ローグ(マリー・ダンキャント)の力を利用してアメリカのサミットの首脳をミュータントに変えようとしたマグニートーの野望はウルヴァリンを筆頭とするXメンにより阻止された。
変わってミスティークの策略で気絶状態にされたプロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)は目が覚めて治療中の中で見守っていたジーン・グレイが話しかける。
ジーン「落ち着いた?きっと戻ってくださると…」
プロフェッサーX「君が導いてくれた。他のみんなは?」
プロフェッサーX がそういい頭を横に向けると、隣のベッドにはジーンを治療して意識を失ったウルヴァリンが治療中であり、ジーンは容態を確認する中でウルヴァリンは目が覚める。
ウルヴァリン「やめろ…くすぐったい…」
ジーン「良かった…。気分は…?」
ウルヴァリン「最高だ…」
ジーン「あなたはとても勇敢だった…」
ウルヴァリン「うまくいった?」
ジーン「ええ。ローグは無事よ。あなたの荒っぽい性格まで吸い取って大変だったけど…もう元に戻ったわ」
ジーンがそういう中でウルヴァリンは咳をする。
ジーン「あなたのことが好きみたいよ」
ウルヴァリン「じゃあ俺が惚れてるのは別の女だって伝えて…」
ジーン「ねえ…でも…あなたとは」
ウルヴァリン「教授は?」
ジーン「無事よ」
ウルヴァリン「良かった」
変わってプロフェッサーXは立体地図をウルヴァリンに見せる。
プロフェッサーX「カナディアンロッキーの山中に軍事施設の廃墟がある我々が君たちを見つけた場所の近くだ。君が探してる答えが見つかるかもしれない」
ウルヴァリン「ありがとう」
プロフェッサー X「みんなに別れは?」
変わって恵まれし子らの学園の生徒らはテーブルサッカーで遊んでいる中、Xメンらはテレビのニュースを見ていた。
リポーター『ミュータント登録法案の最も強力な推進者として活動してきたケリー上院議員は議員になって突然法案の指示を白紙に戻すことを明らかにしました』
ケリー『この件に関しては私は間違ってました。謝罪します以上です』
ケリーがそう言い立ち去る中で目が突然と動物のような目に変わり、ストームはその場面をリモコンで一時停止する。
ストーム「ミスティークよ」
サイクロプス「なんてやつだ」
サイクロプスがそう言うとストームは録画したニュース番組をその続きから再生する。
リポーター『子供のミュータントを同じ学校に通わせることを恐れる親たちの間で広まっています。また長年、ケリー議員の秘書を勤めていたガイリッチさんが今日、ニューヨークの山林で遺体となって発見されました。現場の状況では熊に襲われたとみられます…』
ウルヴァリンはニュースの報道を聞いて学園内を出る中でそれにローグがやってくる。
ローグ「待って、行っちゃうの?」
ウルヴァリン「いやそうじゃない。北のほうに野暮用ができた」
ローグ「結構、気に入ってる。ここにいてほしいの」
ローグがそういう中でウルヴァリンは持っていた認識票をお守りとしてかローグに渡す。
ウルヴァリン「これを取りに戻る」
ウルヴァリンがそう言った後、学園の外へ出て、見回る中でオートバイに気づきそれに乗って恵まれし子らの学園を出発する。
変わってマグニートー用に設計されたプラスチックの独房では収監されたマグニートーと面会してきたプロフェッサーXがチェスをしていた。
マグニートー「夜中に突然、目が覚めんか?。あの馬鹿げた法案が通って人間どもがお前や子供を捕まえに来る。そんな気がして…」
プロフェッサーX「なくはない…」
マグニートー「そんな時にはどうするつもりだ?」
プロフェッサーX「そういう偏狭な人間を大いに憐れみ平和を願う。子供たちのために…」
プロフェッサーXがそう言うと看守がやってきて、独房の外へ運ぼうとする中、マグニートーが話す。
マグニートー「なぜ、ここに来る?チャールズ」
プロフェッサーX「なぜわざわざ聞く?答えは あるだろ?」
マグニートー「そうだな…私に希望を求めてくる…こんなプラスチックの牢獄で一生を終えるつもりはない。戦争は必ず起きる、そして私は戦う、どんな手を使ってもだ」
プロフェッサーX「そこにはいつも私がいることを忘れるなよ」
最後はプロフェッサーXがマグニートーにそう言って立ち去ったところで終わる。
最終更新:2019年09月06日 04:35