「その世界はかつて長い戦乱にさらされていました。
幾つもの国が乱立し、領土と実りを奪い合って、侵略し合った時代
乱世の時代。そんな時代を終わらせるべく、諸国の王達は覇権をめぐって更に争い
戦乱の規模を更に大きくして、それでも戦乱の時代からその時代の終焉まで、
様々な思いを持って生き抜いた人々がいました。
その世界の名はベルカ。今はもう、歴史の中に名を残すだけの世界・・・」
少女、高町ヴィヴィオが目覚め、カーテンを開いた。
ヴィヴィオ「うん、今日もいい天気!」
ヴィヴィオが着替える。
ヴィヴィオ(私、高町ヴィヴィオ10歳。ミッドチルダ在住で魔法学院初等科に通っています)
なのは「ヴィヴィオ~!あさごはんだよ~」
ヴィヴィオ「はあ―いっ」
ヴィヴィオが下に降りた。
ヴィヴィオ「おはよーママ」
なのは「おはよー。ヴィヴィオ」
ヴィヴィオ(こちら、私のママで、高町なのはさん)
レイジングハート「GoodMorning、Ready」
ヴィヴィオ(こちらはレイジングハート。ママのパートナー)
ヴィヴィオ「レイジングハートもおはよう」
ヴィヴィオ「手伝おうか?」
なのは「いいよ、座ってて」
ヴィヴィオ(うちのママは公務員さんです)
今日の朝ごはんは、ケチャップでヴィヴィオの絵が描かれたオムレツだった。
ヴィヴィオ「また絵なんか描いて~」
なのは「えっへん、自信作!」
ヴィヴィオ「また必要以上に凝ってるし」
なのは「中身も新レシピ。美味しく出来てると思うよ」
ヴィヴィオ(ちょっと子供っぽいとこもありますが)
ヴィヴィオ・なのは「「いただきーます」」
なのは「どう?」
ヴィヴィオ「うん、美味しい!」
なのは「良かった~」
ヴィヴィオ(料理が上手で明るいのは素敵なところ。親子二人仲良くやってる、と思います)
なのはとヴィヴィオは家を出た。
なのは「ヴィヴィオ、今日は始業式だけでしょ?」
ヴィヴィオ「そだよー、帰りにちょっと寄り道してくけどかもだけど」
なのは「今日はママもちょっと早く帰ってこられるから、晩ごはんは進級のお祝いモードにしよっか?」
ヴィヴィオ「わっは、いいねー♪」
なのは「さて、それじゃ」
ヴィヴィオ「うん」
なのは・ヴィヴィオ「「いってきまーす!」」
なのはとヴィヴィオがハイタッチを交わした。
ヴィヴィオ(ここミッドチルダは次元の海の第一世界。近代魔法技術が花開く街。物心ついたころからずっとこの世界で暮らしてきたから、他の世界のことは良く知らないんだけど・・・この数年は大きな事件もなく、毎日すごく平和です)
ヴィヴィオ「あ、コロナ―――、リオ―――!」
コロナ「ごきげんよう、ヴィヴィオ」
リオ「おはよー」
コロナ「クラス分け聞いてる?」
ヴィヴィオ「 うん」
リオ「3人一緒のクラス!!」
ヴィヴィオ・コロナ・リオ「「「いえーーい♪」」」
生徒たち「あら、はしたない」
「まあまあ」
ヴィヴィオ・コロナ・リオ「「「えへへ・・・・」
教師「選択技術で応用魔導学を選択したみなさんは、これから授業も難しくなってくると思いますが・・・しっかり学んでおけば、将来きっと役に立ちますからね」
ヴィヴィオ(この学院で私たちが学ぶのは普通の勉強と魔法の扱い方。
魔導学の授業は難しい所もあるけど、やりがいもあって、
仲良しの友達と一緒だから凄く楽しいです)
ヴィヴィオ「はー、終わったね」
リオ「今日はこれから練習行くんでしょ」
ヴィヴィオ「うん。ノーヴェも来てくれるんだって」
リオ「ああ、ストライクアーツの先生?」
