エンド・オブ・キングダムのエンディング (吹替版)

娘を殺されその復讐に燃えるアミール・バルカウィに代わって息子であるカムランら率いるテロリストらがイギリス首相の死による国葬を利用し次々と参列しにやって来た各国首相・大統領を殺害ならびに建物の爆破テロの中でアメリカ大統領ベンジャミン・アッシャーは生き延びてマイク・バニングと共に逃れるが、カムランに拘束され処刑寸前の中で助けにやって来たマイクによって助けられ、アジト全体にガスパイプがあることに仲間のSAS部隊がそれを爆発させてカムランらを一掃するとともに一か八かの賭けでベンジャミンとマイクは爆発が及ばないところへ飛び降りて避難する。

一方でウィル・デイヴィス率いるSAS部隊らはマイクとベンジャミンの安否を確認しようとアジト内を捜索する。

ウィル「マイク…マイク…応答せよ」
部隊「何か見つかったか?」
無線『ありません、以上』
部隊「よし捜索を続けろ。作戦本部まだ大統領は見つかりません」

そんな中、ウィルが鉄製のドアに目をつけて南京錠を外して開けた後、その先の下にはマイクとベンジャミンがいた。

部隊「本部、発見しました。大統領は無事です」

アラン・トランブルを筆頭とする職員ならびにMi6らはベンジャミン大統領が生きていることに一斉に歓喜する。

マイク「言いましたっけ。俺、葬式大嫌いなんです」

マイクがそう言うと二人はお互いに笑い、SASの隊員らに体を引き上げられる。

マイク「大統領を頼みますどうぞ」

マイクはウィルと共にベンジャミンを引き上げる。

部隊「大統領ですか?」
マイク「バニング…」
ベンジャミン「もういいか…」
マイク「そのようですね…。隊長…これで見つかると」

マイクはウィルにばバルカウィ一味が残した無線機となるものを渡す。

マイク「バルカウィが…」
ウィル「すぐ作戦本部に回します」
マイク「次に吹っ飛ばせっと言ったら、すぐやれよ。隊長良くやった」
ウィル「あなたも…」

マイクとウィルは握手をする。

ウィル「帰国の際は安全であることを祈っています」

変わってとある地下駐車場内。
イギリス保安局のジョン・ランカスターがパスポートなどを用意して何かの準備をし車に詰め込んでいる中、 物音に気付き辺りを見回す。

ジャグリーン「今度、国を裏切って逃げる時は。逃走用の車で盗難車を使って、それもGPS付きはダメ。あなたのお家がなくなるから。アクセスログを消して忘れてたし…認証コードが残ってた。はっきりね…ログオンするところも監視カメラで写ってた。床に伏せて…」
ジョン「今は第1次大戦以来危険な時代になってる。なのに予算は削減、敵が迫ってるのにシステムはもはや機能しないことは君は知ってるはずだ。変革が必要になってる」
ジャグリーン「それを教えようとしてたの?」
ジョン「2000万ユーロもある、君の恋を…」
ジャグリーン「さっさと伏せなさい…。ジョン…×2。床に伏せて。ジョン、伏せるのよ!伏せろって言ってるの!」

ジャグリーンはジョンにそういうも、ジョンは拒否した末に彼に射殺された。
変わってとある国。
隠れ家ではアミールがお茶を作っている中、兵士がやってくる。

兵士「すみません。お電話です」

アミールは兵士から電話を受け取り電話する。

アミール「カムランか…?」
カムラン「バルカウィさん。出てくると思ったよ」
アミール「この戦争はお前達が始めたんだ。終わったとでも?。お前たちがくたばるまでこの戦争は終わらない…」
カムラン「窓の外を見たかね?」

アミールは顔を見上げる。

オペレーター「障害物なし、標的確認。建物内に民間人はいません」

オペレーターがそう言うと隠れ家が爆撃で吹き飛ぶと共にアミールは死亡する。

変わってロンドンの街中。

リポーター「首都ロンドンの攻撃から2週間が経ち新しいイギリス政府が誕生しました。街の再建が始まりクラークソン首相はこう述べました。ロンドンは何度も崩落しかけましたが耐え抜きました必ず復興します」

変わってマイクは自宅内で妻・リアと共に赤ちゃんを懐かしていた。

リア「パパはしばらく休んでくれる。いいでしょ?」
マイク「俺、変わるかもな」
リア「そう、大統領に言われたんでしょう?」

お互いが話す中で赤ちゃんは泣き始め、マイクは泣くのを止めようと赤ちゃんを持ち上げる。

マイク「少しは休んで当然だって。リアのおかげでしょ?よし…イェー。大丈夫だからな…大丈夫。そう…大丈夫だ」

マイクは赤ちゃんの額にキスをする。

マイク「リアは何を大切に思うだろうな?」

変わってマイクはテレビでカムラン副大統領の演説を聞きながら、パソコンで退職届に関する書類を書いていた。

カムラン(テレビ)『私たちはロンドンの人たちはもちろん、世界中のともに思いを馳せています。大勢の方たちがなくなりました。我が国のことだけ考えれば悲劇も何も起こらなかったと言うかもしれませんが、それは真実ではないのです。今は危険な時代であり、良い選択肢はありませんが、一番良くないのは何もしないことです。何れや子供や孫に委ねる世界を少しでも良い世界にしましょう皆さんに神の祝福を…アメリカ合衆国に神の祝福を…』

最後にマイクはカムランの演説においての最後の言葉を聞いて感化された末に退職届の書類ファイルを削除したところで終わる。


(終)

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最終更新:2019年04月25日 21:08