敵に対する最強の武器はもう一人の敵である
フリードリヒ・ニーチェ
1844-1900年(翻訳字幕)
ルーマニア、ブカレストの街のサモワール・クラブ。
そこではパーティーが開かれており女性客が車から降り、中へと入る。
女性客「妹は結婚しそうにないわ。母がいないとだめなの。何があるとすぐにママ」
会場内では客らが豪華な食事を味わっている中、主催者のボルサビッチとその妻の娘が演説をする。
ボルサビッチの娘「ここで乾杯したいと思います。今日は私にとって特別な日ですから。緊張するので書いてきたものを読みます。世界で一番優しくて思いやりのある最高の男性に乾杯します!パパに!。願いを叶えてくれた感謝を込めて…」
ボルサビッチの娘がそう言うと、参加客は一斉に拍手をする。
ボルサビッチの娘「皆さんを踊りましょう!」
ミュージシャンが歌を歌い音楽を弾く中、 ワインボトルを皿ごと持ってきたウェイターが主催者・ボルサビッチがいる場所へとやってくる。
ボディガード「待て」
ボディガードに体をチェックされる。
ボディーガード「よし、いいぞ」
そのウェイターはワインを注く中、主催者の妻は夫に話す。
ボルサビッチの妻「踊る?」
ボルサビッチ「いや見てるほうが楽しい」
ボルサビッチがそういう中、ウェイターの不注意でグラスに注がれたワインがこぼれる。
ボルサビッチ「何しやがる!」
スタッフ「すいません!×2」
ボルサビッチの妻「持ってきて!」
ボルサビッチ「頼む!すぐ持ってきてくれ」
ボルサビッチの妻「びしょびしょだわ、もう!」
そのウェイターは離れる中で指にはナイフらしきものをはめており、主催者の夫・ボルサビッチにはその切り傷がありそこから大量の血が出る。
ボディーガード「ボルサビッチさん?、ボルサビッチさん!?。ボスがやられた!さっきのウェイターだ!」
「まさか!さっきの!?奴を追え!逃がすな!」
ボディーガードらはボルサビッチを暗殺したウェイターを探す。
そのウェイターは暗殺者・ブラジルであり調理室を走って裏口から逃げようとする中で追手がやってくると、ブラジルは咄嗟に包丁を投げて追手を殺した後、別の調理室へと入り、待ち伏せとしてか同じく別の追手を油断してる隙に拳銃を何発か発砲し射殺する。
ボディーガード「サーシャ×2!そっちへ行ったぞ!」
ブラジルは外へ出る。
ボディガード(無線)『サーシャ?聞こえるか?。サーシャ…』
外を見張っていたボディガードであるサーシャはすでにブラジルに殺されていた。
変わってローランド・フリントは昏睡状態の妻・アンナを手当てする中で映画のタイトルが表示される。
最終更新:2019年09月06日 04:35