テロップとタイトルが表示された後、テロップと共にアメリカの砂漠の国道が映し出され、赤い車が走る場面となる。
ジェフことジェフリー・テイラーがその車を運転しており隣の席には妻・エイミーが寝ていた。
ジェフは運転しながら荷物を取る中で割り込んできた前方の車に気づきとっさに回避すると同時にエイミーは目が覚める。
運転手「馬鹿野郎!」
ジェフ「何てやつだ。 いきなり前に入ってきた。こっちもよそ見してたけど悪いのは向こうだ!」
エイミー「そうそう休んだ方がいいじゃない?」
ジェフ「店があったら、止めよう」
変わってガソリンスタンド。
車のメンテナンス道具を購入したジェフは店から出て、車のエンジン部分の手入れをする中、給油を待っていたカウボーイハットを被った男性・アールが呼びかける。
アール「いい車だ」
ジェフ「どうも」
アール「エアコン付き 、CD、 革張りシート、まさにフル装備ってやつだな」
ジェフ「ああ、そうだ。だけどあんたのピックアップが役に立つろう、この辺じゃ…」
アール「どこが良いってんだ、あんなボロ車。よく言うぜ」
アールがそう言うと、ジェフは車のボンネットを閉める。
アール「ここらを走るのなら無線は積んだ方がいいぞ」
ジェフ「ええ、そう」
アール「無線にはハンドルネームがいる。いいのを考えてやった。間抜け野郎だ」
ジェフ「ああ…」
アール「分かってんのか、てめぇのせいで俺たちは死にかけたんだぞ」
ジェフ「あのなぁ、君だったかどうか、わからないけどいきなり車が前に飛び出してきたんだ」
アール「じゃあ、何か?悪いか?」
ジェフ「もう、やめよう分かった。悪かった僕が。揉め事はやだ、つまらない」
アール「だろうな、腰抜け」
ジェフがそういう中で店で食べ物などを購入してきたエイミーがやってくる。
アール「ああ、奥さん。運転手は選んだ方がいいよ」
エイミー「あの人、何?」
ジェフ「さっきのトラックの運転手だ。殺されかけたって。さあ、行こう」
エイミー「交代しようか?」
ジェフ「後でいいって」
エイミー「私のは誰にもぶつけたりしないんだけど」
ジェフ「早く、乗れ」
エイミー「わかってるよ」
二人は車に乗ってガソリンスタンドを出発する中でジュースを購入して店を出たアールがその様子を見ていた。
最終更新:2019年09月06日 05:19