」
ジュリア「 OK。 チャベルで運ぶわ。これ外して!」
トム「いや×6!ちょっと待った。トラップがついている!リュックを外すとその場で爆発するぞ。体ごと運ぼう!」
ジュリア「早く!」

ジュリアとトムと爆弾処理班らは爆弾もろともデューサンの遺体を慎重に運ぶ。

トム「こっちだ!」
ジュリア「気をつけて!」
トム「開けろ!」

トムの指示で処理班は檻の扉を開けデューサンの遺体諸共時限爆弾をチャベルに移す。

トム「なんでここがいいんだ?」
ジュリア「少しでも放射能拡散を食い止められるから。そこでいいわあなたたちは外に出て、できるだけたくさんの人をこの辺りから避難させて!」

ジュリアの指示で処理班の2人はチャベルを離れる。

ジュリア「後はドライバーみたいなものある?」
トム「ドライバー?」
ジュリア「なんでもいいから早く!」
トム「OK!」
ジュリア「ありがとう」

ジュリアはトムからドライバーを受け取った後、焦りながら時限爆弾の解体作業をする。

ジュリア「あなたも逃げて」
トム「わかった。トラックで待ってる」

ジュリアは次元爆弾のカバーのネジを外す中でタイムリミットは1分迫っていた。

ジュリア「プルトニウムのコアが起爆性パネルで囲まれている。えと…ナイフ貸して。さっきのナイフ」

トムはジュリアにナイフを渡す。

ジュリア「パネルを一枚外せられたら。外側の爆弾だけが爆発して…もしかしたら核爆発は免れるかもしれない…」
トム「爆発させるのか?ドカンと行くわけ?ほんとにそれでいいのか?前にやったことがあるのか?」
ジュリア「ロシア人に盗まれてパキスタン人が改造した。核弾頭の解体…初めてよ」

ジュリアは命がけで爆発の被害抑えようと、核弾頭のパネルをナイフでこじ開ける中で刃が折れて、タイムリミットは30秒になる。

ジュリア「あ、もう!落ち着いて…えっと…銃を貸して!それを貸して!」
トム「ほら!」

ジュリアはトムからハンドガンを受け取り、ハンドガンのグリップ部分を折れた刃に向けてトンカチのように叩く。

トム「いいから落ち着いて…気をつけろ!」
ジュリア「大丈夫よ!」
トム「14秒…13秒…」
ジュリア「分かってる!」
トム「12…11…がんばれ!10…9…8!」
ジュリア「外れろ!」

ジュリアは命懸けで叫びながら、なんとか核弾頭のパネルを外すことに成功する。

トム「765!早く逃げるぞ!来い!」

ジュリアとトムは大急ぎで教会を離れステンドグラスを突き破って外に出ると同時に爆弾は爆発した。

トム「ジュリー… ジュリア! しっかりしろ!大丈夫か!おい!大丈夫か!おい!」

トムは爆発の爆風で気絶したジュリアを呼びかけると目を覚ます。

ジュリア「わからない…」
トム「大丈夫か?」
ジュリア「ええ、大丈夫」
トム「よかった…」

ジュリアはトムに抱き着く中、汚染除去の作業員らがやって来て二人を持ち上げる。

トム「大丈夫か!」
作業員「放射能性をチェックします!」
「早く救急車に!」
トム「ジュリア!」
ジュリア「血が出てる」
トム「ジュリア!」

最後はそれぞれ二人が別れる形で作業員によって救急車に載せられ病院へ搬送される。
変わってプール内。
ジュリアは泳ぐ練習の中で、顔を出して目を上に向けると将軍の服装をしているトムがいた。

ジュリア「それで勲章はもらった?」
トム「もらったよ」
ジュリア「すごい働き者だったよね」
トム「どうも。軍に昔から伝わるしきたりがあって…危険な作戦を無事にやり受けた者同士は…後でビールおごりあうことになって…」
ジュリア「嘘でしょ」
トム「実はそう」
ジュリア「でもあと10往復しなきゃ…」
トム「待ってる」

最後はトムがそう言った後、ジュリアが泳ぐ姿を見続けたところで物語は終わる。


(終)

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最終更新:2019年01月03日 19:32