映画のタイトルが表示された後。夕焼けを背景に銀色の輸送飛行機C-119がモンゴルの荒野周辺を飛行して周辺にあった油井試掘場へ着陸する。
作業員「おい見ろよ。あいつら何しに来たのかな?」
「食料の補給ではないな」
「ロドニー、どこへ行くんだ?」
ロドニー「荷造り…閉鎖だ」
C-119が着陸準備の中でケリー・ジョンソンは管制塔へと入り、中にいたイアンに話す。
ケリー「こんなのひどいわ!知ってたんでしょう」
イアン「ケリー?何のことだ」
ケリー「閉鎖するなんて…」
イアン「決定したのは私じゃない。アトランタの本社の連中だよ」
ケリー「全面的にサポートするって言ったのは?」
イアン「君が石油が出るって言ってるんだ」
C-119からパイロットであるフランク・タウンズが降りてくる。
ケリー「フランク・タウンズね?」
フランク「どうも」
ケリー「ケリー・ジョンソン。責任者よ」
フランクはケリーと握手をする。
フランク「ええ」
ケリー「いつ発つの?」
フランク「油性のバルブをがっちりと閉めて、全員乗ったらすぐ…」
ケリー「ちょっと!ふざけないで!。いきなり閉鎖なんて許さない!」
フランク「そう?じゃあ、止めてみな」
ケリー「ええ、あなたのあだ名は知ってる。ミッドダウン・タウンズ。噂の通りね」
フランク「いいかしくじったやつは責任取れ!」
フランクがそう言うとタバコを口にくわえライターで火をつける。
ケリー「誰もしくじってなんかいない!」
フランク「お偉いさんはそう言ってないぞ。10ドルよこせ!赤毛だった」
フランクがそう言うと再びケリーが行ってくる。
ケリー「この仕事、楽しんでるみたいね!」
フランク「ケリーだっけ?。ケリー、楽しいことも少しはあるさ。俺だって仕事にケチつけられて、楽しいわけじゃない。荷物をまとめて早く作業員たちを飛行機に乗せてくれ。それから北京に着いた時点で君はクビだ。良い一日を」
ケリー「それはどうも」
フランク「ええ。ああ、ガラクタを運び出すぞ!」
最終更新:2019年04月25日 21:49