ヴィヴィオ「リオに会うの楽しみって」
リオ「あ~何かドキドキだよ!」
ヴィヴィオ「大丈夫。格闘技には厳しいけど優しい私たちの先生だよ」
コロナ「うん」
ジムのロビーで待っていたノーヴェの所にヴィヴィオたちが来た。
ヴィヴィオ「ノーヴェ、お待たせ」
ノーヴェ「おっ」
リオ「あの、初めまして!去年の学期末にヴィヴィオさんとお友達になりました、リオ・ウェズリーです!」
ノーヴェ「ヴィヴィオから聞いてるよ、あたしはノーヴェ・ナカジマ。よろしくな」
リオ「ヴィヴィオとコロナの先生なんですよね?」
ノーヴェ「先生なんかじゃないって」
ヴィヴィオ「でも、いつも教えてもらってもん」
コロナ「うん、先生だよね」
リオ「よろしくお願いします、先生!」
ノーヴェ「たまに教えたり、スパーに付き合ってるだけで・・・先生って言うほどのことはないだろ・・・」
ヴィヴィオ「それが先生ってことじゃないの、ねっ?」
コロナ「うん」
ノーヴェ「あぁ、もういいから着替えてこい」
ヴィヴィオ・コロナ・リオ「「「はーい」」」
ロッカールームでヴィヴィオ達が着替える。
リオ「やっぱり意外、ヴィヴィオもコロナも文系のイメージだったんだけどな」
ヴィヴィオ「そっかな?」
リオ「だって初めて会ったのも無限書庫だし」
ヴィヴィオ「文系だけどこっちも好きなの」
コロナ「私は全然初心者レベルだしね」
リオ「本当?」
リオは自分のインテリ型デバイス、ソルフェージュに届いたメッセージを見る。
ヴィヴィオ「それ、自分専用のインテリ型でしょ?」
リオ「うん」
ヴィヴィオ「うちはママとレイジングハートが結構厳しくてさー、私も欲しいなー」
コロナ「うん、かっこいいかっこいい!」
リオ「えへへ」
練習場にヴィヴィオ達が来た。
ヴィヴィオ「失礼しまーす」
リオ・コロナ「「失礼しまーす」」
ノーヴェ「おおっ、来たか」
ウェンディ「ヴィヴィオ~」
ヴィヴィオ「あっ、みんな」
練習場の上に、ウェンディ、チンク、ディエチの3人が来ていた。
ノーヴェ「何か見学だってさ」
リオ「あの方たちは?」
ヴィヴィオ「ノーヴェの家族でみんな私のお友達だよ」
リオ「そっか」
ノーヴェ「んじゃ、まずはしっかり準備運動から。終わったら各自、基本の方を確認!」
ヴィヴィオ・リオ・コロナ「「「は―――い!」」」
ヴィヴィオ達がウォーミングアップをする。
リオ「でもヴィヴィオって勉強も運動も何でも出来て凄いねー」
ヴィヴィオ「全然。まだ何にも出来ないよ。自分が何がしたいのか、何が出来るのかよく分からないしね。だから今は色々やってみてるんだー」
リオ「そっか」
ヴィヴィオ「だから私、リオとコロナと色んなこと一緒にできたら嬉しいなって」
リオ「いーね、一緒にやっていこう!」
コロナ「うん」
ノーヴェ「さーて、ボチボチやっか」
ヴィヴィオ「うん!」
周りの人たちが見守る中、ヴィヴィオとノーヴェが試合を始めた。
チンク「ヴィヴィオも中々のものだな」
ウェンディ「ノーヴェとの練習のお陰っスかねー」
ディエチ「みんな楽しそう」
ヴィヴィオが家に戻った。
ヴィヴィオ「ただいっま―――」
なのは「お帰り――」
フェイト「お帰り、ヴィヴィオ」
ヴィヴィオ「あれ?フェイトママも?」
なのは「フェイトちゃん、船の整備で明日の午後までお休みなんだって」
フェイト「うん。だから一緒にヴィヴィオの進級のお祝いしようかなあって」
ヴィヴィオ「わー、そうなんだ。ありがと、フェイトママ」
なのは「夕飯はもう出来てるから、手を洗ってきて」
