リボルバー (2005の映画)のオープニング (吹替版)

とある刑務所。
そこではジェイク・グリーンという男性が出所すると同時に彼がナレーションとして語り手を始める。

ジェイク(この7年間で一つ学んだことがある。どんなゲームやペテンにも必ずカモるやつがいて、当然カモされるやつがいるわけだが…カモされる側にコツがある。それは…カモられている時を自覚することだ)

REVOLVER

2年後。
とあるカジノ。
入り口前にはマカとポールがいた。

マカ「ポール、あの株主ちゃんと埋めたか?」
ポール「ばっちりです」

変わってジェイクは兄・ビリーとその手下の車に乗っていた。

ビリー「利口な考えとは思わないな」
ジェイク「マカは俺たちに借りがある」
ビリー「だけど金なら腐るほどある。過ぎたことは水に流せ」
ジェイク「俺に借りたものを今日…返してもらう。それだけのことだ」

ビリーとジェイクの乗った車はカジノ周辺に到着し車から降りカジノへ入る中、ジェイクに気づいた警備の男性らがポールに連絡をする。
一方で連絡を受けたスタッフらがジェイクの後をゆっくりを追い、ジェイクは賭けを行う中でポールがマカにジェイクが来たことを報告する。

スタッフ「すみません閉めましたので」

一方で賭けをやってるマカ。

マカ「遠せ」
ポール「マカ様、それはどうかと思いますが…やつはかなり腕を上げたようで…」

一方でジェイクとビリーはその席に居座る。

スタッフ「絶対にテーブルを閉めました」

マカはジェイクが来たことにポールに指示する。

マカ「いいから呼べ!」

マカは指示すると、ジェイクはスタッフに案内される。

スタッフ「20階です」
ジェイク「待てビリー階段から行こう」
ビリー「おいおい、20階だぞ。馬鹿言うな」
ジェイク(窮屈なところだ…昔も今もこの先も…なんでやりたくもないことをやらなきゃならない…)
ビリー「なぜジェイク、階段を使いたいのなら。俺たちも付き合う」
ジェイク(選べるんだぞ。何で階段にしない?)
ビリー「行こう。平気さ」

ジェイクとビリーはエレベーターに乗る。

ジェイク(これから過ごす2分間、俺達は震えながら、嫌な汗をかくわけだ。薬の切れた中毒患者みたいに…やっぱ階段にすべきだった…この中はあまりにも狭すぎて、息が詰まる)

エレベーターは20階に到着し2人はスタッフと共に中を歩く。

スタッフ「グリーンさん。テーブルに着けるのはお二人までです」

マカがジェイクがやって来るのを見ると、賭けを行っていたフレディに話しかける。

マカ「フレディ、代われ」

フレディが席から離れると、ジェイクが座る。

マカ「賭けたまえ。ミスターグリーン。随分ご活躍らしいな。やばい橋渡って…」
ジェイク「よく言うだろ、きつい勝負ほど勝利は格別って」
マカ「賢者はこの世に一つルールがあること教えてくれた。小さな問いかけが栄光へと導くと。これに拘われば拘るほど、その人間はパワーを持てる。それがどんな問いかけがわかるか?。自分にとって何の得があるかだ。君をテーブルに座ると後悔すると注意された。今のキミは結構な野心家だってな。事業に手を出そうとしてるんだって?。俺がやってるような事業に。だけどお互い君のことはよーくわかってる。君は主人の必要な人間だ。使われる人間だ。で、俺に何の特がある?。元使用人に気付かせてやれる喜びだ。そいつにふさわしい生き方ってやつをとくと思い出させてやる」
ジェイク「ラーデン。いくら勝ってる?」
ラーデン「あんたに関係ねえだろ」
ジェイク「そいつを賭けよう」
マカ「そう驚くなって」

マカは笑って言う。

マカ「大した勝負じゃねえ、のってみろ」
ラーデン「じゃあ1/10(じゅうぶんのいち)にしてくれ」
ジェイク「なあ、ラーデン。リスクを恐れぬ勝負をしたんだろ?。じゃあ赤だ」

ジェイクはラーデンの賭ける場所の意向に賛成する。

マカ「これはこれは…ミスター・グリーン随分と腕を磨いたよ。な?」
ジェイク「ビリー、払ってくれ」
マカ「全額いけばよかったな。今度コツを伝授しろ」
ジェイク「試すか…。じゃあそこにある金でやろう。何か問題が?ミスター・マカ?」
マカ「頭は悪いくせに口は達者だな」
ジェイク「何なりと…じゃあ紫で」
マカ「いいだろう」

マカは紫のチップを取る。

ジェイク「紫は良い色だろ?青と白の間に挟まれ目立たないように存在している。勝者の色だ」

ジェイクはそう言うとマカはチップをコイントスのように投げる。

ジェイク「ビリー、よろしく」

ジェイクがそう言うとビリーはジェイクの元を離れるがマカが制止する。

マカ「ここから動くんじゃねえ。あんま調子に乗った口聞いてると痛い目にあうぞ」
ジェイク「じゃあこうしよう。ちょいと情けをかけてやる。倍賭けだ」
マカ「乗ろう」

ジェイクはマカとの賭けの対決で手に入れたお金を受け取る中、ポールがやってくる。

ポール「ミスター・クリーン。ミスター・マカがテーブルにお戻りくださいと言ってます」
ジェイク「あいつとはまだ終わっていない」
ポール「では…今やりましょうか?」
ビリー「ジェイク、今日はここまでだ」

ビリーがそう言うとジェイクはカジノを出る中で使用人に止められる。

使用人「おい、待ちなって。どうぞミスター・グリーン。こんな時に…」

ジェイクは使用人から名刺らしきカードを受け取る。

使用人「どうも、ああ…悪い」
ジェイク「階段だ」

ジェイクはエレベーターで下に降りるのはやめて階段で降りようとする中でジェイクは倒れ使用人が容態を確認する中で、ジェイクが持っていたカードには「エレベーターで行け」と書かれていた。
変わってスロットコーナー周辺ではポールとマカが歩きながら話していた。

ポール「たまたま向こうがついてただけですよ」
マカ「つきだけじゃねえあいつはやばい」
ポール「射場に出てから懐を肥やして、あいつはいい暮らしをしています。欲しいもの手に入れたんですから。もう姿を表しません」
マカ「あいつは7年も食らった。7年とはいえ、いい気がしねえ。ビリーと兄貴と嫁さんは事故で死んだし。それにまだ俺とは終わってないだって?それはどういうことだ?。始末しろどんなへまもすんな。その辺ありったけのチンピラも使うなよ。そうだ、あとスリムも使え。具合は良くそしてしめやかにだ」

ポールは了解として頭を軽く下げる。

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最終更新:2019年01月03日 19:39