沈黙の銃弾のエンディング (吹替版)

麻薬取締局のマイケル・デッカーは女性であるリサと接触したことを機に資金をめぐる麻薬密売組織の事件に巻き込まれた中で取引現場の銃撃戦の末に一味は壊滅し事件は終息した。
マイケルは銃撃戦で負傷を負った同僚・ジョンを車に乗せる。

ジョン「すまん」
マイケル「大丈夫か?」
ジョン「ああ、派手にやられたが、病院に行けば問題ない」

マイケルがジョンを車に乗せた中、リサが拳銃を構える。

リサ「 お疲れ様」
マイケル「ああ」
リサ「お金を渡して」
マイケル「キリスト行きとは無しって言うところだな」
リサ「私のお金よ、人と分けるつもりなんてない。あなたともね…」
マイケル「君のために俺は命をかけた。君に何とか理解してもらいたくてな…この世の中には…まっすぐで心が歪んでない人間がいると…金などいらない。俺にとって大事なのは誇りだ。この先、どうなろうと君にも伝わったはずだ。人生で大切なのは…君のために命を懸け愛してくれるものだと…」
リサ「来世で会いましょう」

リサがそういう中で誰かがリサの額に向かって拳銃を発砲し射殺する、射殺したのは車の中にいたジョンであった。

マイケル「欲をかくとこういうことになるんだ…残念だよ」

マイケルは大量のお金が積んであるバックを車の後部座席に置いた後、ジョンに近づく。

ジョン「思い出した。友達が前に言ってたよ。ストリッパーを信じるな。あいつらが欲しいのはお前との裸の付き合いなんかじゃない。お前の金だ」
マイケル「口の減らないオヤジだな…」
ジョン「もう行こう。そろそろ手当てしないとまずい…」

ジョンがそう言った後、マイケルは車に乗りジョンを手当てしようと病院へ向かう。

ジョン「これでようやくお前に借りを返せた」
マイケル「全く…呆れたバカ親父だ。大丈夫か?」
ジョン「平気だ、ERに連れてってくれ。妻に電話してもらおう…酔っ払って強盗にあったと…そうした方が…」
マイケル「くそったれ。まあ、後の始末は任せろ」
ジョン「馬鹿言うなお前はすぐに逃げろ。キーウェスト行きの航空券は取ってある。それで結局残りの金は俺の…隠してきたのか?」
マイケル「裏口に置いてあるゴミ箱に入れてあるよ」
ジョン「いくらだ?」
マイケル「10万ユーロ」
ジョン「そうかそれでチャラっていうことか」
マイケル「よかろう」
ジョン「成功っていうことか」

マイケル「自分に愛をくれ身に挺して守ってくれる存在。それこそ人生の宝だ。金ばかりを追い求めていたら最後に銃を向けられることになる」

フランスの街並みの光景が映ると同時にマイケルが語り手としてそういった後、 夜となりマイケルが運転しながら置いてあったスマホを通じて娘・ロラと会話する。

マイケル「ああ、ベッカーだ」
ロラ(電話)『ひどい。ザ・ウォークにいるから今夜こそ来てね!』

最後はロラがそういったところで終わる。


(終)

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最終更新:2019年09月06日 05:44