シリーズ恒例のオープニング場面の後、北朝鮮のパクチョン海岸。
海の波にまたがってサーフィンしているスーツ姿の3人組が岸へ到着すると、その一人である007/ジェームズ・ボンドと残りの仲間の二人と共に素早く動いてサーフィンボードに隠されてあった爆弾などの秘密兵器を取り出し、もうひとりの仲間となる韓国系の男性は警報装置のケーブルを切り、一方でボンドは発信装置を展開する。
変わって周辺を警備していたヘリコプターのパイロットは信号が変わっているのに気づき、そこへ向かい着陸すると、一人の男性ヴァン・ビョークが降りてくる。
ヴァン「おいどういうことだ?話が違う」
ボンドはヘリに乗っていたヴァンに銃を突きつけ、持っていたアタッシュケースとかけていた眼鏡を手に入れる。
変わってヘリコプターに乗り込んだボンドはアタッシュケースの中身を見ると、そこにはたくさんの小さなダイヤモンドがあり、それを取り出した後、 C4爆弾と入れ替えて、時計に仕込んであった起爆装置らしきものを突き刺し起爆準備となるスイッチを押し、ダイヤモンドを再びケースの中に戻す。
一方で北朝鮮の非武装地帯のT・S・ムーン大佐の基地の中の訓練室ではムーン大佐がサンドバッグで格闘訓練をした後、そばにいた兵士に指示をする。
ムーン大佐「開けろ」
ムーン大佐がそう言うと兵士はサンドバッグのチャックを開けて規則を破ったと思われる兵士が中から出てくる。
ムーン大佐「生意気な態度を見せた罰だ!」
変わってボンドが乗っていたヘリコプターはムーン大佐の基地に着陸する。
ムーン大佐「開けろ」
ムーン大佐がそう言うと窓の扉が開き、ボンドが乗っていたヘリコプターが着陸した様子を見る。
ムーン大佐「役立たずばかりだ」
ザオはそういったあと帽子を被り、外へ出てヘリコプターの元へ行くと、ジャケットの中から何らかの装置を取り出してカメラ機能で撮影した後、取引相手となるヴァンに紛したボンドがやってくる。
ザオ「私はザオ。随分遅かったな」
ムーン大佐「ミスター・ヴァン・ビョーク。よく来てくれたな」
ボンド「よろしく、アフリカの軍にいる友人があなたに礼を言っていた。国連の禁輸措置を無視してよくダイヤを買ってくれたと」
ムーン大佐「国連には詳しい。オックスフォードとハーバードで学んだ。成功は生後の偽善」
ポンド「あの車のコレクションからは想像もつかないね」
ムーン大佐「ダイヤを見せろ」
ボンド「武器を見てからだ」
ボンドがそう言うとザオは無線機を取り出して連絡する。
ザオ「武器をここへ」
ザオがそう言うと軍事車両となる小型のホバークラフトがやってくる。
ボンド「非武装地帯に武器があるとは…まさに時代源だね」
ムーン大佐「これはアメリカの置き土産だよ。100万の地雷が埋まっている。ホバークラフトでそのま真上を突き進む」
次に大型ホバークラフトが基地内にやって来る。
ザオ「止まれ」
ザオがそう言うと大型ホバークラフトはその場で停まる。
ムーン大佐「ロケット砲、火炎放射器、銃、弾薬。小規模の戦争で十分だ。私のダイヤだ」
ザオはボンドからアタッシュケースを受け取り他の部下に渡す。
ザオ「確認しろ」
部下がアタッシュケースを開ける。
ボンド「ぶっ飛ぶだろ」
ムーン大佐「ああ、これである計画に着手できる」
一方ザオは携帯電話のデバイスで何かを確認すると、そこにはボンドに関連する情報が映っていた。
ザオ「名前はジェームズ・ボンド。イギリスの殺し屋」
ムーン大佐「ミスター・ヴァン・ビョーク。いいもの見せよう。対戦車砲だ。劣化ウラン砲だ。当然ね」
ボンド「だろうね」
ボンドがそう言うとムーン大佐はヘリコプターに向けて対戦車砲を発射し破壊し、ボンドは取り押さえられる。
ムーン大佐「さあ、どうやって俺を殺す?。ミスター・ボンド。哀れだな今でもイギリスは自分の世界の警察だと思っている。しかし…あの世から見るがいいこの半島を制するのは北だ」
ボンド「では一緒に見るとしよう」
そんな中はザオは無線機を取り連絡する。
ザオ「誰だ?」
ムーン将軍「息子は?」
ザオ「将軍です」
ムーン大佐「父上」
ムーン大佐は基地へと向かってる父のムーン将軍と話す。
ムーン将軍「今の砲火は?。5分でそっちへ行く」
ムーン大佐「武器を隠せ!。奴は殺せ!」
ザオ「行け!」
ムーン大佐の指示で兵士らは武器の隠蔽作業に入り、ボンドは包囲された中。
ムーン大佐「処刑用意」
ムーン大佐がそういった中、ボンドは腕時計にあった起爆装置を作動しアタッシュケースに入っていた爆弾を爆発させ、隙を狙って逃走するなかで小型のホバークラフトに乗り込む。
ザオ「逃がすな!」
ホバークラフトに乗ったボンドは追っ手を撒くために基地全体を攻撃し門を潜り抜け、 入り口の扉を開閉するスイッチを破壊して門を閉めた後、 逃走するムーン大佐を追いかける。
チェイスの中でムーン大佐は対戦車砲で攻撃をし続ける。
ムーン大佐「挟め」
ムーン大佐の指示で他のホバークラフト部隊は挟み撃ちに入る中、ボンドは乗っていた部隊をサブマシンガンで一掃し、一方でムーン大佐も同様にサブマシンガンでボンドを狙って発砲後、今度は火炎放射器で攻撃する。
地雷地帯に入ったボンドは設置された地雷掛けてサブマシンガンを発射し、その爆発で追手を怯ませ撒く。
ムーン大佐「突っ込め」
ムーン大佐はホバークラフトをボンドが搭乗しているホバークラフトに体当たりする中でボンドはムーン大佐のホバークラフトに乗り込み、互いに一騎打ちの戦いとなった中でムーン大佐は火炎放射器を持ちボンドを攻撃しようとする。
ムーン大佐「地獄へ落ちろ」
ボンドは咄嗟に下に伏せて回避した後、ホバークラフトのレバーを押し込みスピードを全開にすると、ムーン大佐はその弾みで怯み、ホバークラフトは寺院跡となる門を突き破った中、ボンドはその場から離れてホバークラフトは手すりを突破して滝の真下へと真っ逆さまに落ちる。
ボンドは鐘を鳴らす太い木の棒を支えているロープにつかみ、一命を取り留め、地面に降りる。
ボンド「ついてた…」
ボンドは歩き滝の真下を見る中、大佐の後を追ったムーン将軍率いる部隊に包囲される。
ムーン将軍「息子は死んだ。連行しろ」
ボンドはムーン将軍の部隊に連行され、次に拷問室となる部屋で顔をたくさん入った氷水に漬けこまれ、その場面から続く形でオープニング映像となる。
最終更新:2023年10月16日 11:48