ヴィヴィオ「はーい」
ヴィヴィオ(フェイトママはなのはママが9歳の頃からの大親友。
私にも優しくしてくれるすごくあったかい人なんです。
小さいころからは私にとっては、もう一人のママみたいな存在。
だからフェイトママ。二人のママと一緒の夕食は何だか不思議で楽しいです)
ヴィヴィオ「ご馳走様でした」
なのは「はい、お粗末様でした」
ヴィヴィオ「さてと。今日も魔法の練習しとこうと」
なのは「あ、ヴィヴィオ、ちょっと待って」
ヴィヴィオ「え?」
なのは「ヴィヴィオももう四年生だよね」
ヴィヴィオ「うん、そーですが」
なのは「魔法の基礎も大分できてきたし、そろそろ自分のデバイスを持ってもいいんじゃないかって」
ヴィヴィオ「え、もしかして!」
フェイト「じつは今日、私が受け取ってきました」
ヴィヴィオ「え、本当!?」
フェイト「はい」
フェイトがヴィヴィオに小箱を渡した。
なのは「あけてみてー」
ヴィヴィオ「うん!」
箱の中には、うさぎのぬいぐるみが入っていた。
ヴィヴィオ「う、うさぎ・・・?」
なのは「あ、そのうさぎは外装というかアクセサリーね」
フェイト「中の本体は、普通のインテリジェントデバイスだよ」
そのぬいぐるみは、箱から浮かび上がり、ヴィヴィオに挨拶した。
ヴィヴィオ「飛んだよっ!?動いたよっ!?」
フェイト「うん、飛ぶし、動くよ」
なのは「色々とリサーチもして、ヴィヴィオのデータにあわせた最新式。だけど、中身はまだほとんど、まっさらの状態なんだ」
フェイト「名前もまだないから、つけてあげて」
ヴィヴィオ「えへへ・・・実は名前も愛称も決まってたりして」
フェイト「そうなんだ」
ヴィヴィオ「そうだママ!リサーチしてくれたってことはアレできる!?アレ!!」
なのは「もちろん出来るよ」
フェイト「アレ・・・・?」
ヴィヴィオは庭に出た。
ヴィヴィオ「―――マスター認証、高町ヴィヴィオ。術式はベルカ主体のミッド混合ハイブリッド。わたしのデバイスに個体名称を登録。マスコットネームは『クリス』、正式名称『セイクリッド・ハート』!」
なのは「あらっ・・・」
フェイト「うふっ」
ヴィヴィオ「いくよ、クリス。セイグリッド・ハート!セ――ット・ア――ップ!」
光の中、ヴィヴィオはバリアジャケットを纏った大人の姿、
かってなのはと戦った聖王としての姿になった。
ヴィヴィオ「うん・・・!やったぁーーーー!ママありがとー!」
なのは「あー上手くいったねー」
レイジングハート「Excellent!」
フェイトはへたり込んだ。
ヴィヴィオ「フェイトママ?」
フェイト「な、なのは!ヴィヴィオが、ヴィヴィオがあんな姿に!?」
なのは「い、いや、あの落ち着いて、フェイトちゃん、これはね?」
ヴィヴィオ「もしかしてなのはママ!フェイトママに説明してなかったの!?」
なのは「いやその・・・ついうっかり」
ヴィヴィオ「ええ!うっかりってー!!」
その頃、ナカジマ家にギンガからの連絡が来ていた。
ノーヴェ「・・・・連続傷害事件?」
ギンガ「ああ・・・まだ「事件」ではないんだけど」
ノーヴェ「どうゆうこと?」
ギンガ「被害者は主に格闘系の実力者でそういう人に街頭試合を申し込んで・・・」
ノーヴェ「フルボッコってわけ?」
ギンガ「そう」
ノーヴェ「ふーん」
ギンガ「被害届が出てこないから事件扱いではないんだけど、みんなも襲われたりしないように気をつけてね」
ノーヴェ「気をつけて、つーか来たら逆ボッコだぜ」
