ランダム・ハーツのエンディング (吹替版)

内務調査担当の警官ダッチは妻ペイトンを飛行機の墜落事故で亡くなったのを知った中、男性であるカレンと搭乗していたことが明るみとなり、不倫の真相を調べる中でそのカレンの妻であるケイと接触し交流を深めると同時にペイトンの真相が明るみになった後、ケイに何かを話そうとダッチが追う最中で悪徳警官に撃たれて負傷してしまい入院する。

ケイは入院中であるダッチと面会しようとその病棟へと入る。

ダッチ「今、何時だ?」
ケイ「もう真夜中よ」
ダッチ「時計を取られた。アルシー…アルシーは?」
ケイ「また明日来るって」
ダッチ「君を追いかけてた」
ケイ「言いたいことがあったの?」
ダッチ「何か言いたかったのか分からない…とにかくあんなを別れ方はしたくなかった…」

そんな中、看護師がダッチの様子を見ようと病棟の扉を開ける。

看護師「あ、お目覚めだ。お腹は?」
ダッチ「僕の時計は?」
看護師「次はレントゲンよ」

看護師はそういったあと扉を閉める。

ダッチ「僕だって。あのアパートの場所は君には話せなかったような気がする。僕なりに言うと…折り合いをつけたかった…頭の中から妻を…追い払って…出直そうと…」
ケイ「本当に忘れられる?」
ダッチ「いや…たぶん無理だ…」
ケイ「奥さんを愛してたんだもの…仕方ないわ。今も愛してる」

すると看護師がダッチをレントゲン室で搬送する準備にかかる。

看護師「用意できました誰かに運んでもらいますから」
ダッチ「ここにいてほしい」
ケイ「それは無理」
ダッチ「優しくしてくれよ怪我人なんだから」

ダッチはそう言うとケイの手を優しく掴む。

ケイ「私たちよくやったわ。辛い状況の中で…ベストを尽くしたんだから」
看護師「行きましょう」
ケイ「私をもう帰るわ。ソフィーに言って。大丈夫ね?」

ケイはそういったあとダッチにキスをする。

ダッチ「さよならケイ」

ケイは病院を出る中で数多くのリポーターがダッチに撃たれた事件においての件を取材する。

ケイ「飛行機の時間があるので手短にお願いします」
リポーター「キャンドラー先生。ご主人がバンテンブロック巡査の奥さんと関係があったそうですが…現場では二人が借りていたアパートの前ですか間違いありませんか?」
ケイ「その通りです」
リポーター「先生と巡査部長はどんな関係です?」
ケイ「彼と奥さんは主人と一緒にあの飛行機乗って墜落事故に遭われました。事故の数日後、彼を愛してかけがえのない友達になりました。彼もそうだといいですか?」
リポーター「ただのお友達ですか?」
ケイ「その通りです。頼れる友達です。私たちは辛い時を共にしました。友達というよりは生き残りかしら。それじゃあこの辺で失礼します…急いで乗らないと…」

ケイは取材陣のもとを離れる。
変わって冬の空港。
ケイが帰ろうとする中でダッチがグラスを持ちながらバー付近にいることに気づき、お互いが近づき話し合う。

ダッチ「やあ、ケイ」
ケイ「巡査部長」
ダッチ「警部補だ。一発撃たれたら警部補に昇進したよ。何か飲む?ウォッカのロックで…」
ケイ「もうだいぶ飲んでないわ…時間がないの…行かないと」
ダッチ「なあ、君の選挙区の人たちは頭のおかしいんじゃないのか?」
ケイ「やる気がないのかばれちゃったのよ。やる気があってもあんな選挙戦してまで当選してくんなかった」
ダッチ「今は失業中?」
ケイ「そうみたいね…傷はもういいの?」
ダッチ「まだ足がちょっと…すぐによくなるさ…君は?…まだ真夜中にフットボールを?」
ケイ「今でも時々見るけど。前ほどじゃないわ。あの頃は夢中で…」
ダッチ「もしかしたら会えると思って、ここで待ってたんだ」
ケイ「どこへ行くの?」
ダッチ「実は行くところなんてない。君のオフィスに電話したら君は…家に向かってるって」
ケイ「私の便は満席だから…」
ダッチ「後にしろ。後の便にしろよ。いいだろ?」

ケイは笑顔になる。

ケイ「あなたが私にクリスマスプレゼント」

ケイはダッチにキスをする。

ダッチ「僕の分は?。こんなのどうだ?ニューヨーク社の君の家に電話をする」
ケイ「それで?」
ダッチ「こう言う、映画に行かないか?どうだい?」

ダッチがそう言うとケイはダッチの胸を頭で触れる。

ケイ「悪くないわね」

最後はダッチが飛行機に乗ろうとするケイを見届けたところで終わる。


(終)

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最終更新:2019年04月25日 22:14