|警察故事III
超級警察
POLICE STORY III - SUPER COP|
タイトルとテロップが流れた後、 警察署の会議室で警官らが麻薬密輸の手口に関する会議が行われていた。
国際警官「最近の麻薬密輸は極めて巧妙だ。やつらはブツをコンドームの中に入れ、そのまま飲み込んだり肛門の中に隠して運んでいる。時には死体の中に隠すことがある。去年の一年中で運搬中の死亡事故が150件も発生した。いずれも体内でコンドームが破裂し中毒死する悲惨な死に方だ。しかしそのようなドジな連中は氷山の一角に過ぎない。大部分の密輸犯たちは税関をフリーパスだ」
国際警官がそう言った後、会議室の椅子に座る。
警視総監「香港警察の任務はそういった密輸犯と戦うことだ。資料は揃っている」
チョー「それで、我々に一体どうしろと?」
国際警官「いいか。最大の密輸ルートは東南アジアでそのボスは麻薬王のチャイバだ。彼を捕まえれば全世界の麻薬取引は確実に半減する」
香港警視総監「それで香港警察に何をしろとおっしゃるのです?」
国際警官「優秀な警官を提供してほしいです」
香港警視総監「早速、質問して。明日、お知らせします」
警官らが席を立ち上がる。
香港警視総監「君は選びたまえ。明日までにだ」
香港警官「はい」
チョー「上層部は命令するだけで。自分たちは何もしやしない…」
香港警官「全くだ…君が選べ」
チョー「え?」
香港警官がそう言うと立ち去る。
チョー「どいつもこいつも…」
チョーが言うなかで女性警官に話しかける。
チョー「おいすぐ、チェン刑事を呼べ」
女性警官「はい、警部」
チョー「ありがとう」
女性警官「はい、警部」
最終更新:2019年09月06日 05:30