メイズ・ランナー (映画)のエンディング (吹替版)

記憶喪失のトーマス、ならびに迷宮を攻略に専念していたミンホを筆頭に壁に包囲された空間にいた一同らは高技術で作られた凶暴な生命体の襲撃をくぐり抜けて出口につながると思われる場所となる地下通路へ到着した。
一同が明かりがついた地下通路を歩く中で出口と書かれた扉に目をつける。

フライパン「出口だって?」

フライパンがそう言うとトーマスは扉を開けると、そこは研究室と思われる場所でありそこの研究員らが倒れていた。
トーマスだが研究室の中を見回り歩く。

ミンホ「何があったんだ?」

研究室の廊下の先にはその中央と思われる場所があり、室内は荒らされていた。
トーマスらは研究室内を見渡す中でフライパンとニュートはそばにあったモニターを見ていた中でトーマスらがいた場所が映されていることに気づく。

ニュート「ここで僕らはずっと観察されていた…」

トーマスはタッチパネルの赤いボタンを押すと、中央のモニターに女性エヴァ・ペイジが映り出して、一同はそれを見る。

エヴァ(映像)『ようこそ、私はドクター・エヴァ・ペイジ。人類から破滅を救うWCKD(ウィケッド)計画の責任者です。これを見ているということは名誉の試練を乗り越えたということね…。その場に同席しておめでとうと言いたいところだけど、あいにくそれが状況を許さないの…あなた達は今、大変困惑していると思う。怒り…恐れていることでしょ…でもこれだけは分かってあなた達がしてきたことには全て大きな意味があるの。納得できる理由が。覚えていないでしょうけど、太陽が世界を焼き尽くした。』

次にモニターに太陽フレアで世界全体が燃え、ウイルスの感染したと思われる人が拘束されている場面が映る。

エヴァ(映像)『この地球で何十億とも言う人々が炎に焼かれ、また、飢えて死んでいった。放射性降下物もひどかった。でもさらに酷い追い打ちは…それはフレアと名づけられた人の脳を襲う恐ろしいウイルス。凶暴で予防手段はなく治療不能。そう思われていた…。でもやがてウイルスに侵されても死なない者が現れた。そうよ治療法が見つかる希望が湧いた。でも容易なことではない、その若者厳しい環境下に置いて、その活動を逐一観察し研究する必要があった。どうしてあなた達だけがウイルスに耐えられるのか…その理由を探るためにピンとこないでしょうがあなた達は貴重な存在なの不幸なことに実験はまだ始まったばかり。私たちのやり方に反対の立場をとる人たちも多い。結果がすぐ出ないし恐怖はある。私を含めても手遅れよ…でもあなた達には新しい世界が待っている。忘れないで』

最後にエヴァが対立勢力から情報を聞き出すのを防ぐためか自ら口封じ・証拠隠滅として拳銃で頭を撃ち抜こうとする。

エヴァ(映像)『WCKD(ウィケッド)は正しい』

最後にエヴァがそう言い銃声がなると共にモニターの映像が消える中で出口と思われる扉が開く。

チャック「もう終わったの?」
青年「僕らは貴重だと…これからどうすればいい?」
トーマス「分からない。ここから出よう」

トーマスが出ようとする中で誰かの声が聞こえる。

ギャリー「ダメだ。」
トーマス「ギャリー!」
テレサ「待って!刺されてる」
ギャリー「出られねえんだ!」
トーマス「出てるよ、もう出てる。みんな自由だ!」
ギャリー「自由?俺たちのどこが自由だ!。いや、この場所から逃げられない!」

ギャリーがそういうと持っていた拳銃を向ける。

トーマス「ギャリー、なあ、聞け。混乱してる!。心配ない僕らが力になる!その銃を下ろせ!」
ギャリー「迷路は俺のお家だ」
トーマス「降ろすんだ!」
ギャリー「みんなの家だ!」

ギャリーが一同を撃とうとした中、ミンホはとっさに槍を投げつけてギャリーを突き刺す。
ギャリーは息絶えて倒れた中でチャックの服から血が滲み出る。

トーマス「チャック×2!。嘘だろしっかりしろチャック!見ろ!僕を見るんだチャック!僕を見ろってなあ、しっかりしろって!」
チャック「大丈夫。トーマス…」
トーマス「だめだ!」
チャック「ありがとう…」
トーマス「チャック…チャック!おい!。おい!、起きろチャック!×2。あ、くそっ!」
ミンホ「せっかくここまで来たのに…」
トーマス「ごめん…×2」
ニュート「何でだよ!どうして!」

トーマスとその一同はチャックが息を引き取ったのを見てむせび泣く中、外への出口の扉が開いて、そこから救助しに来たと思われる攻撃部隊がやってくる。
トーマスを筆頭とする一同が部隊に連れ出されて、ヘリコプターに乗せられる。

部隊隊長「みんな大丈夫か?心配ない。もう安心だ」

トーマスらが乗ったヘリコプターが離陸し飛行する中で、一同は窓から攻略した迷宮となる「WCKD サイトA」の外見の全体を見る。

部隊隊長「リラックスしろこれで全てが変わる」

変わってとある研究施設の会議室。
そこには拳銃自殺したと思われたエヴァ・ペイジがやってくる。
エヴァ・ペイジの拳銃自殺は演技であり、座っていた研究員らに話す。

エヴァ「さて…迷路実験は大成功といって間違いない。予想したより生存者は多かったけど…結構なことよ…トーマスは期待通り…いえ…以上の働きをしてくれた。今、彼らは餌に食いついてくれた。断言するには早いけど。問題解決のキーとなってくれるはず。前へ進みましょうこれから実験は第二段階」

最後はトーマスらが乗ったヘリコプターが避難キャンプがあると思われる場所となる廃墟となった大都市に向かったところで終わる。


(終)

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最終更新:2019年09月06日 05:37