倒れ伏した相手と倒した容疑者である仮面で顔を隠した女性の画像が映された。
チンク「ふむ・・・これが容疑者の写真か」
ギンガ「ええ。自称『覇王』イングヴァルト」
ウェンディ「それって」
ギンガ「そう、古代ベルカ―――聖王戦争時代の王様の名前ね」
ヴィヴィオは大人モードのまま、家の中に戻った。
フェイト「なんで・・・こんなことに・・・」
なのは「いや~まぁ・・・」
ヴィヴィオ「あのねフェイトママ。この大人変化は魔法や武術の練習に便利だから
変身できるようになのはママに見てもらって練習してたんだよ」
なのは「そうなの」
フェイト「でも・・・」
ヴィヴィオ「クリス、モードリリース」
ヴィヴィオが元の姿に戻った。
ヴィヴィオ「ほら、こうやって簡単に元に戻れるし、変身したってヴィヴィオはヴィヴィオのまま。心配してくれてありがとう、フェイトママ。ヴィヴィオは大丈夫ですクリスもちゃんとサポートしてくれるって」
フェイト「・・・」
ヴィヴィオ「それに~、ママ達だって今のヴィヴィオぐらいの頃にはかなりヤンチャしてたって聞いてるよ」
フェイト「そ、それは・・・」
なのは「あはは・・・」
ヴィヴィオ「そんな訳でー、ヴィヴィオはさっそく魔法の練習に行ってきたいと思いまーす」
なのは「あ、私ついて行くよ」
ヴィヴィオ「行ってきまーす」
フェイト「はーい、行ってらっしゃーい」
遠距離家族 フェイトさん一家の定期連絡
フェイト「ってことになってて、本当にびっくりしたんだけど、エリオとキャロは聞いてた?」
エリオ「大人モードって単語だけはたまに」
キャロ「ええ、でもまさか変身制御のことまでは・・・」
フェイト「やっぱり・・・」
キャロ「ヴィヴィオは魔法も戦技も勉強するのが好きですから、出来ることは何でも試してみたいんですよ」
エリオ「ヴィヴィオはあれでしっかりしてますから、心配ないと思いますよ」
フェイト「うん、そうだね」
ヴィヴィオ「やっぱり良いなー大人モード。ねークリス」
なのは「ねーヴィヴィオ、幾つか約束してほしいんだ」
ヴィヴィオ「う、うん」
なのは「大人モードはヴィヴィオの魔法で、自分の魔法をどう使うかは自分で決めることなんだけど、それは魔法と武術の練習、実戦のために使うこと。いたずらや遊びで変身したりは絶対にしないこと。ママと約束」
ヴィヴィオとなのはが指切りをした。
ヴィヴィオ「うん。遊びで使ったりは絶対しません」
なのは「天に誓って?」
ヴィヴィオ「天と星に誓って。それにねママ、魔法で身長がママより大きくなったって心まで大人になる訳じゃないもん。
ヴィヴィオはまだまだ子供だから、ちゃんと順番に大人になっていきます。
普通に成長してこの姿になった時、自分の生まれとなのはママの娘だってことに、えへんと胸を張れるようにね」
なのは「・・・ちょっと生意気~」
ヴィヴィオ「せっかくいいこと言ったのに~」
ヴィヴィオはなのはと公園に来て、魔法の練習を始めた。
ヴィヴィオ(帰ったらコロナとリオにメールを送って、ノーヴェにもいっぱい練習しようと伝えよう。あっ、それからまたあの子に会いに行こう。私の故郷に咲いてた花と綺麗な世界の写真を持って)
ミッドチルダ北部 ベルカ自治領 聖王教会。
ウェンディ「よーっス、オットー、ディード」
ディエチ「久しぶり」
ディード「ウェンディ姉様、ディエチ姉様」
オットー「二人とも久しぶりだね」
ディード「ほかの皆さんは?」
ウェンディ「チンク姉は騎士カリムとシスターシャッハのところ」
ディエチ「ヴィヴィオとノーヴェはイクスのお見舞い」
ウェンディ「イクス元気っスかー?」
オットー「健康状態は異常なし、静かにお休みだよ」
ディード「陛下やスバルさんもよくお見舞いに来てらっしゃるから、きっと楽しい夢を見てらっしゃると思いますよ」
ヴィヴィオとノーヴェは眠り伏せる少女、イクスペリアの所にいた。
ヴィヴィオ「ごきげんよう、イクス。お加減良さそうだね、私、今度四年生になったんだよ。それから新しいパートナーも出来たんだ」
「紹介するね、この子はクリスって言うの。これから二人で色んなことを頑張っていくんだ。それからねー」
カリム「お話って言うのは、覇王イングヴァルトを名乗る例の傷害事件のことよね」
チンク「ええ、我ながらいらぬ心配かとは思ったのですが」
チンクがイングヴァルトの画像を見せる。
チンク「イングヴァルトと言えば、こちらで保護されているイクスヴェリア陛下やヴィヴィオとも無縁ではありません」
カリム「ヴィヴィオやイクスに危険が及ぶ可能性も?」
チンク「無くはないかと」
カリム「分かりました。犯人が捕まるまでイクスの警備を強化します。セインに付いてもらいましょう」
チンク「ヴィヴィオについては私と妹達がそれとなく」
ヴィヴィオ「みんなー、ごきげんよう」
オットー「これは陛下」
ディード「陛下、イクス様のお見舞いはもう?」
ヴィヴィオ「うん!いっぱい話したよ」
ディード「それはお喜びでしょう」
ノーヴェ「いいのか、ヴィヴィオ?」
ヴィヴィオ「ん?」
ノーヴェ「昔はこいつらから陛下から呼ばれるの、嫌がってたじゃないか」
ヴィヴィオ「あーそれはまあ・・・」
オットー「しかし陛下は陛下ですから」
ディード「ええ」
ヴィヴィオ「ほら、もういつもこんな感じだしね」
ノーヴェ「こいつら何かズレてるんだよなー」
ヴィヴィオ「えへへ・・・」
オットー「陛下、よろしければこれをお持ち帰りください。自信作のビスケットです」
ヴィヴィオ「わぁありがとう。可愛いね――」
ノーヴェ「そうだ、お前ら、この後はどうするんだ?」
ウェンディ「ノーヴェは何かあるんスか?」
ノーヴェ「私はちょっとこの後、スバルに用事があるんだよ」
ディエチ「私はチンク姉がまだみたいだから、もう少しここに」
ヴェンディ「じゃああたし、ヴィヴィオを送ってくるっスよー」
ノーヴェ「おう、よろしく頼むわ」
ヴィヴィオ「よろしくね、ヴェンディ」
ヴェンディ「お任せくださいっス――」
夜。ノーヴェは一人歩いていた。
?「ストライクアーツ有段者、ノーヴェ・ナカジマさんとお見受けします」
ノーヴェ「ん?」
街頭の上にあの『イングヴァルト』が立っていた。
イングヴァルト?「あなたに幾つか伺いたいことと確かめさせていただきたいことがあります」
ノーヴェ「質問すんならバイザー外して、名を名乗れよ」
イングヴァルト?「失礼しました」
バイザーを外した『イングヴァルト』の素顔は、ヴィヴィオと同じオッドアイの女性だった。
イングヴァルト?「カイザーアーツ開祖、ハイディ・IS・イングヴァルト。『覇王』を名乗らせていただいてます」
~次回予告~ ノーヴェ『フンフフ~ン』 アインハルト『あれがノーヴェさん、失礼のないように待ち伏せしないと!』 Memory02:アインハルト・ストラトス ヴィヴィオ『リリカルマジカルがんばります!』
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(続く)
最終更新:2019年01月28日 10:53